ラテ飼育格闘日記_852
例年に無くこの季節になっても温かいからか、木々の紅葉の色合いが良くないように思える。しかしワンコと散歩するには最良の季節になったわけだが、肝心の愛犬がいないのだから何とも寂しい。そのオトーサンは日々これまでの写真を整理しながらX(Twitter)に数枚ずつラテの写真をアップするのを楽しみにしている…。
残った数千枚の写真を年月および日付順に眺めているとあらためてラテがとても表情豊かなワンコだったことを実感する。無表情、不満足な顔、期待感溢れる顔、眠そうな顔、眠っている顔、喜んでいる顔、笑顔と様々だが、ワンコがこれほど表情および感情表現が豊かなのは当初は分からなかった…
※お気に入りのラテの表情をTシャツなどにして日々愛用している
他のワンコの場合は分からないが、ラテは幼犬時代の表情は概して硬く大きな変化はないように思えた。いや、オトーサン側が予備知識もなかったからして見逃していたこともあるだろうが残った写真を眺めてもそれは確かなように思う。
それはラテは保護犬であったし何らかのトラウマも持っていたように思われるから新しい飼い主に心を許すのには時間がかかったのでろうと推察している。
家族となってからしばらくはオトーサンたちが離れることに恐怖を感じるといった態度を見せた。例えば散歩の途中、オトーサンが景色をカメラに収めたいとラテを側の手すりに繋いだりすると猛烈に鳴き出すといった有り様で、近所のコンビニで買い物をと安全だと思われる場所につないでも吠え続けるのでおちおちと買い物ができなかった。
しかし一般に言う分離不安とは少し違った。なぜならオトーサンが少しずつ馴らさせたこともあったが、ラテは自宅にいるときオトーサンが出かけても騒いだり吠えたりはしなかった。要は知らない場所でオトーサンと離れることに大きな不安を持っていたように思う。
そんなラテだったから当時の表情は総じて硬いものが多い。
やはり表情が豊かになったと思うのは3,4年たってからかも知れない。そして確実なことはいわゆる老犬といった年齢になるとその表情は俄然豊かになったように思える。大げさかも知れないが信頼は揺るがぬものとなり、ラテ本来の気質も和らいだのではないだろうか。
初対面の大人には男女を問わず吠えるというのがいつもの事だったが、13歳くらいからは吠える頻度も低くなり、初対面の人にも甘える姿勢を見せることもあった。
そして最晩年というか、倒れて寝込むようになった頃からはこれまでになくその表情には幼さが増したように思う。子供に帰ったとでもいうのか、子犬時代以上に可愛い表情をするしその表情にも細かなニュアンスが含まれているようにオトーサンには思えた。
オトーサンたちにとってはその15年9ヶ月の命(推定)はとても短く思えたが、近隣のワンコたちの情報などを耳にすると中型犬としては随分と頑張ってくれたようにも思え感謝せざるを得ない。
残った数千枚の写真を年月および日付順に眺めているとあらためてラテがとても表情豊かなワンコだったことを実感する。無表情、不満足な顔、期待感溢れる顔、眠そうな顔、眠っている顔、喜んでいる顔、笑顔と様々だが、ワンコがこれほど表情および感情表現が豊かなのは当初は分からなかった…
※お気に入りのラテの表情をTシャツなどにして日々愛用している
他のワンコの場合は分からないが、ラテは幼犬時代の表情は概して硬く大きな変化はないように思えた。いや、オトーサン側が予備知識もなかったからして見逃していたこともあるだろうが残った写真を眺めてもそれは確かなように思う。
それはラテは保護犬であったし何らかのトラウマも持っていたように思われるから新しい飼い主に心を許すのには時間がかかったのでろうと推察している。
家族となってからしばらくはオトーサンたちが離れることに恐怖を感じるといった態度を見せた。例えば散歩の途中、オトーサンが景色をカメラに収めたいとラテを側の手すりに繋いだりすると猛烈に鳴き出すといった有り様で、近所のコンビニで買い物をと安全だと思われる場所につないでも吠え続けるのでおちおちと買い物ができなかった。
しかし一般に言う分離不安とは少し違った。なぜならオトーサンが少しずつ馴らさせたこともあったが、ラテは自宅にいるときオトーサンが出かけても騒いだり吠えたりはしなかった。要は知らない場所でオトーサンと離れることに大きな不安を持っていたように思う。
そんなラテだったから当時の表情は総じて硬いものが多い。
やはり表情が豊かになったと思うのは3,4年たってからかも知れない。そして確実なことはいわゆる老犬といった年齢になるとその表情は俄然豊かになったように思える。大げさかも知れないが信頼は揺るがぬものとなり、ラテ本来の気質も和らいだのではないだろうか。
初対面の大人には男女を問わず吠えるというのがいつもの事だったが、13歳くらいからは吠える頻度も低くなり、初対面の人にも甘える姿勢を見せることもあった。
そして最晩年というか、倒れて寝込むようになった頃からはこれまでになくその表情には幼さが増したように思う。子供に帰ったとでもいうのか、子犬時代以上に可愛い表情をするしその表情にも細かなニュアンスが含まれているようにオトーサンには思えた。
オトーサンたちにとってはその15年9ヶ月の命(推定)はとても短く思えたが、近隣のワンコたちの情報などを耳にすると中型犬としては随分と頑張ってくれたようにも思え感謝せざるを得ない。