2022年度、MacTechnology Lab.的ベスト10プロダクトの紹介

2022年は例年になく金遣いが荒かった(笑)。M1 iMac 24インチを皮切りにM1 MacBook Air、iPhone 14 ProそしてApple AirPods Proおよび第10世代無印 iPadとこの数年購入を控えていたアップル製品が一気に揃った感がある…。無論無駄なモノを購入したつもりはないが、円安の影響もありアップル製品は軒並み大幅に値上がりしたのは辛い。
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その他、念願だったELEGOO 光造型3DプリンターMars 3/4KやCREALITY 3Dスキャナ、そしてxTool M1 レーザー彫刻機の入手は私が DIY 三種の神器と考えている製品らであり、これで自分なりに一応のレベルの製品が揃ったことになる。
さらに振り返ればその他、いくつかのソフトウェアを揃えただけでなく数々の…といってよいだろう…モバイルバッテリーやiPhoneケース、MugSafe関連製品、そして3Dプリンター用のフィラメントやレジン等々も購入しているわけで自分なりに大きな散財をした一年だったとも言える。

ということで今年もあと僅かになったが、例年通り@mactech的ベスト10プロダクトの紹介をさせていただこう…。
それにしてもxTool M1 レーザー彫刻機とCREALITY 3Dスキャナは衝撃的な製品だった!
以下簡単なガイドを記しておくが、詳しくは各リンク先のブログ記事があるものはそれを参照いただきたい。

① Apple M1 iMac 24インチ(イエロー)1TB SSD/16GBメモリ
やはりM1 iMac 24インチは日々文字通りに私の思考を拡張してくれる相棒であり1位に相応しいプロダクトだ。2017年7月に27インチ iMac Retina 5Kディスプレイモデルを購入して以来だから5年ぶりにメインマシンを買い換えたわけだが、モニター領域は狭くなったものの実際に使ってみるとまったく不自由はなくM1チップのおかげで随分と快適になった。

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【関連情報】
https://appletechlab.jp/blog-entry-3002.html


② iPhone 14 Pro
2019年9月にiPhone XRを購入以来3年ぶりに新製品を手に入れた。それがiPhone 14 Proである。iPhoneは身に着けている点においてはメインマシンのM1 iMac 24インチ以上だから1位を争うプロダクトには違いない。ただし個人的にはiPhoneで複雑な…重い作業はしないこともあって今のところはそのカメラの高性能化に驚いているに留まっているが、ZOOMなどで外付け高性能カメラとしても使えるようになりその存在感は日増しに高まっている。

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【関連情報】
https://appletechlab.jp/blog-entry-3024.html

③ Apple 第10世代無印 iPad(イエロー)
年末ぎりぎりになって購入したのが新製品の第10世代無印 iPadである。カラーはこれまた今年手に入れたM1 iMac 24インチのイエローと同じくイエローを選んだ。ともかくiPadを購入したのはほんと久しぶりで調べたら6年ぶりだった。
これまで初代iPadはもとより iPad mini、iPad Proと使ってきたがいずれも手に馴染まず手放すことになった。ではなぜいまiPadなのか…。
それは一重にA14 BionicチップとiOS 16.2のコンビネーションによる大幅なパワーアップをベースに新しい「フリーボード」といったアプリケーションの魅力による。そしてホームボタンがなくベゼルも細いスマートさにも惚れたというべきか。

iPad 10_01

【関連情報】
https://appletechlab.jp/blog-entry-3038.html

④ xTool M1 レーザー加工機(ブレード切断可能) 出力10W
この製品はいわゆるレーザー彫刻機、レーザー切断機だがそれだけでなくブレードカッティングの機能も内蔵している優れもので、私レベルとしてはこれまでで最高・最良のレーザー加工機を手にしたと思っている。そして本体のみならず、ライザーベース(本体を嵩上げする台)や筒状の物体をも刻印可能にするRA2 Pro ローラー機器、そしてエアーアシストなど…このレーザー機器には費用を注ぎ込んだ…。
ともあれすでに3Dプリンター、3Dスキャナと合わせてDIYにとっての三種の神器と考えている素晴らしいプロダクトである。そして一言付け加えるならメーカーのサポートも抜群によい!

