プリンストン社製 Siri リモコン PIP-SRC レポート

iOSのSiriはすでにご存じの通り、自然言語処理機能を搭載しユーザーの質問に答えたり秘書的サービスを行うソフトウェアだ。現在iPhone、iPad、iPod touchが対応しているが、Siriを呼び出すためにはホームボタンの長押しか「Hey Siri」の呼びかけが必要となるものの場合によっては煩雑で使いにくい...。


ここではiPhoneとSiriに的を絞って話しを続けたい。
もともと「Hey Siri」の呼びかけ機能はデバイスの充電中を想定してのサポートだったという。最新のiPhone 6s/6S Plusでは電源に接続されていなくても「Hey Siri」が使えるが、ホームボタンの長押しと「Hey Siri」はともに使い勝手を考える上に改善の余地があると思われる。

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※プリンストン社製 Siri リモコン PIP-SRC パッケージ(上)と同梱品(下)


長押しは充電中はともかく、手元にiPhoneがなければ使えない。また「Hey Siri」は手の届かない距離でも回りにノイズがなければ使えるものの、「Hey Siri」という呼びかけは回りに人がいる場合は躊躇せざるを得ないし、1人の場合にもどうにもしっくりこないという人も多いに違いない。

まあ、何らかの起動のための約束事を作っておかなければ人同士の会話にSiriが反応してしまうことになるわけだが日本で「ヘイ」も言いづらいし「シリ」という言葉もどうにも上品ではない(笑)。車の中であろうと机上にiPhoneを置いている場合であろうともっとスマートにSiriを起動できないものなのか...。

実は「Siri リモコン」という製品が存在するのをご存じだろうか...。私もその存在は知っていたが今般ちょっと実験したいこともあってまずは使ってみようと考えた。
この「Siri リモコン」も数種あるようだが、私が選んだのはプリンストン社製のSiri リモコン PIP-SRCという製品だった。

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※Siri リモコン PIP-SRC。ストラップに付いている状態


PIP-SRCはBluetooth対応で防水設計、そして車の運転中にSiriを利用できるようにとハンドルに取り付けるストラップ型になっている。無論ボタン電池の入れ替えなどのときにはストラップからリモコン本体を外すことができ、リモコンのみでの利用もできる。

PIP-SRCの本体は直径31.7mm、厚さが16mmほどの円筒形である。このフロント、すなわちマイクロフォンのアイコンを押すことでSiri起動のコマンドとなるわけだ。
対応機種はIOS 7以降がインストールされ Siriが利用できるiPhoneならびにiPadということになるが、まずはリモコン本体に同梱されているボタン電池(CR2032)1個をセットする。リモコンの裏にある小さなネジ2つを外すこれまた小さなドライバーも付属しているが、ネジ山を壊さないようにすることとネジを紛失しないように注意するべきだ。

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※リモコンはボタン電池1個で約半年間使える


そしてBluetoothのペアリングを行えば即利用可能となる。リモコンのボタンを1回押せばペアリングされているiPhone/iPadのSiriが起動するわけだ。なおSiriを終了するにはリモコンボタンを2回押すか「バイバイ」「さようなら」と伝えることになるが電源OFFの操作は無く、操作がない状態で約3分経つと自動的に電源OFFとなる。なおボタン電池1個で約半年使用可能だという。

さて、Siriはメッセージの送信や音楽の再生、電話をかける、時刻や天気の問い合わせ、ナビゲーション、インターネットへの検索などができるわけだが、こうした自然言語でSiriを間違いなく利用するためにはあらかじめ使用者の登録はもとより、例えば「山田花子は私の妻です」といった情報をSiriに与えておく必要がある。そうであれば「妻に電話して」でSiriは「携帯か固定電話か」を問い合わせてくる場合があるが、間違いなく電話をかけてくれる。

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※iPhone 6s Plusとストラップから外したSiriリモコン


ということでSiriの便利さは活用すればするほど実感するが、実際の使用感としてはリモコンボタンを押してから話しかけるまでのタイムラグというか、タイミングにまずは慣れる必要がある。

取り急ぎの用途はプレゼンに使うために手に入れた次第...。Siri でこういうこともできる...ということをご紹介するつもりだが、いちいち「Hey Siri」と呼びかけたりiPhoneを手にしてホームボタンを長押しするといった方法ではいかにも野暮ったい。

このSiri リモコンがどこまで役に立ってくれるか、様々な工夫をしながら検証したいと考えている。





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Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員