NuAns「BANDWIRE」 Lightning ケーブルレポート

NuAnsのケーブル・ホルダー MAGDOT に続いて今度は同ブランドの携帯性に優れ、伸ばすと約160mmというショートタイプの Lightningケーブル「BANDWIRE」を購入した。無論Apple公式ライセンス「Made for iPhone iPod iPad」を取得した製品である。


仕事部屋であれば iPhoneなどが万一バッテリー切れになっても様々な充電環境を整えているから慌てる必要はない。しかし外出先でガジェット類のバッテリーが消耗すれば厄介なのでやはり何らかのモバイルバッテリーを持ち歩く習慣がついている。問題があるとすればたまたまケーブルを忘れてしまうことか...。

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※NuAnsのLightningケーブル「BANDWIRE」


そのケーブルだが、バッグやポケットに忍ばせるとなれば標準品のような長いケーブルは扱いにくい。したがっていわゆるモバイル用のショートケーブルを好んで愛用してきた。
この種の製品も最近は少しずつ充実してきたように思うが、まだまだ過渡期という気もするし、改良ならびに再考の余地があると思われる製品も多い。

例えば当初はBlueloungeの鍵型 Lightning-USBアダプター「Kii」が気に入り、キーホルダーにぶら下げ愛用していたが、アルミダイキャストのヘッドは一見頑強のようだがポケットでもまれ力が加わるからだろうか、ヘッド内の接着が剥がれ表裏が離れてしまい、ロックが効かずに先端コネクター部分が落ちて紛失という結果となった。

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※鍵型 Lightning-USBアダプター「Kii」はヘッドが壊れやすかった


また他社製品だが「MiLi Lightning USB ケーブル」という製品はケーブル長が20センチと使いやすい短めのケーブルで、付属のキャップ両端に環のようにして納めると腕にブレスレットのように巻き付けておくこともできるしフラットケーブルなのでポケットなどに入れても絡まりにくい。とても扱い易いと使い始めたが、ケーブル自体に問題はないものの、キャップを紛失しやすくて十分に活かせないでいる。

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※MiLi Lightning USB ケーブルはキャップに両端子を納めるとブレスレットのように腕に巻き付けておける


さてNuAnsの「BANDWIRE」Lightningケーブルだが、一見丈夫そうなのが気に入った。そして前記した「MiLi Lightning USB ケーブル」のように両端の金属端子は一体型中央突起部位に収納ができ、金属部分を完全に隠せることでポケットやキーホールに付けても他のアイテムを傷つけない。

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※「BANDWIRE」の両端子を広げたところ


キーホルダーに...と記したが、両端子を収納するとそれぞれループ状になるため、そこをキーホルダーなどにぶら下げることができるわけだ。

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※常に持ち歩くキーホルダーに付けておけばケーブルで慌てなくても済む...


広げれば約160mmのLightning-USBケーブルになり、幅が約14mmといささか柔軟性に欠けるように見えるが、実際にはまずまずフレキシブルに使えるので実用面で問題ない。無論Apple公式ライセンス「Made for iPhone iPod iPad」を取得した製品なので安心して使える。

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※一般的なケーブルと比較すれば柔軟性に欠けるが実用性は十分だ


現実の強度などに関しては今後実利用してみなければ不明だが、その一体型の作りは見るからに丈夫そうだ。長さも外出時にモバイルバッテリーと使うには最適な長さだと思う。また材質はTPE(エラストマー)だが、表面に施された微細なテクスチャーは良質の触感を生みその存在感を高めている。
そう…カラーリングはブラック、ホワイト、カーキ、サフランの4種があるが、私が購入したのはカーキである。

またパッケージの作りはMAGDOTと同様な作りで蓋の開閉にマグネットが使われ、布製のタグがそのデザイン力を高めているしパッケージを開封するのを躊躇させるよい出来だ…。
パッケージを手にした瞬間から楽しみが広がる素敵な製品である...。

BANDWIRE Lightning Cable




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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員