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【関連情報】
https://appletechlab.jp/blog-entry-3026.html
https://www.youtube.com/watch?v=9CJRdKdSR10


⑤ Apple M1 MacBook Air(スペースグレイ)
デスクトップ派を自認している私が珍しくMacBook Airを手に入れた。実はそもそも本機は第5位にランクインしている3Dスキャナーのコントロール用として手に入れたプロタクトだった…。時には戸外でもスキャニングをしたいとすればデスクトップ機ではどうにもならないからだ。しかし実際に手にしてみるとこれまたM1チップのお陰かとても使い勝手が良く、実際にはサブマシンとしての環境を揃えつつある…。

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【関連情報】
https://appletechlab.jp/blog-entry-3012.html


⑥ CREALITY 3Dスキャナ(カラーキット)
これまで3DスキャナといえばiPhoneとそのためのアプリで試行錯誤していたがやはり専用機が欲しかったのでクラウドファンディングで手に入れた。なかなか使いこなすには熟練技も必要だが、ここに載せたオブジェの複製が精緻に作り得たことをご覧になればその能力は十分推察していただけるに違いない。

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【関連情報】
https://appletechlab.jp/blog-entry-3008.html
https://appletechlab.jp/blog-entry-3011.html


⑦ ELEGOO 光造型3DプリンターMars 3/4K モノクロLCD
これまで3DプリンタといえばFDM方式の製品を使い続けてきたが、細かな造型作りとなると光造型方式には叶わない。また機会があれば是非光造型3Dプリンタも体験したいと考えていたこともあって手に入れた次第。まだ使用頻度は多くないが今後の出番は大幅に拡大するに違いない。ただ現在水洗レジンを使っているにしてもFDM方式と比べて後片付けが面倒なのは…慣れるしかないか(笑)。

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【関連情報】
https://appletechlab.jp/blog-entry-3006.html


⑧ Apple AirPods Pro(第2世代)
これは熟考して買ったと言うより衝動買いに近い…。AirPods MAXを所有していたので特別に空間オーディオとかノイズキャンセリングが目新しい訳ではなかったが、やはり手軽さというか身に着けた感覚がAirPods MAXよりAirPodsの方が軽くてウェアラブル感覚で楽しめるとAirPods MAXを処分してこのApple AirPods Pro 2 を購入した。事実日々とても素晴らしい体験をしている。

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【関連情報】
https://appletechlab.jp/blog-entry-3023.html


⑨ ELEGOO MERCURY X BUNDLE
このプロダクトは6位のELEGOO 光造型3DプリンターMars 3/4K モノクロLCDの周辺機器といった立場にあるものだ。バンドル…とあるが、二次硬化マシンと洗浄マシンの2つが別々のプロダクトとして用意されていたので光造型方式の3Dプリンタを使うには不可欠のアイテムだと同時に購入した次第。

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⑩ ポータブル電源 Anker PowerHouse II 400 & ソーラーパネルPowerSola 3-Port 100W
これだけ電気を必要とする生活を送っているとやはり心配は電力不足による停電だ。また今年は地震はもとより台風も目立ち雨も多く、実際に災害を引き起こしてきた。幸い私が住んでいる地域は今のところ今年も停電を経験しないで済んでいるが、災害時はもとより普段の大型モバイルバッテリーとしても活用させようと専用のソーラーパネルと共に手に入れた。

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【関連情報】
https://appletechlab.jp/blog-entry-2986.html


■■番外編■■
さて、本選にはピックアップしなかったアイテムでも私的な日々を豊かにしてくれるものも多い。ここではふたつのプロダクトを番外編と称してご紹介してみる。

① Keenstone 電動ミルクフォーマー
 私はコーヒー好きを自認している一人だ。日々2~3杯のコーヒーを愛用のコーヒーマシンで煎れて楽しんでいる。特にカプチーノが好きだが好みの濃さのエスプレッソはともかくミルクフォームがなかなか均一にできない。そこで初めてだが電動ミルクフォーマーを買ってみた。
いやはやこれは完璧なミルクフォームを作ってくれる。電源ボタンは一つしかないものの、このボタンを1回押すとマッキアート、2回でカプチーノ、3回でホットミルク、そして4回でアイスコーヒーに最適な常温のフォームを作ってくれる。すでに手放せないアイテムになっている。

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【関連情報】
https://appletechlab.jp/blog-entry-3021.html

② 熱転写プレス機
前記xTool M1 レーザー彫刻機はブレードカッティング機能も備わっている。私にとって目新しいものであるからしてここの所、本家のレーザー加工よりブレード機能を多く使っている(笑)。となればこ精緻なカッティングマシンを使ってオリジナルTシャツでも作ってみようかと好奇心が頭を擡げた…。
カッティングした熱転写シート、あるいはインクジェットプリンターで印刷可能なアイロンプリント用紙などをTシャツに転写するのはアイロンでもよい訳だが、面積が狭い、圧が不均等、圧の時間管理が楽などの利点を考慮して小型の熱転写プレス機を手に入れた。
これを使い、オリジナルTシャツを作ってみたがとても綺麗に仕上がっている。

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【終わりに】
2022年度は私にとってこうした新しいプロダクトを手にする喜びもあったが、愛犬ラテを3月に亡くした悲しみはなによりも大きく、もしかしたら例年にない散財はその悲しみを少しでも和らげようとする無意識の行動だったのかも知れない…。
ともあれ、本年も当ブログにお付き合いいただきありがとうございました。喪中の意味で新年のご挨拶はご遠慮しますが、来年も皆様方にとってよりよい一年でありますように!


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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員