ラテ飼育格闘日記(545)
オトーサンが季節を肌で感じるより早く、ラテにはその変化が身にしみて分かっているように思える。外気温23度といえばオトーサンたちにとっては過ごしやすい散歩日よりだが、ラテは早くもコンクリートに腹ばいになるし、公園でも日陰に身を寄せるようになってきた。
相変わらずラテは子供たちとと会えるのを楽しみにしているが、我が儘なものでしつこいと尻尾が下がってくる。それをオトーサンが見定めながら学童たちと一緒に小学校の校門まで一緒に歩く日が続いた。

※落葉と戯れる
この朝の散歩でのオトーサンたちの成果といってはなんだが、ワンコの好きな子供たちにラテの名を知ってもらうきっかけが増えたことだろうか。
時間帯にもよるが、ラテとひとたび散歩に出ると様々なシーンで「ラテちゃ〜ん」と声をかけてくれる。

※散歩途中で小学3年生の校外学習の列に出会った。向こうの歩道から「ラテちゃ〜ん」という声と共に数人が手を振ってくれる
そうした沢山の子供たちと接していると中には驚くような能力…といってよいのだろうか…を持っている子供に接することがあって興味深い。
子供たちは大人が考えるほど遠慮は無いし同級生や友達らとの間にも競争心が目立つときもある。
「あっ、ラテちゃん昨日も公園であったね」と一人の子供が言えば、もうひとりが「私なんか今日で12回目だよ、ラテちゃんと会うの」と対抗心丸出しで口を尖らせる。
オトーサンも差し障りがないように「たくさん会ってくれてありがとうね」などと言いながら足を進めるが、「今日で12回会った」という低学年女子の言葉を聞き流していた。

※ラテは珍しくオトーサンへ抱っこの要求
その次の機会にその子供と公園で会ったとき「嬉しい。わたしラテちゃんとこれで13回目だ」というのでオトーサンは気になった。これまでにも「今日で何回目だよラテのオジサン」といわれ続けてきたが正直子供の遊びだと気にも留めなかったが、そのときもしかしたらこの子は本当にラテと会った回数を数え覚えているのかも知れないと思った。
我々大人はとかくこうしたなにげない子供の物言いをその場限りの話しとして相手にもしないが、子供にとって興味あることにはそれなりに真剣に取り組んでいるのかも知れない。
その日からオトーサンはその子と出会う度にカウントを覚えておくように心がけた。まさかとは思いながら…。

※登校途中の女子がラテの正面に座り込んで挨拶してくれる。ラテの表情はどこか慈愛に満ちた良い表情だ
その子に限らず、朝の散歩の時間はいつも正確であるはずもなくアバウトだ。だから学童たちの通学時間に出会ったとしてもいつもいつも同じ子供と出会うはずもないし、ラテの気まぐれで別のルートに入ってしまうことも多い。
そして数日ぶりにまたまたその子供と出会ったが、いやはや驚いたことにその子がいうカウント数は正確だったのである。
普通「ラテちゃんと会うのは○回目だよ」といった話しに大人は真剣に向き合わないものだが、オトーサンはそれからその女子が「何回目だよ」というとき、きちんと顔を覗き込んで「凄いな。ちゃあんと回数覚えていてくれてるんだね」というようにしている。
子供にとって大人に認められることはきっと嬉しいことに違いない。ぱあっと表情が明るくなるのだ。
子供は偉大である!

※ラテを可愛がってくださるファミリーのオカーサンとポッキーチュー(笑)
別の女子はオトーサンの着る上着やキャップの変化をよく覚えている。
「ねえねえオジサン、どうして今日はグレーのお洋服なの」と見上げる。オトーサンは「今日は少し暖かいからこれにしたんだよ」とこれまた当たり障りの内受け答えをすると「オレンジの方が似合うのにな」と注文をつける(笑)。
「あのオレンジのジャケットは冬服なんだよ。暖かいときには着られないんだ」というと「暖かいときに着られるオレンジがいいよ」という。
そんな他愛もない話しをしながらも校門で十数人の子供たちと手を振りながら別れ、ラテと散歩を続けるが前方からは校門を目指して多くの子供たちとすれ違う。

