Bフレッツが遅い!そこでギガマンション・スマートタイプにアップデート〜前編
これまでBフレッツのハイパーファミリータイプというサービスを使ってきたが、ここの所アクセススピードが激落ちしオンデマンドなどが正常に視聴できない時間帯が出てきた。そういえば最近…ネットのアクセススピードに無関心過ぎたので久しぶりに適用サービスを再検討することにした。
良し悪しはともかくインターネットというものに手染めるようになってからプロバイダはずっと "インターネットイニシアティブ" 通称 "IIJ4U" だし、接続会社はこれまた最初からNTT東日本である。これらはいまとなってはいくらでも選択肢があるし維持費のバラエティもいろいろだ。しかし黎明期に一番安全で確実なプロバイダと接続業者をと考えれば必然的にこうした選択となった...。その後も月額使用料が割安になるなど様々な売り込みもあったが、頑なに変えないで今日に至っている。
とはいえ、例えばNTTの接続サービスも最初はISDNから始まった。そしてADSLに替わり幾多のスピードアップサービスを経由してBフレッツと呼ばれる光接続になっていった。
結局一昨年に現住居に引越し、それまで使っていたBフレッツ ハイパーファミリータイプという接続サービスを継承して現在に至っている。

※インターネット接続の最初期に使っていたISDNルーター
そのBフレッツ ハイパーファミリータイプ(VDSL)で使い始めた当初は特に問題も感じなかった。申し上げるまでもなくいまはネット接続は当たり前であり特別のことではなくなった。正に空気や水といったものと同じように普段はほとんど意識せずに使っている。
また通常メインマシンの iMacはもとよりだが、iPhoneやiPadも含めてすべてAirMac Extreme経由のWi-Fi、すなわち無線LANとして活用している。そしてアクセススピードも特に問題はなかった。さらに一時期ネットの接続が切れるといったトラブルに見回れたがルーターを新しいものに入れ替えることで快適に使えていた…。

※5月の某日、これまで使ってきたBフレッツ ハイパーファミリータイプ(VDSL)をフレッツ光ネクスト ギガマンション・スマートタイプに変更する工事が始まったが...
しかしごく最近になって少し重いサイトにアクセスすると表示に時間がかかったり、写真の読み込みが遅かったり、NHKのオンデマンドなどでは動画再生がバッファリングを頻繁に繰り返して正常に視聴できないケースが出てきた。ということで普段ほとんどネットのスピードなど測ることはなかったが現状を知ろうと思い出した時に数回ダウンロードスピードを測ったみた。結果は結構悲惨なものだった(笑)。
現在のネット環境は理論値として最高100Mbpsのスペックを持っている。無論現実にはその半分程度出れば御の字だし、事実その程度であれば実用上支障はない。しかし午前中、それも早い時間帯では下りが 60.64Mbpsとか56.85Mbpsといったスピードが出ていたものの、いわゆるゴールデンタイムというのか夕刻から深夜にかけては光接続とは思えない…例えば 2.39Mbpsとか6.82Mbpsといったスピードしか出ていない瞬間があることが分かった。
これらの値がどれほど現実を示しているかはともかく、よい状態ではないことだけは確かだ…。
専用回線ではないしスピードにばらつきがあるのは致し方がないが、思っていた以上に酷いありさまだった。これでは動画サービスどころかブログの運営管理にも問題が出るはずだ。となればスピードアップの選択肢は限られているが、常道としては現在のBフレッツ ハイパーファミリータイプを上位サービスであるフレッツ光ネクスト ギガマンション・スマートタイプに契約変更することだ。
フレッツ光ネクスト ギガマンション・スマートタイプというサービスは上り下り共に最大1Gbpsのスピードが出るという。無論理論値だしベストエフォートで現実問題どれほどのスピードアップになるかはやってみないと分からないが…。
問題はマンションという集合住宅であり、建屋自体が最新の設備に対応しているかが心配だったが、NTTで調べて貰うと問題ないとのことなので即申込みをすることにした。後はプロバイダも変える必要もなく工事日を迎えるだけだ。ただし月額費用が500円ほど高くなること、そして工事費が15,000円ほどかかるというが、これは仕方がない。
ということで工事日を決めて当日を待ったが、残念ながら予約当日は想定外のトラブルに見舞われ後日別途工事予約を取る必要となってしまった。
現在のBフレッツはいわゆるVDSLタイプなのでマンションまでは光ケーブルが引かれているものの建物から個別の部屋までは電話線、すなわちメタルケーブルが引かれ、それをそのまま使っている。
工事担当者に聞くと、今回の工事のキモは室内まで光ケーブルを引くことだという。
ということで現在使っている回線場所(リビング)から光ケーブルを押し込み、マンション外壁の分配器まで押し出そうとしたが途中でひっかかり巧く行かない…。工事担当者曰く、「そちらの部屋(玄関側)に別途電話回線が引かれている場所がありませんか?」という。そこが中継となっているためにひっかかってストレートにケーブルが外に引き出せないらしい。

