ラテ飼育格闘日記(716)
長雨が終わった途端に猛暑がやってきた。いまさら地球温暖化の影響云々といってみたところで涼しくなるわけではないが、このままでは益々我々が生きにくい環境となっていくようで怖い…。ともあれオトーサンは何とか工夫して健康を害さないようにしたいと思うし、ラテの健康は飼い主が責任を持って守らなければならない。
室内では一日中ラテがいる部屋のエアコンは回っている。したがって熱中症に直接結び付くような環境ではないはずだが問題はやはり散歩だ。
ワンコにとって本来飼い主と共に行動を共にする散歩は単に排泄のためとか運動のためといった単純なことだけが問題ではない。やはりメンタルな面でも体力にあった相応の散歩は健康に寄与するはずだが、この時期の暑さはそうも言っていられない…。
※人間以上にワンコの熱中症には注意が必要!
我が家の朝は早いことでもあり、散歩も早めの時間帯に済ますべく努力をしているが、それでもこの時期の外気温は27℃とか28℃に達しているからワンコにとって楽な環境では無い。したがって首に保冷剤を巻き、日陰を探して進み、外にいる時間も短くして終わるようにしている。
この原稿を書いている8月11日~12日は一番の暑さを体験することになった。前日の予報では最高気温は37℃になっていたから「これは大変だ」と心配していたものの当日の多摩市の気温はそれを一度上回る37℃を示した。しかしニュースによれば本来ならラテの散歩コースはなんと38℃まで上がったという。
ちなみにこの11日、群馬県桐生市と伊勢崎市で40.5℃、埼玉県鳩山町で40.2℃を記録するという激暑となった。
※散歩中でも水分補給は大切
無論何が怖いかといえば熱中症だ。ただ、熱中症…熱中症と言うが実際の所どのような要因でどんな症状になるかを実感している人は少ないという。体験したくはないが(笑)。
かくいうオトーサンも熱中症で処置された経験はないので本当の所は分からないが、温度が高いところにいると…というだけが原因ではないようなのが怖い。
熱中症は高温・多湿の環境に長くさらされていると、体温調節が出来なくなってしまい、体温がどんどん上がり、水分や塩分が失われて、立ちくらみや筋肉のひきつれ(こむら返り)が起こったり、異常な高体温になれば多臓器不全(脳、肺、肝臓、腎臓などの多くの臓器が機能しなくなること)となり、最悪は危篤状態に陥ることもあるという。
特にオトーサンのような高齢者は体温調節機能が低下していたり、暑さや喉の渇きに鈍感になりがちなので熱中症にかかりやすいというし、これは子供も同じだ。
そして熱中症は屋外だけでなく屋内でもかかるのでこの時期はマジで注意が必要なのだ。
※夕日を浴びて…暑い!
では予防は…といえば一言で言うなら「高温の環境に長い時間いないこと」につきる。そして十分な水分補給が必要になるが水分だけでなく塩分の補給も大切で、これが不足すると四肢や腹筋などにいわゆるこむら返りが起こり痛みをともなった痙攣(腹痛がみられることも)症状が出ることがあるらしい。これを「熱痙攣」という。
その水分補給だが、少量の汗をかく場合は水やお茶による水分補給で十分だが、大量に汗をかくときは、水やお茶だけ飲んでも脱水症状が良くならないという。何故なら汗をかいて水分を失うということは、同時に塩分も失うということで大量に汗をかいた時は、水分と同様、塩分も一緒に補給する必要があるわけだ…。
悪い事に、大量に汗をかいた時に水だけを飲んでいると、体液が薄くなる。すると体はこれ以上体液を薄めないようにするため、のどの渇きが止まるようになってしまい、さらに体液を濃くしようとするために尿として水分を出すため、ますます水分が不足することになりかねない…。
したがって、大量に汗をかくときは水分と共に塩分の補給が必要になるわけだが、塩分は糖分と一緒にとると吸収が早まるという。特に、熱中症の場合では疲労していることでもありエネルギーを補う必要もあるので糖分も必要となる。
となれば重症の場合はともかく、汗をかいてきたら単なるお茶や水ではなくスポーツ飲料が良いらしい。
※さて、早めに帰ろうか!
