ラテ飼育格闘日記(661)

そろそろ梅雨明けの声が聞こえはじめたが、雨が上がり日射しが出れば気温は高くなる。ワンコの散歩には過酷な時期が始まるというわけで飼い主共々熱中症に注意しながら朝夕の散歩をこなさなければならない。


さて雨が上がったからといつもの公園に行っても子供たちはすでに夏休みに入っているため、人影がほとんどない状態が続く。そもそもが暑くなればそうそう一所にたたずんではいられないが、ラテは待っていれば誰か知り合いが声をかけてくれるだろうと相変わらずの待ち状態となる。

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※日陰で一休み


結局半強制的にオトーサンがリードを引いてその場を離れることになるもののどこに行っても暑いし子供たちの姿は見えないので排泄が済めば帰宅するしかない…。
ラテも暑いのは苦手なのでしぶしぶ家に戻るが機嫌がよくない(笑)。

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※女房が散歩に参加するとラテは頻繁に女房へアイコンタクトする


しかしご飯を食べ、水を飲むと急にオトーサンに向かって吠えはじめたりする。これは怒っているのでは無く「遊ぼう」のサインなのだ。
オトーサンが仕事中だったりして無視すると部屋の入り口まで顔を出して吠え続けたり「キューン」といった切なさそうな泣き声で訴える。

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※オトーサンがボールを見せるとラテの表情がコロリと変わる


オトーサンもどうしても手が離せなかったり腰が痛かったりではないときにはつまらなかった散歩の埋め合わせもあり、ラテの誘いに乗るようには心がけているが、生半可な遊び方だとラテが馬鹿にするのでオトーサンも本気を出さなければならず、なかなかに大変なのだ。

オトーサンが数個の小さなオヤツとラテが好きな生ゴム製のボールを取りだして和室に入るとラテの両眼は爛々で、これがさっきまでブスッとしていた同じワンコかと思うほど満面の笑顔で迎えてくれる。
このボール遊びはそもそもオトーサンがラテを喜ばせようと工夫したもので、ボールを壁にぶつけて跳ね返って来るボールをラテにブロックさせたり、畳みに叩きつけ上に跳ね上がったボールを飛び上がって捕らえさせたり、オトーサンがボールを投げるフリをして瞬間周りのどこかに隠したものを探させたりとメニューがいくつかあるのだ。

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※跳ね上がったボールをキャッチ!


そして上手にボールを捕らえたりすれば小さなオヤツをご褒美にあげることにしている。
それらを適宜まぜて10分程やると真剣に向かってくるラテも「ハアハア」と息が切れてくるしオトーサンも足腰に負荷がかかって辛いが、とにかくラテが喜ぶし、大げさに言うならラテの足腰に問題があるやなしやの検証にもなるし動体視力の確認にもなると思っている。

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※朝の6時、起こしに来たラテをオトーサンの隣に引っ張り込む(笑)


大概ラテのボール遊びの要求は夜なのだが、つき合ってあげると気持ち的にも充実というか満足しているようだし、その後に水を飲んで寝るというのが定番だ。
しかし過日のボール遊びの後、よほど嬉しかったのか、積んであった女房の布団の上に駆け上り、なんとも気持ちよさそうに “うれしょん” をしてしまったのだった(ぎゃあああ)。


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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員