※この部屋の電話回線内部で光ケーブルがひっかかり、外に出せなかった。工事当日はこのパネルが重量級家具で隠され工事が不能となった
確か…女房が占有している玄関側にある部屋の壁面にテレビアンテナ端子と共に “TEL” と書かれている端子があったようだが、当然のことながら使わないと判断し、すでにその壁面を隠す形で重量級の家具が配置済みであり、おいそれと移動させることは無理だった…。
結局その日、工事は中止し別途日をあらためることにする。それまでの間、別途電話回線が引かれている場所が家具の後ろに隠れているかの確認と問題なければ家具を移動し工事に差し支えがない程度のスペースを作らなければならない。
なかなか大変な事になったが、これが、嗚呼…ミステリーの始まりだった。後編を乞うご期待(笑)。
良し悪しはともかくインターネットというものに手染めるようになってからプロバイダはずっと "インターネットイニシアティブ" 通称 "IIJ4U" だし、接続会社はこれまた最初からNTT東日本である。これらはいまとなってはいくらでも選択肢があるし維持費のバラエティもいろいろだ。しかし黎明期に一番安全で確実なプロバイダと接続業者をと考えれば必然的にこうした選択となった...。その後も月額使用料が割安になるなど様々な売り込みもあったが、頑なに変えないで今日に至っている。
とはいえ、例えばNTTの接続サービスも最初はISDNから始まった。そしてADSLに替わり幾多のスピードアップサービスを経由してBフレッツと呼ばれる光接続になっていった。
結局一昨年に現住居に引越し、それまで使っていたBフレッツ ハイパーファミリータイプという接続サービスを継承して現在に至っている。

※インターネット接続の最初期に使っていたISDNルーター
そのBフレッツ ハイパーファミリータイプ(VDSL)で使い始めた当初は特に問題も感じなかった。申し上げるまでもなくいまはネット接続は当たり前であり特別のことではなくなった。正に空気や水といったものと同じように普段はほとんど意識せずに使っている。
また通常メインマシンの iMacはもとよりだが、iPhoneやiPadも含めてすべてAirMac Extreme経由のWi-Fi、すなわち無線LANとして活用している。そしてアクセススピードも特に問題はなかった。さらに一時期ネットの接続が切れるといったトラブルに見回れたがルーターを新しいものに入れ替えることで快適に使えていた…。

※5月の某日、これまで使ってきたBフレッツ ハイパーファミリータイプ(VDSL)をフレッツ光ネクスト ギガマンション・スマートタイプに変更する工事が始まったが...
しかしごく最近になって少し重いサイトにアクセスすると表示に時間がかかったり、写真の読み込みが遅かったり、NHKのオンデマンドなどでは動画再生がバッファリングを頻繁に繰り返して正常に視聴できないケースが出てきた。ということで普段ほとんどネットのスピードなど測ることはなかったが現状を知ろうと思い出した時に数回ダウンロードスピードを測ったみた。結果は結構悲惨なものだった(笑)。
現在のネット環境は理論値として最高100Mbpsのスペックを持っている。無論現実にはその半分程度出れば御の字だし、事実その程度であれば実用上支障はない。しかし午前中、それも早い時間帯では下りが 60.64Mbpsとか56.85Mbpsといったスピードが出ていたものの、いわゆるゴールデンタイムというのか夕刻から深夜にかけては光接続とは思えない…例えば 2.39Mbpsとか6.82Mbpsといったスピードしか出ていない瞬間があることが分かった。
これらの値がどれほど現実を示しているかはともかく、よい状態ではないことだけは確かだ…。
専用回線ではないしスピードにばらつきがあるのは致し方がないが、思っていた以上に酷いありさまだった。これでは動画サービスどころかブログの運営管理にも問題が出るはずだ。となればスピードアップの選択肢は限られているが、常道としては現在のBフレッツ ハイパーファミリータイプを上位サービスであるフレッツ光ネクスト ギガマンション・スマートタイプに契約変更することだ。
フレッツ光ネクスト ギガマンション・スマートタイプというサービスは上り下り共に最大1Gbpsのスピードが出るという。無論理論値だしベストエフォートで現実問題どれほどのスピードアップになるかはやってみないと分からないが…。
問題はマンションという集合住宅であり、建屋自体が最新の設備に対応しているかが心配だったが、NTTで調べて貰うと問題ないとのことなので即申込みをすることにした。後はプロバイダも変える必要もなく工事日を迎えるだけだ。ただし月額費用が500円ほど高くなること、そして工事費が15,000円ほどかかるというが、これは仕方がない。
ということで工事日を決めて当日を待ったが、残念ながら予約当日は想定外のトラブルに見舞われ後日別途工事予約を取る必要となってしまった。
現在のBフレッツはいわゆるVDSLタイプなのでマンションまでは光ケーブルが引かれているものの建物から個別の部屋までは電話線、すなわちメタルケーブルが引かれ、それをそのまま使っている。
工事担当者に聞くと、今回の工事のキモは室内まで光ケーブルを引くことだという。
ということで現在使っている回線場所(リビング)から光ケーブルを押し込み、マンション外壁の分配器まで押し出そうとしたが途中でひっかかり巧く行かない…。工事担当者曰く、「そちらの部屋(玄関側)に別途電話回線が引かれている場所がありませんか?」という。そこが中継となっているためにひっかかってストレートにケーブルが外に引き出せないらしい。

※この部屋の電話回線内部で光ケーブルがひっかかり、外に出せなかった。工事当日はこのパネルが重量級家具で隠され工事が不能となった
確か…女房が占有している玄関側にある部屋の壁面にテレビアンテナ端子と共に “TEL” と書かれている端子があったようだが、当然のことながら使わないと判断し、すでにその壁面を隠す形で重量級の家具が配置済みであり、おいそれと移動させることは無理だった…。
結局その日、工事は中止し別途日をあらためることにする。それまでの間、別途電話回線が引かれている場所が家具の後ろに隠れているかの確認と問題なければ家具を移動し工事に差し支えがない程度のスペースを作らなければならない。
なかなか大変な事になったが、これが、嗚呼…ミステリーの始まりだった。後編を乞うご期待(笑)。
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