ラテ飼育格闘日記(760)

お陰様でラテは15歳の誕生日を無事迎え、幸いなことにいまのところ元気である。また女房も一応目眩は収まり仕事にでかけているが一番だらしがないのがオトーサンであろうか…。相変わらず全身の痒みと戦ってはいるが、完全終息の先はまだ見えてこない。


で、体調不良で注意力散漫なためか、先週の夕刻珍しく包丁で左人差し指をかなり深く切ってしまった。この十数年…こんなことはなかったのだが、まずは血止めしてから治療をしないと…とキッチンペーパーで指を巻き、強くならないように注意しつつ輪ゴムで止めた。

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※雨の日も風の日も、オトーサンの人指し指が痛くても散歩は続く…


切ったのは人指し指の第二関節あたりで関節上部の皮膚を削いでしまうかのように包丁が滑った…。ただし切れる刃物で切ったからかその時痛みは感じないが出血は目立った。
まったく料理もそして何らかの工作時にも刃物や工具の切っ先方向に手を置かないことは基本中の基本のはずだしそう注意をしていたつもりがこの有様だ。

ともあれ、やってしまったのは戻せないからと血止めをしたまま調理を続けたが、指一本使えないだけでメチャ不自由なのを改めて痛感する。
簡単には止血しないようなので女房が帰宅後に手伝ってもらいつつ本格的な治療と後始末をする。ただしその頃になるとさすがに傷が痛んできた…。

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※止血が出来てから指関節が曲がらないよう自作の指プロテクターを装着


問題は無意識にも指を曲げると傷口が開き、またまた出血してしまうことだ。そこで化膿止めの薬を塗ったガーゼを包帯で巻いた後、昔ばね指の痛み防止にと3Dプリンターで作ったプロテクターを挿してみたらこれがなかなか具合がよろしいので現在も使っている。

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※女房に「なにか頂戴!」と催促


さて今週の出来事の中で特筆すべきはオトーサンが第1回目の新型コロナウイルスワクチンを接種したことだ。世間では相変わらず陰謀説もどきの怪しい意見や見解もあるが、オトーサンは機会ができたら必ず接種すると決めていた。
ともあれ6月14日に予約が取れたが、接種会場は第一希望の近隣ではなく電車で一駅離れた場所でしか取れなかった。

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※接種後に30分待機する。時刻も遅くなったのでそろそろ人がいなくなってくる…


当日、足腰にも不安があるオトーサンはこの際少々贅沢だがタクシーを使うことにしてこれまた初めてタクシーを呼ぶスマホアプリを使ってみた。
そもそも運転免許を持ってないから現役時代はタクシーもそしてハイヤーもよく使ったものだが、遠出をしなくなった分だけタクシーを利用する機会もなくなったので本当に久しぶりだ。そしてスマホアプリも大変便利に往復活用した。

その日は女房が仕事を休みの日だったこともあり、留守番させるラテに気遣うこともなく心置きなく出かけることができた。とはいえ初めての体験なので勝手が分からなかったが、接種そのものはスムーズに終わり、特に痛みも感じなかった。ただし普通接種後15分の様子見をするところ、オトーサンの場合は疾患も多いからか30分待機するように言われた。

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※舌をしまい忘れているのかな?


帰りはタクシーを自宅のマンション前まで横付けしてもらい本当に楽が出来た。そして2回目の接種予定日も決まったわけだが、その後もワクチンによる体調不良や強い痛みはなく安堵している。
ということで、今週も「ラテ格闘日記」と言うより「オトーサン格闘日記」でした(笑)。




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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員