ラテ飼育格闘日記(254)
ラテを半年ぶりに動物病院に連れて行った。目的は四つ足を噛む事と最近体を掻く頻度が高くなったことだ。フロントラインなどは処置しているがノミやダニだけでなく皮膚病やアレルギーの疑いもあるからとまずは病院に電話を入れた後に早速ラテを連れ出した。
時間は午前10時過ぎ、ラテを一級河川のある方向に連れて歩くがものの10数メートル進んだ当たりでこの娘はどこに連れて行かれるかを悟ったようだ。
頻繁にリードを引いていま歩いてきた道を戻ろうとする…。試しにオヤツを取り出して口元に持って行くが、食べない(笑)。緊張のあまりオヤツどころではないのである。
動物病院までは自宅から順調に歩けば20分ほどで着く距離だが、次第にラテの引きと抵抗が強くなる。といって予約した時間に遅れるわけにも行かないし、こればかりはラテの希望を叶えるわけにもいかずなだめすかし、時には強くリードを引いてともかく病院に入る。

※どうです、この鼻筋の通ったベッピンぶりは(笑)
周りにはロシアンブルーとアメリカンショートヘアーの猫が順番を待っていたが、ラテはドアの方に這うように進もうとする。無論外に出たいのだ。それを強引に押しとどめて順番を待つこと約20分、オトーサンは汗をかいてきた。
病室に入り、診察台にラテを乗せるがすでにオトーサンに抱っこ状態でオトーサンが両手を離したら飛び降りるに違いない。とにかく素早く体重を測り検温を行う。
係の女性が教えてくれた体重を聞いてオトーサンは笑みがこぼれた…。ここの所長い間体重は増加するばかりで何とか20kgをキープすることに努力をしていたわけだが、首輪とリードを付けたままで19.72kgと春から740gほど減量したことになる。この減量はオトーサンたちにとっては励みになる。無論体温も問題なかった。
続けて入ってきた院長に事の次第を説明する。特に後ろ足は一目見て傷が広がっているのが分かるわけで鉗子を数本用意し、傷やその周りの毛を数カ所抜いて顕微鏡で見ることになった。
ラテはオトーサンに前両足を預けて抱っこ状態のままだが、声は上げないもののオトーサンにしがみつく力がこもる。
しばらく待っていると院長が結果を説明してくれたが、ダニはいなかったとのこと。症状からして肉球付近は菌類による痒みが出ているようでもあり、体全体を掻くのはやはりアレルギーの疑いもあるという。

※アレルギーに拍車をかけてはまずいので香りだけだぞ...ラテ!
実はこの日、女房から預かった5万円を懐にオトーサンは動物病院をくぐったのである。それはアレルギー検査は高額だと聞いていたからだし無論保険に入っていないので一万や二万円では足りないと覚悟しての病院行きだった。動物病院へ連れて行くにもなかなかの覚悟が必要なのだ(笑)。
ともかく予算的にきつい額だろうがラテが頻繁に痒がっているのを見ているのは辛いし、なによりもラテ自身が可哀想だ。
だからオトーサンたちとしてはアレルギーの病理検査を受けるつもりでいた。しかし院長は「主食の在庫はかなりあるんですか?」と意外なことを聞く。
先般在庫として1Kgの袋を買ったばかりだというと、それではまず食事療法を半月ほど試してみましょうと提案される。オトーサンは「アレルギー検査をしなくていいんですか?」と聞くと、いかにも金を持っていないオヤジと考えているのか(笑)、それは食事療法の後、改善されない場合で遅くないという返事だった。
無論アレルギーで何らかの反応が出たにしろ現実的な症状は複合的なケースが多く、結局は食事療法につきるということらしい。
「毎日どんなものを食べているか?」という質問にオトーサンはあれこれ説明すると院長は「随分といろいろなものを与えているんですね」と苦笑。
ともかく低アレルゲンの主食以外はあげないことにして様子を見ましょうということになった。
数日間はこれまでのフードと混ぜながら次第に低アレルゲン食を多くすると言う作戦だ。ただしまれにこれを食べないワンコもいるのでその時は相談して欲しいといわれる。そんなに不味いのか…とオトーサンも心配になるがまずは心を鬼にしてやってみなければならない。


※ハリーのお母さんに甘えるラテ。見つめるラテの眼差しが何とも印象的だ(笑)
傷にはイソジンを処方され、酷いときには薄くドルバロンという塗り薬を使うことにする。ドルバロンは医者から処方されたのではなくオトーサンたちがネットで調べて実験的にラテに処方していた薬だが、院長はステロイド系の薬なので連続して使い続けないようにと注意をしてくれる。そして薄く塗れとの指示。
半月後にまたどのような変化があるかで次の判断をしましょうということで診察は終わった。
幸い用意した金の大半は使わずに済み、それは良かったのだが本当にアレルギー検査は後で良いのか…。しかし闇雲にお金になるであろう検査や高価な薬を処方するような医者よりは信頼できるとオトーサンは思っているのだが…。
問題は主食のドライフード以外はオヤツもすべて止めてくださいという指示だ。無論今日から100%というわけにはいかないのは医者も重々承知しているに違いないが、ミルクもヨーグルトもそしてトッピング用として使ってきたチキンのレトルトや牛肉の缶詰も食べさせないようにするという理屈だが、果たしてそんなことはできるのだろうかとも思う。
ラテが痒がるその辛さを見ているとオトーサンたちこそ鬼になって食事療法を進めなければならないことは承知しているが帰宅して医者から受け取ったドライフードを開けてみたが、墨のように真っ黒で見るからに不味そうだ(笑)。
オトーサンたちとラテとの格闘は続く!
時間は午前10時過ぎ、ラテを一級河川のある方向に連れて歩くがものの10数メートル進んだ当たりでこの娘はどこに連れて行かれるかを悟ったようだ。
頻繁にリードを引いていま歩いてきた道を戻ろうとする…。試しにオヤツを取り出して口元に持って行くが、食べない(笑)。緊張のあまりオヤツどころではないのである。
動物病院までは自宅から順調に歩けば20分ほどで着く距離だが、次第にラテの引きと抵抗が強くなる。といって予約した時間に遅れるわけにも行かないし、こればかりはラテの希望を叶えるわけにもいかずなだめすかし、時には強くリードを引いてともかく病院に入る。

