ラテ飼育格闘日記(396)
言いたくないけど雨が続く…。ラテは動かない。雨が降る。レインコートは必須だ。ラテは嫌がる。一応散歩に出かけるが歩かない。歩かないと進めないし帰れない。ラテは敷物のように地べたにへばりつく。道行く人たちはクスクスと笑いながら通り過ぎる。オトーサンは仕方なくラテを抱き上げて家路を急ぐ…。しゃくに障るから?今回の掲載写真は “抱っこ特集” だ(笑)。
先日も橋の上でラテを抱いて渡っていたとき、前方から歩いて来た中年の女性がすれ違い様に「わっ!プッ」と吹き出した。一瞬足を止めたオトーサンにその女性は「ごめんなさい。人間の赤ちゃんじゃなかったんですね」と笑いが収まらない様子で通り過ぎていった(笑)。
いやはやオトーサン自身だってウケをねらって抱っこしているわけではないし、逆の立場なら「いい歳のオヤジがまた何してるの?」と叫ばなくても心の中で笑うに違いないと思う。そんな違和感のあるシーンなのは分かっているが同じ場所に動かずじっとしているわけにもいかないではないか。


※オトーサンがしゃがみ込むと待ってましたとばかりラテはしがみついてくる(上)。抱き上げて橋を渡る…(下)
そもそもラテは帰り道の一部はオトーサンに抱っこして貰うことを想定済みのようなのだ。オトーサンが強くリードを引くとオトーサンの顔を仰ぎ見て ”お願い光線” を発射する(笑)。そして頃合いを見計らって後ろ足立ちして両前足をオトーサンの足に掛ける。これでほぼ100%オトーサンが「仕方がないなあ」と言いながらも抱っこしてくれるということを…。

※この笑顔を見ると叱れなくなる駄目なオトーサンだ(笑)
たまにすれ違う人たちに「何キロあるんですか?」と聞かれ「19キロ強です」と答えると「凄いですね」と感心されることもある。
確かに例えていうなら10kgの米袋を2つ抱えて歩いている…ということだ。しかしオトーサンは体育系の男ではないし特に力持ちでもなく、普段は重いものなどできるだけ持ちたくない人間だ。

※横から見るとこんな感じ…
それにラテも最初から体重が19kgあったわけでもなく、半分ほどの体重の時代から同じ抱き方をしてきたのでこの7年半ほどの間にオトーサンも腕力がついてきたと同時にいわゆるコツを会得したことになるのだろうか。それに抱き方も常々お伝えしているように人間の子供を抱くような抱き方なのでバランスが良いため、何とかここまで続いてきたが、反面7年半ということはオトーサンもそれだけ確実に年齢を重ねているわけで楽なはずもないのである。
あらためて…抱き方だが、オトーサンはまずしゃがみ込み、後ろ足立ちしたラテのお尻を右腕で巻いて支え、左腕でラテが落下しないようにして持ち上げ、ラテの腹をオトーサンの胸に合わせる。力を入れやすいこともありこのときラテの身体はまだオトーサンの左片側にあるが、抱き上げた後にひと揺らしするとラテは自分から両前足をオトーサンの両肩にかけて身体が完全に合わさって安定する。

※降りてくれる気配なし(笑)
ただしオトーサンの肩にあるラテの前足に力が加わり、時にその爪が肩に食い込むときがあってもそれだけでラテが落ちないほどの力はない。だからオトーサンも前記した右腕だけでラテの身体を支えているのは難しいからと左手で右腕を握って力を分散することになる。これでオトーサン側の気力と元気度にもよるが長い時には15分程度の間、19Kgのラテを抱いたまま歩くことが出来るわけだ…。

※オトーサンの両腕はラテが落ちないように、そしてお尻が痛くないようにと気遣ってこの形になった。ラテもオトーサンのベルトにあるiPhoneケースをベストの上から鐙のように右後ろ足を乗せて安定を図っている(笑)
ラテもなかなか考えているようで、ふと気がつくとオトーサンがジーンズのベルトに下げているiPhoneケースに鐙のように足を乗せて自分なりに安定を図っている。
このときラテはオトーサンの正面に位置しているわけでそのままでは前が見えない(笑)。またオトーサンが被っているキャップのバイザーがラテの顔に当たるので前後逆にするが、ラテにしてみれば楽ちんではあるものの視線の方向とは逆に進むので振り返ることや顔をオトーサンの左右に揺らすことも多く、注意していないとバランスが崩れる。またそれだけでなくラテの顔がオトーサンの正面になれば当然オトーサンの視界を遮るわけで危ない…。