※お馴染みのファミリーの子供さんたちと遊ぶラテとオトーサン
「わっオオカミだ」と言いながら避ける子、「また会ったね」としゃがみこんでラテの頭を撫でる子と様々だが、先日そうして出会った女子のひとりが大人びた声でいった。
「朝にラテちゃんと会うと元気をもらえるから嬉しいな」と。
オトーサンはただただ「ありがとう」と答えるしかなかった。嬉しいのはオトーサンとラテの方なのだから。
相変わらずラテは子供たちとと会えるのを楽しみにしているが、我が儘なものでしつこいと尻尾が下がってくる。それをオトーサンが見定めながら学童たちと一緒に小学校の校門まで一緒に歩く日が続いた。

※落葉と戯れる
この朝の散歩でのオトーサンたちの成果といってはなんだが、ワンコの好きな子供たちにラテの名を知ってもらうきっかけが増えたことだろうか。
時間帯にもよるが、ラテとひとたび散歩に出ると様々なシーンで「ラテちゃ〜ん」と声をかけてくれる。

※散歩途中で小学3年生の校外学習の列に出会った。向こうの歩道から「ラテちゃ〜ん」という声と共に数人が手を振ってくれる
そうした沢山の子供たちと接していると中には驚くような能力…といってよいのだろうか…を持っている子供に接することがあって興味深い。
子供たちは大人が考えるほど遠慮は無いし同級生や友達らとの間にも競争心が目立つときもある。
「あっ、ラテちゃん昨日も公園であったね」と一人の子供が言えば、もうひとりが「私なんか今日で12回目だよ、ラテちゃんと会うの」と対抗心丸出しで口を尖らせる。
オトーサンも差し障りがないように「たくさん会ってくれてありがとうね」などと言いながら足を進めるが、「今日で12回会った」という低学年女子の言葉を聞き流していた。

※ラテは珍しくオトーサンへ抱っこの要求
その次の機会にその子供と公園で会ったとき「嬉しい。わたしラテちゃんとこれで13回目だ」というのでオトーサンは気になった。これまでにも「今日で何回目だよラテのオジサン」といわれ続けてきたが正直子供の遊びだと気にも留めなかったが、そのときもしかしたらこの子は本当にラテと会った回数を数え覚えているのかも知れないと思った。
我々大人はとかくこうしたなにげない子供の物言いをその場限りの話しとして相手にもしないが、子供にとって興味あることにはそれなりに真剣に取り組んでいるのかも知れない。
その日からオトーサンはその子と出会う度にカウントを覚えておくように心がけた。まさかとは思いながら…。

※登校途中の女子がラテの正面に座り込んで挨拶してくれる。ラテの表情はどこか慈愛に満ちた良い表情だ
その子に限らず、朝の散歩の時間はいつも正確であるはずもなくアバウトだ。だから学童たちの通学時間に出会ったとしてもいつもいつも同じ子供と出会うはずもないし、ラテの気まぐれで別のルートに入ってしまうことも多い。
そして数日ぶりにまたまたその子供と出会ったが、いやはや驚いたことにその子がいうカウント数は正確だったのである。
普通「ラテちゃんと会うのは○回目だよ」といった話しに大人は真剣に向き合わないものだが、オトーサンはそれからその女子が「何回目だよ」というとき、きちんと顔を覗き込んで「凄いな。ちゃあんと回数覚えていてくれてるんだね」というようにしている。
子供にとって大人に認められることはきっと嬉しいことに違いない。ぱあっと表情が明るくなるのだ。
子供は偉大である!

※ラテを可愛がってくださるファミリーのオカーサンとポッキーチュー(笑)
別の女子はオトーサンの着る上着やキャップの変化をよく覚えている。
「ねえねえオジサン、どうして今日はグレーのお洋服なの」と見上げる。オトーサンは「今日は少し暖かいからこれにしたんだよ」とこれまた当たり障りの内受け答えをすると「オレンジの方が似合うのにな」と注文をつける(笑)。
「あのオレンジのジャケットは冬服なんだよ。暖かいときには着られないんだ」というと「暖かいときに着られるオレンジがいいよ」という。
そんな他愛もない話しをしながらも校門で十数人の子供たちと手を振りながら別れ、ラテと散歩を続けるが前方からは校門を目指して多くの子供たちとすれ違う。

※お馴染みのファミリーの子供さんたちと遊ぶラテとオトーサン
「わっオオカミだ」と言いながら避ける子、「また会ったね」としゃがみこんでラテの頭を撫でる子と様々だが、先日そうして出会った女子のひとりが大人びた声でいった。
「朝にラテちゃんと会うと元気をもらえるから嬉しいな」と。
オトーサンはただただ「ありがとう」と答えるしかなかった。嬉しいのはオトーサンとラテの方なのだから。
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