※どうです、この鼻筋の通ったベッピンぶりは(笑)
周りにはロシアンブルーとアメリカンショートヘアーの猫が順番を待っていたが、ラテはドアの方に這うように進もうとする。無論外に出たいのだ。それを強引に押しとどめて順番を待つこと約20分、オトーサンは汗をかいてきた。
病室に入り、診察台にラテを乗せるがすでにオトーサンに抱っこ状態でオトーサンが両手を離したら飛び降りるに違いない。とにかく素早く体重を測り検温を行う。
係の女性が教えてくれた体重を聞いてオトーサンは笑みがこぼれた…。ここの所長い間体重は増加するばかりで何とか20kgをキープすることに努力をしていたわけだが、首輪とリードを付けたままで19.72kgと春から740gほど減量したことになる。この減量はオトーサンたちにとっては励みになる。無論体温も問題なかった。
続けて入ってきた院長に事の次第を説明する。特に後ろ足は一目見て傷が広がっているのが分かるわけで鉗子を数本用意し、傷やその周りの毛を数カ所抜いて顕微鏡で見ることになった。
ラテはオトーサンに前両足を預けて抱っこ状態のままだが、声は上げないもののオトーサンにしがみつく力がこもる。
しばらく待っていると院長が結果を説明してくれたが、ダニはいなかったとのこと。症状からして肉球付近は菌類による痒みが出ているようでもあり、体全体を掻くのはやはりアレルギーの疑いもあるという。

※アレルギーに拍車をかけてはまずいので香りだけだぞ...ラテ!
実はこの日、女房から預かった5万円を懐にオトーサンは動物病院をくぐったのである。それはアレルギー検査は高額だと聞いていたからだし無論保険に入っていないので一万や二万円では足りないと覚悟しての病院行きだった。動物病院へ連れて行くにもなかなかの覚悟が必要なのだ(笑)。
ともかく予算的にきつい額だろうがラテが頻繁に痒がっているのを見ているのは辛いし、なによりもラテ自身が可哀想だ。
だからオトーサンたちとしてはアレルギーの病理検査を受けるつもりでいた。しかし院長は「主食の在庫はかなりあるんですか?」と意外なことを聞く。
先般在庫として1Kgの袋を買ったばかりだというと、それではまず食事療法を半月ほど試してみましょうと提案される。オトーサンは「アレルギー検査をしなくていいんですか?」と聞くと、いかにも金を持っていないオヤジと考えているのか(笑)、それは食事療法の後、改善されない場合で遅くないという返事だった。
無論アレルギーで何らかの反応が出たにしろ現実的な症状は複合的なケースが多く、結局は食事療法につきるということらしい。
「毎日どんなものを食べているか?」という質問にオトーサンはあれこれ説明すると院長は「随分といろいろなものを与えているんですね」と苦笑。
ともかく低アレルゲンの主食以外はあげないことにして様子を見ましょうということになった。
数日間はこれまでのフードと混ぜながら次第に低アレルゲン食を多くすると言う作戦だ。ただしまれにこれを食べないワンコもいるのでその時は相談して欲しいといわれる。そんなに不味いのか…とオトーサンも心配になるがまずは心を鬼にしてやってみなければならない。


※ハリーのお母さんに甘えるラテ。見つめるラテの眼差しが何とも印象的だ(笑)
傷にはイソジンを処方され、酷いときには薄くドルバロンという塗り薬を使うことにする。ドルバロンは医者から処方されたのではなくオトーサンたちがネットで調べて実験的にラテに処方していた薬だが、院長はステロイド系の薬なので連続して使い続けないようにと注意をしてくれる。そして薄く塗れとの指示。
半月後にまたどのような変化があるかで次の判断をしましょうということで診察は終わった。
幸い用意した金の大半は使わずに済み、それは良かったのだが本当にアレルギー検査は後で良いのか…。しかし闇雲にお金になるであろう検査や高価な薬を処方するような医者よりは信頼できるとオトーサンは思っているのだが…。
問題は主食のドライフード以外はオヤツもすべて止めてくださいという指示だ。無論今日から100%というわけにはいかないのは医者も重々承知しているに違いないが、ミルクもヨーグルトもそしてトッピング用として使ってきたチキンのレトルトや牛肉の缶詰も食べさせないようにするという理屈だが、果たしてそんなことはできるのだろうかとも思う。
ラテが痒がるその辛さを見ているとオトーサンたちこそ鬼になって食事療法を進めなければならないことは承知しているが帰宅して医者から受け取ったドライフードを開けてみたが、墨のように真っ黒で見るからに不味そうだ(笑)。
オトーサンたちとラテとの格闘は続く!
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