オトーサンはこれまで熱中症になったことはないと言ったが、これまで腹筋あたりに痙り症状がでることが数度あった。安易に素人が判断すべき事ではないだろうが、そのときは無理な体の動きをしたから…と思っていたけど、もしかしたら「熱痙攣」だったのかも知れない。
足が痙るのも痛くて辛いが、腹部あたりが痙るのは恐怖である…。
日中、オトーサンはラテと二人暮らしのときの時間が多いから、もしオトーサンが失神してもラテが救急車を呼んでくれる可能性はゼロだ(笑)。無論日中エアコンはフル稼働だが熱中症は温度だけの問題ではないらしいし自覚したときには遅い(一人暮らしだと)場合もある。
なんとか防ぎたいものだが、そういえば関東甲信地方では、今年7月から10月第4水曜日までを対象とした期間中、翌日又は当日の暑さ指数(WBGT)が33以上になると予想される場合に、環境省と気象庁が共同で「熱中症警戒アラート(試行)」を発表し、熱中症への警戒を呼びかけている。
ちなみに例えば8月12日の最高暑さ指数(WBGT)は東京で32で「危険」レベル(31以上)に入っている。問題はこの暑さ指数(WBGT)の計算は少々面倒だが、できることならこの時期は最新の暑さ指数(WBGT)に注意し、熱中症対策をとることが重要となる。
ということでオトーサンは今般「黒球式熱中症指数計」なる製品を手に入れた。これは屋外・屋内を問わず手元で暑さ指数(WBGT)が簡単に計れる機器なのだ。
※気温だけではない暑さ指数(WBGT)を計算表示してくれる「黒球式熱中症指数計」
この場でその詳細を記すのは適当ではないので別途ブログ記事としてご報告することになるかと思うがこの12日にも当然熱中症警戒アラートが発表されている。
僭越な物言いではあるけど、熱中症を他人事と考えずにワンコと共々注視いたしましょう!
室内では一日中ラテがいる部屋のエアコンは回っている。したがって熱中症に直接結び付くような環境ではないはずだが問題はやはり散歩だ。
ワンコにとって本来飼い主と共に行動を共にする散歩は単に排泄のためとか運動のためといった単純なことだけが問題ではない。やはりメンタルな面でも体力にあった相応の散歩は健康に寄与するはずだが、この時期の暑さはそうも言っていられない…。
※人間以上にワンコの熱中症には注意が必要!
我が家の朝は早いことでもあり、散歩も早めの時間帯に済ますべく努力をしているが、それでもこの時期の外気温は27℃とか28℃に達しているからワンコにとって楽な環境では無い。したがって首に保冷剤を巻き、日陰を探して進み、外にいる時間も短くして終わるようにしている。
この原稿を書いている8月11日~12日は一番の暑さを体験することになった。前日の予報では最高気温は37℃になっていたから「これは大変だ」と心配していたものの当日の多摩市の気温はそれを一度上回る37℃を示した。しかしニュースによれば本来ならラテの散歩コースはなんと38℃まで上がったという。
ちなみにこの11日、群馬県桐生市と伊勢崎市で40.5℃、埼玉県鳩山町で40.2℃を記録するという激暑となった。
※散歩中でも水分補給は大切
無論何が怖いかといえば熱中症だ。ただ、熱中症…熱中症と言うが実際の所どのような要因でどんな症状になるかを実感している人は少ないという。体験したくはないが(笑)。
かくいうオトーサンも熱中症で処置された経験はないので本当の所は分からないが、温度が高いところにいると…というだけが原因ではないようなのが怖い。
熱中症は高温・多湿の環境に長くさらされていると、体温調節が出来なくなってしまい、体温がどんどん上がり、水分や塩分が失われて、立ちくらみや筋肉のひきつれ(こむら返り)が起こったり、異常な高体温になれば多臓器不全(脳、肺、肝臓、腎臓などの多くの臓器が機能しなくなること)となり、最悪は危篤状態に陥ることもあるという。
特にオトーサンのような高齢者は体温調節機能が低下していたり、暑さや喉の渇きに鈍感になりがちなので熱中症にかかりやすいというし、これは子供も同じだ。
そして熱中症は屋外だけでなく屋内でもかかるのでこの時期はマジで注意が必要なのだ。
※夕日を浴びて…暑い!