※ときには急な階段を降りる場合もあるので安全第一!
まったく “抱っこ” と一言でいうけど重いだけでなく安全も考えなければならないから…なかなか大変なのだ。それに冬場はともかくこれからの季節、蒸し暑いし当然オトーサンは重い “もの” を抱えて歩いているわけで汗をかく。汗だらけのオトーサンの顔にラテは遠慮なく顔を押しつけるのだからオトーサンの顔はラテの体毛がへばりついて気持ちが悪いことこのうえないときもある。それでも両手が塞がっているわけだから容易に顔を拭くこともできない…。まるで苦行だが、オトーサンは前世でよほどワンコに酷いことでもしたのかと愚痴のひとつも言いたくなる。しかしラテの笑顔を見ると身体の辛さとは別にどこかオトーサンも楽しんでいる自分を発見して苦笑するしかないのだ…。
先日も橋の上でラテを抱いて渡っていたとき、前方から歩いて来た中年の女性がすれ違い様に「わっ!プッ」と吹き出した。一瞬足を止めたオトーサンにその女性は「ごめんなさい。人間の赤ちゃんじゃなかったんですね」と笑いが収まらない様子で通り過ぎていった(笑)。
いやはやオトーサン自身だってウケをねらって抱っこしているわけではないし、逆の立場なら「いい歳のオヤジがまた何してるの?」と叫ばなくても心の中で笑うに違いないと思う。そんな違和感のあるシーンなのは分かっているが同じ場所に動かずじっとしているわけにもいかないではないか。


※オトーサンがしゃがみ込むと待ってましたとばかりラテはしがみついてくる(上)。抱き上げて橋を渡る…(下)
そもそもラテは帰り道の一部はオトーサンに抱っこして貰うことを想定済みのようなのだ。オトーサンが強くリードを引くとオトーサンの顔を仰ぎ見て ”お願い光線” を発射する(笑)。そして頃合いを見計らって後ろ足立ちして両前足をオトーサンの足に掛ける。これでほぼ100%オトーサンが「仕方がないなあ」と言いながらも抱っこしてくれるということを…。

※この笑顔を見ると叱れなくなる駄目なオトーサンだ(笑)
たまにすれ違う人たちに「何キロあるんですか?」と聞かれ「19キロ強です」と答えると「凄いですね」と感心されることもある。
確かに例えていうなら10kgの米袋を2つ抱えて歩いている…ということだ。しかしオトーサンは体育系の男ではないし特に力持ちでもなく、普段は重いものなどできるだけ持ちたくない人間だ。

※横から見るとこんな感じ…
それにラテも最初から体重が19kgあったわけでもなく、半分ほどの体重の時代から同じ抱き方をしてきたのでこの7年半ほどの間にオトーサンも腕力がついてきたと同時にいわゆるコツを会得したことになるのだろうか。それに抱き方も常々お伝えしているように人間の子供を抱くような抱き方なのでバランスが良いため、何とかここまで続いてきたが、反面7年半ということはオトーサンもそれだけ確実に年齢を重ねているわけで楽なはずもないのである。
あらためて…抱き方だが、オトーサンはまずしゃがみ込み、後ろ足立ちしたラテのお尻を右腕で巻いて支え、左腕でラテが落下しないようにして持ち上げ、ラテの腹をオトーサンの胸に合わせる。力を入れやすいこともありこのときラテの身体はまだオトーサンの左片側にあるが、抱き上げた後にひと揺らしするとラテは自分から両前足をオトーサンの両肩にかけて身体が完全に合わさって安定する。

※降りてくれる気配なし(笑)
ただしオトーサンの肩にあるラテの前足に力が加わり、時にその爪が肩に食い込むときがあってもそれだけでラテが落ちないほどの力はない。だからオトーサンも前記した右腕だけでラテの身体を支えているのは難しいからと左手で右腕を握って力を分散することになる。これでオトーサン側の気力と元気度にもよるが長い時には15分程度の間、19Kgのラテを抱いたまま歩くことが出来るわけだ…。

※オトーサンの両腕はラテが落ちないように、そしてお尻が痛くないようにと気遣ってこの形になった。ラテもオトーサンのベルトにあるiPhoneケースをベストの上から鐙のように右後ろ足を乗せて安定を図っている(笑)
ラテもなかなか考えているようで、ふと気がつくとオトーサンがジーンズのベルトに下げているiPhoneケースに鐙のように足を乗せて自分なりに安定を図っている。
このときラテはオトーサンの正面に位置しているわけでそのままでは前が見えない(笑)。またオトーサンが被っているキャップのバイザーがラテの顔に当たるので前後逆にするが、ラテにしてみれば楽ちんではあるものの視線の方向とは逆に進むので振り返ることや顔をオトーサンの左右に揺らすことも多く、注意していないとバランスが崩れる。またそれだけでなくラテの顔がオトーサンの正面になれば当然オトーサンの視界を遮るわけで危ない…。

※ときには急な階段を降りる場合もあるので安全第一!
まったく “抱っこ” と一言でいうけど重いだけでなく安全も考えなければならないから…なかなか大変なのだ。それに冬場はともかくこれからの季節、蒸し暑いし当然オトーサンは重い “もの” を抱えて歩いているわけで汗をかく。汗だらけのオトーサンの顔にラテは遠慮なく顔を押しつけるのだからオトーサンの顔はラテの体毛がへばりついて気持ちが悪いことこのうえないときもある。それでも両手が塞がっているわけだから容易に顔を拭くこともできない…。まるで苦行だが、オトーサンは前世でよほどワンコに酷いことでもしたのかと愚痴のひとつも言いたくなる。しかしラテの笑顔を見ると身体の辛さとは別にどこかオトーサンも楽しんでいる自分を発見して苦笑するしかないのだ…。
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