デスクの足元を快適に〜遠赤外線ヒーターパネルを試す

これまで冬場のデスク回りを温かくしようといろいろな試みをしてきた。電気スリッパ、足温器、デスクの裏面に磁石で取り付ける簡易コタツ、小型温風機などなど…。そして現在は電気膝掛けを使っている。しかし、どれも帯に短し襷に長しで一長一短。なかなか自分にとってベストのものがなかった。


それにパソコン作業などで机上のiMacと向かい合う時間が多い訳だが、エアコン暖房だと空気が乾燥し睡魔を誘うし、電気代もかかる。
そんな折、「足元 デスクヒーター」という製品をAmazonで見つけた。折り畳み式で組み立てると前面・左右・底そして天板のパネルで構成された遠赤外線パネルヒーターとなる。また底面には取り外しが出来るフットウォーマーも付いている。

足元パネル_01

※組立後早速仕事部屋のデスク下に押し込んでみたが実に具合がよい


さて本製品は箱でも組み立てる感じで簡単にセットアップができるが箱型の空いている側に足を入れることになる。そして組み立てたものは机の下に設置するのが定番の使い方だ。特に前面パネルは手前に30度傾斜するデザインなので足を入れやすく無駄な空間を作らないのもよい。

これらのパネルは上面を除いて底面・左右・前面と4つのパネルが発熱して足の膝頭から足元をコタツに入っているかのように温めてくれる。
温度調節は3段階で、強:60℃/中:50℃/弱:45℃。タイマーも3時間・6時間・9時間を選べるが安全面からタイマーをOFFにはできない。

足元パネル_02

※側面に組み込まれているコントローラー。温度を3段階に、タイマーを3種設定可能


実際に使ってみると実に具合がよろしい…。特に無音・無風な遠赤外線パネルだから空気の流れやノイズに悩まされることもない。さらに寒がりの方は小振りの膝掛けでも用いれば完璧となるだろう。
なお1時間あたりの消費電力は156Whと電気代も他の暖房器具と比べて格段の省エネが期待できる。また組立サイズだが、幅44cm×奥行34cm×高さ58cmであり無論しまう場合も折りたためばどこかの隙間に収納できる。
一見お大げさに感じる方もいるかと思うが、なかなか理にかなった製品だと思う。






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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員