では予防は…といえば一言で言うなら「高温の環境に長い時間いないこと」につきる。そして十分な水分補給が必要になるが水分だけでなく塩分の補給も大切で、これが不足すると四肢や腹筋などにいわゆるこむら返りが起こり痛みをともなった痙攣(腹痛がみられることも)症状が出ることがあるらしい。これを「熱痙攣」という。
その水分補給だが、少量の汗をかく場合は水やお茶による水分補給で十分だが、大量に汗をかくときは、水やお茶だけ飲んでも脱水症状が良くならないという。何故なら汗をかいて水分を失うということは、同時に塩分も失うということで大量に汗をかいた時は、水分と同様、塩分も一緒に補給する必要があるわけだ…。
悪い事に、大量に汗をかいた時に水だけを飲んでいると、体液が薄くなる。すると体はこれ以上体液を薄めないようにするため、のどの渇きが止まるようになってしまい、さらに体液を濃くしようとするために尿として水分を出すため、ますます水分が不足することになりかねない…。
したがって、大量に汗をかくときは水分と共に塩分の補給が必要になるわけだが、塩分は糖分と一緒にとると吸収が早まるという。特に、熱中症の場合では疲労していることでもありエネルギーを補う必要もあるので糖分も必要となる。
となれば重症の場合はともかく、汗をかいてきたら単なるお茶や水ではなくスポーツ飲料が良いらしい。
※さて、早めに帰ろうか!
オトーサンはこれまで熱中症になったことはないと言ったが、これまで腹筋あたりに痙り症状がでることが数度あった。安易に素人が判断すべき事ではないだろうが、そのときは無理な体の動きをしたから…と思っていたけど、もしかしたら「熱痙攣」だったのかも知れない。
足が痙るのも痛くて辛いが、腹部あたりが痙るのは恐怖である…。
日中、オトーサンはラテと二人暮らしのときの時間が多いから、もしオトーサンが失神してもラテが救急車を呼んでくれる可能性はゼロだ(笑)。無論日中エアコンはフル稼働だが熱中症は温度だけの問題ではないらしいし自覚したときには遅い(一人暮らしだと)場合もある。
なんとか防ぎたいものだが、そういえば関東甲信地方では、今年7月から10月第4水曜日までを対象とした期間中、翌日又は当日の暑さ指数(WBGT)が33以上になると予想される場合に、環境省と気象庁が共同で「熱中症警戒アラート(試行)」を発表し、熱中症への警戒を呼びかけている。
ちなみに例えば8月12日の最高暑さ指数(WBGT)は東京で32で「危険」レベル(31以上)に入っている。問題はこの暑さ指数(WBGT)の計算は少々面倒だが、できることならこの時期は最新の暑さ指数(WBGT)に注意し、熱中症対策をとることが重要となる。
ということでオトーサンは今般「黒球式熱中症指数計」なる製品を手に入れた。これは屋外・屋内を問わず手元で暑さ指数(WBGT)が簡単に計れる機器なのだ。
※気温だけではない暑さ指数(WBGT)を計算表示してくれる「黒球式熱中症指数計」
この場でその詳細を記すのは適当ではないので別途ブログ記事としてご報告することになるかと思うがこの12日にも当然熱中症警戒アラートが発表されている。
僭越な物言いではあるけど、熱中症を他人事と考えずにワンコと共々注視いたしましょう!
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