ラテ飼育格闘日記_849
先日どこでだったかは忘れたが「人間は、いい人生を送るための方法を学ぶために生まれてくる…。しかし犬ははじめからその方法を知っているから人間みたいに長く生きる必要はないのだ」といった言葉が目に付いた。確かによく言われるように人がいわゆる社会的に一人前になるのは18歳とか20歳までの長い年月が必要だがワンコは一年も経てば成犬とみなされる…。
ではワンコは日常何を考えて生きているのだろうか…。そんなことを疑問に思ったことはないだろうか。オトーサンがラテを迎えたのは2006年の12月のことだったからすでに17年も昔のことだが、ワンコを飼ったことのないオトーサンは少しでもワンコの生態やそのトレーニングのより良きやり方を知りたいと数冊の本を買い込んで読みあさった。

※オトーサンに抱っこされてご機嫌
無論著者が違えば意見も違うのは当然だが、現在と比較するとワンコに対する研究はまだまだ遅れていた事もあっただろうし、ワンコに対する見方も現在とはかなり違っていたように思う。
まさかあのパスカルの言葉通り、ワンコには感情とか意志はなく生まれたときからいわゆる機械仕掛けのように出来ることは決まっている…と思う人はいないにしても人間とは違い、記憶や学習そして感情面においても大きく劣った生き物だといった見方が多かったように思う。

※女房を起こしに行き自分もくつろいでしまう(笑)
そうした見方をしていたのがトレーナーだったり獣医だったりしたわけで、いま思えばお粗末な専門家だと言わざるを得ない。
ワンコを常に自分の側に置き、訓練は当然としても家族同様に生活してみればこのワンコという生き物は想像以上の感性および感情を持ち、記憶力も抜群だし従って学習能力も優れていることがわかるはずだ。
とある動物病院の院長は自著の中で「ワンコは普段何を考えているのか?」という問いに「何にも考えていないでしょうね」と答えている。
確かにワンコの興味は食べることと散歩に出ることに集約しているとは思うが、なにも考えていない…というのはこれまた些か理解不足ではなかろうか。

※盟友ハリーちゃんと笑顔を交わし逢う
あれだけ豊かな感情とそれをボディランゲージと表情で表現できるワンコが何も考えていないなどとはオトーサンにとって信じられないことだ。
オトーサンに普段ベタベタしないラテにしても、例えばフローリングで横になっている脇をオトーサンが通れば薄目を開け、オトーサンであることを確認し安心して再び目を瞑る。あるいはお腹が減って入れば起き上がって物欲しそうな表情をする。
その思考の過程は分からないものの、寝ている時にはときに夢を見ているようだし、うなされることもある。そしてオトーサンらの動向をそれなりに認知しているように思える。

※公園で大好きなNちゃんとチュー
いや、我々人間だって「普段何を考えているのか」と問われれば答えに窮するのではないだろうか。目を覚ましているにしても人は数分しかひとつのことに意識を向けていられないとも言われているし、事実言葉に出して説明できるほど明確な事象について考えている時間帯は限られていると思う。
とはいえ我々は日常ボーッとしていたくてもそうはいかない。仕事に出て電車に乗り、デスクワークにしろ外廻りにしろその都度意識が向かう対象があるが、ワンコはそうそう刺激のあることは少ない。
ラテを見ていると例えその根源には食欲と散歩欲、そして飼い主すなわちオトーサンたちに愛されたいとする感情が働いていると思うが、オトーサンの言動を見聞きすればやはり何か直近のことを連想し、玄関で物音がすればそろそろ散歩に出られるのかと思いを馳せるに違いない。

※ガムを楽しみながら女房とお話し…
だからこそ…それだからこそ我々もワンコに感情移入でき自分の子供のように、あるいは友人のように接することができるのだ。
ワンコを、犬を侮ってはならない!
ではワンコは日常何を考えて生きているのだろうか…。そんなことを疑問に思ったことはないだろうか。オトーサンがラテを迎えたのは2006年の12月のことだったからすでに17年も昔のことだが、ワンコを飼ったことのないオトーサンは少しでもワンコの生態やそのトレーニングのより良きやり方を知りたいと数冊の本を買い込んで読みあさった。

※オトーサンに抱っこされてご機嫌
無論著者が違えば意見も違うのは当然だが、現在と比較するとワンコに対する研究はまだまだ遅れていた事もあっただろうし、ワンコに対する見方も現在とはかなり違っていたように思う。
まさかあのパスカルの言葉通り、ワンコには感情とか意志はなく生まれたときからいわゆる機械仕掛けのように出来ることは決まっている…と思う人はいないにしても人間とは違い、記憶や学習そして感情面においても大きく劣った生き物だといった見方が多かったように思う。

※女房を起こしに行き自分もくつろいでしまう(笑)
そうした見方をしていたのがトレーナーだったり獣医だったりしたわけで、いま思えばお粗末な専門家だと言わざるを得ない。
ワンコを常に自分の側に置き、訓練は当然としても家族同様に生活してみればこのワンコという生き物は想像以上の感性および感情を持ち、記憶力も抜群だし従って学習能力も優れていることがわかるはずだ。
とある動物病院の院長は自著の中で「ワンコは普段何を考えているのか?」という問いに「何にも考えていないでしょうね」と答えている。
確かにワンコの興味は食べることと散歩に出ることに集約しているとは思うが、なにも考えていない…というのはこれまた些か理解不足ではなかろうか。

※盟友ハリーちゃんと笑顔を交わし逢う
あれだけ豊かな感情とそれをボディランゲージと表情で表現できるワンコが何も考えていないなどとはオトーサンにとって信じられないことだ。
オトーサンに普段ベタベタしないラテにしても、例えばフローリングで横になっている脇をオトーサンが通れば薄目を開け、オトーサンであることを確認し安心して再び目を瞑る。あるいはお腹が減って入れば起き上がって物欲しそうな表情をする。
その思考の過程は分からないものの、寝ている時にはときに夢を見ているようだし、うなされることもある。そしてオトーサンらの動向をそれなりに認知しているように思える。

※公園で大好きなNちゃんとチュー
いや、我々人間だって「普段何を考えているのか」と問われれば答えに窮するのではないだろうか。目を覚ましているにしても人は数分しかひとつのことに意識を向けていられないとも言われているし、事実言葉に出して説明できるほど明確な事象について考えている時間帯は限られていると思う。
とはいえ我々は日常ボーッとしていたくてもそうはいかない。仕事に出て電車に乗り、デスクワークにしろ外廻りにしろその都度意識が向かう対象があるが、ワンコはそうそう刺激のあることは少ない。
ラテを見ていると例えその根源には食欲と散歩欲、そして飼い主すなわちオトーサンたちに愛されたいとする感情が働いていると思うが、オトーサンの言動を見聞きすればやはり何か直近のことを連想し、玄関で物音がすればそろそろ散歩に出られるのかと思いを馳せるに違いない。

※ガムを楽しみながら女房とお話し…
だからこそ…それだからこそ我々もワンコに感情移入でき自分の子供のように、あるいは友人のように接することができるのだ。
ワンコを、犬を侮ってはならない!