ラテ飼育格闘日記(774)

秋らしくなってきた…。寒くなるまでの短い間なのだろうが、散歩には最適の季節である。とはいえ数年前みたいに一時間も一時間半も歩き続けることはなくなって、せいぜい30分か40分程度の時間であり、かつまた歩く速度が遅いので遠出は難しい。


その短い間に排泄もさせてと、オトーサンのミッションはなかなかに忙しいのです。そうそう、排泄といえば少し前の事、鉄製の電柱かが倒れ、その原因がワンコのオシッコ(塩分)であると発表されて話題になったことがある。
話しはいろいろな方面に飛び、鉄製では無くコンクリートにすべきという話しや、オシッコをかけたら水をかけるのがマナーだろう…といった話しにもなった。

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※やっと散歩に良い季節となったね!


ワンコが電柱のような高い構築物にオシッコをかけるのはマーキングであり、己を大きく見せるためにより高い位置にマーキングを試みるということはよく知られている。
特に雄のワンコはそうした衝動が顕著のようだが、雌のラテは後ろ片足を上げて…のポーズはまったくしない訳ではないがほとんどしない。しかし電柱もそうだが、オトーサンは排泄の場所にも注意を払っているつもりだ。

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※珍しく椅子に座しているオトーサンの足の上に後ろ足を乗せてきた


どういうことかといえば、例えば歩道を歩く際、建物側はラテを歩かせない。車道側を歩かせるよう心がけている。無論それは店舗にしろ住宅にしろ、建物のエントランス付近に排泄しないようにとの配慮だ。
誰しも自宅前に排泄痕が残っているのは不快なものだし、ワンコの習性として一二度そうした跡があるとそこに別のワンコがマーキングしたくなるという習性があるからだ。

また特に道幅が狭かったりする場所や排泄させては拙い場所を通るときにはリードを上に引き、素早くその場を通り過ぎるようにしている。無論それもその位置で排泄をさせないためだ。
さらにマンションのエレベータも朝の散歩に出るときには使わない。それは昨晩から十数時間経っているわけであり、ラテの膀胱も一杯のはずだからである。万一エレベーター内で粗相でもしたら多大な迷惑をかけるからとの配慮であり、したがってエレベータやマンションの共有場所での粗相は一度もない。

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※大好きなKファミリーのオカーサンと出会い、口元を舐めるラテ


こうした話になると必ず「排泄は自宅内で済ます訓練をすべき」という話しが出る。前記した電柱に…うんぬんのときも動物病院の医師だという方がそうした自説を述べた後、ワンコは自宅内で排泄させてもマーキング出来ないからといったストレスを受けることはないとも言っていた。
しかしそうだろうか…。ワンコは物申さないからといってそう言い切って良いのだろうかとオトーサンは考える。

それはあくまで飼い主側、人間側の都合の良い理屈ではないか。確かに室内のシートで排泄してくれれば大雨の日にわざわざ外に出かけなくても済む…。
ともあれ良し悪しはともかくワンコのマーキングはいわゆる本能でありそもそも生活圏での生きる知恵でもあるという。臭いを嗅ぐことでオシッコをしたワンコがいつ頃ここを通り、それがオスなのかメスなのか、体調は良いのか悪いのかといった多くの情報を得ることができるという。

オトーサンは昔、ワンコのマーキングをTwitterに喩え、臭いを嗅ぐことはタイムラインを読むことであり、そこに上書きするのは書込をすることと同義だと書いた。
いやTwitterはともかく、ワンコにとって外に出てマーキングすることはストレス以前にあるべき姿なのであり、ワンコを飼うと言うことはそれらを容認することでもある。

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※いざ、散歩に出かけるぞっ


したがってそのマーキングと自宅内のシートで排泄するのを同列に語る専門家というものを信じるわけにはいかない。とはいえ事実糞尿の始末を怠る飼い主がいることで大きな迷惑を被っている人たちも多いのも事実。要はワンコも飼い主の行動パターンと訓練により「ここではしてはいけない」という事を学習できる能力は持っているわけで、飼い主がもっと神経を使うべきなのだ。

オトーサンもラテ幼犬時代から未経験のこと故、ああでもないこうでもないと試行錯誤を繰り返し、毎日24時間ラテと生活を続けてきた飼い主としては単にシートで済ます訓練を…と言い切ってしまうことは実情に合っていないと思うのだ。オトーサンも当初畳み一畳ほどのサークルの中にクレートを置き、その隣に排泄のためのシートを設置した。「犬の飼い方」といった本のほとんどにそうした準備が必要だと言うことが書かれていたからだ。

しかしである…。ワンコはそもそも綺麗好きな生き物だと思う。寝起きし、食事をする場所の隣に排泄の場所があることが理想の環境なのか…。オトーサンはそう疑問に思ったし、そうではないことにも確信をもった…。ワンコもできることなら自分のテリトリーの中では排泄したくないのだという確信だ。
食事中の方は後でお読みいただきたいが、滅多にないことではあるがラテもお腹を壊すことがあった。我が家に来てすぐにフローリングで粗相してしまったことが一度あったが、それ以外はクレートの中や自宅内は勿論、マンションの共用部分を汚したことは一度もない。

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※外で水を飲ます。最初のひと飲みした後「ありがとう」の意味だと思うが容器を持っているオトーサンの手を舐める


ある日、遅ればせながらラテの異変に気づいたオトーサンは急ぎ準備をして自宅を飛び出たことがあった。ただし前記したようにエレベータは使わず階段で降り、歩道に出る。話しとしてはそこでやってしまっても不思議では無いがラテはそうしたことも一度もない。
我慢して小走りに普段ほとんど向かわない…要は自分のテリトリー外の場所まで行き、そこで用を済ますのだ。いまではオトーサンも学習し、ラテのサインを見逃さないようにと努力しているが、以前は甘えの夜泣きだろうと約2時間近くお腹が痛いのに放置していたことがあった。

結局吠えたり、サークルを引っ掻いたりしたのは下痢のため外に行きたいという主張だったのだが、オトーサンが気づかなかったからじっと我慢していたのである。
話しをワンコに限っても、動物病院の医師であろうとドッグトレーナーであろうと一世代前の古い知見でいる専門家も多くいるのである。だから私たち飼い主は世間一般のワンコの話しでは無く、己が一緒に生活している愛すべきワンコがどうなのか…に注視すべきなのだ。




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主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。
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