ローライフレックス Automat MX Tessar 75mm f3.5を試し撮り

ヴィヴィアン・マイヤーの写真集や映画に触発され、埃を被っていたローライフレックス Automat MX Tessar 75mm f3.5 を引っ張り出しただけでなく初めて撮影をしてみようという気になった。まあお詳しい方には見ちゃいられない...ということになるかも知れないが今回は初めての二眼レフカメラによる撮影ファーストインプレッションである。


私はカメラとの付き合いだけは長い...。すでに50年ほどになっているが腕が上がったためしはない(笑)。
1989年に起業してからすぐにスティルカメラやデジタルカメラが登場し、その映像を記録したデータをパソコンに読み込むといったアプリケーション開発をやってきたのでいわばデジカメの歴史にずっと寄り添ってきたといえる。だからというわけではないが、すでにデジカメは日常なくてはならない道具となってはいるが、いささか当たり前すぎて面白味が薄れてきたように思える...。

さて私の手にあるローライフレックス Automat MX Tessar 75mm f3.5(以下ローライフレックス)は数年前に撮影小物といった感覚で入手した。こうしたクラシックカメラの知識が貧弱だったし使い物になる美品は当然のことながら高額でもあったから見栄えを重視してそこそこの製品を手に入れた。

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※試し撮りをしたローライフレックス Automat MX Tessar 75mm f3.5


今般初めて撮影を試みる気になったが、本来ならプロに依頼してリペアできれば良いのだろうが、当然のことながらまともな予算が必要になるしそもそもが撮影可能なものなのかも分からない。素人目で一通り確認したつもりではフォーカシングも滑らかでシャッターもすべての速度で作動し絞りも設定に問題はないようだ。そして肝心の撮影用レンズは無論完全であるはずもないが目視では多少のゴミや汚れがあるものの撮れないほど酷くはないように思えた。

ということで全体のパフォーマンスを確認するためにはまずは撮影し、フィルムを現像してみることが肝心だと考えた。もしかしたら光漏れがあったり、レンズが思った以上に状態が悪い、メカ的にシャッタースピードや絞りが合っていない、あるいはピントがビューファインダー上では合っているように見えるが狂っている…などなど使い物にならないと分かれば諦めるしかない...。

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※ファインダースクリーンにはなかなか綺麗に像を結ぶ(ローライナーという接写レンズ使用)


そんな思いでこれまたブローニー(120)フィルムを初めて購入してローライフレックスに装填した。何もかも初めてだが、若い頃に愛用していたカメラは当然のこと銀塩カメラだったわけで細部はともかく昔取った杵柄で大きく迷うことはなかった。

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※ブローニー(120)フィルム5本入りを手に入れた


ただしローライフレックスへのフィルム装填は初めてなので事前にネットでポイントを確認した後にやってみた。少々たどたどしいが問題はなかったようだ。



※ローライフレックスに120フィルムを装填する様子。初めてなので些かたどたどしい(笑)


フィルムは ISO 100の白黒フィルムだが問題は絞りとシャッタースピードの設定だ。最初はこれまた昔の記憶にたよりいい加減にやってみよう思ったが、結局 iOS用の露出計アプリを手に入れiPhoneで使うことにした。ISO感度を100に設定し、絞りを室内だからとF4にしてローライフレックスをセットした三脚と同等の距離から被写体に向けると適切なシャッタースピードが計測される。

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※iOSアプリ「連続露出計」であたりを付けてみた


まあ本式の露出計のような正確さは望めないだろうが指針にはなると考え設定をいくつか変えて撮ってみた。さらに同様に屋外に持ち出して今度は手持ちで数枚撮影...。

シャッターを押すとシャッター音は「チッ」といった感じで小さいが小気味よい反応だ。そして巻き上げクランクを回しフィルムを送り反対に半回しして次のシャッターをチャージするといった手順が心地よい。
ふと何かが足りないと感じ手順を追ってみると屋内ではビューファインダーの映像を確認しながらピントを合わせたが、カメラを屋外に持ち出したとき、ピント合わせをしなかったことに気づく(笑)。こうしてフィルム1本、12枚の頼りない撮影はあっと言う間に終わってしまった。

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※フィルム1本は12枚撮りだが、あっと言う間に終わってしまった


カメラから取りだしたフィルムはしっかりと巻かれていることを確認し最後は糊付けした上でラボへ送ってみた。現像とプリントをした上で送り返してくれるサービスがあるので日にちはかかるが気が楽だ。まことにありがたい時代(笑)。

そのラボはネットで知ったポパイカメラというお店でお願いするのは当然初めてだったが送った翌々日だったか、わざわざ確認の電話をいただいた。言い訳めくが今回はあくまでカメラのテストということなので写ることが分かったら今後長いお付き合いになると思う。
私のローライフレックスによる初めての撮影はこうしてあたふたしている内に終わったが、問題は写っているかどうかだ。多少でも脈があるようならまた続報をお届けしたい。



「おくだけで充電」を実現する画期的なバッテリーケースシリーズ発売

フォーカルポイント株式会社は6月28日、「おくだけで充電」を実現するワイヤレス充電機能搭載の画期的なiPhone用バッテリーケース「mophie juice pack wireless for iPhone 6s/6」シリーズを全国の取扱店を通じて発売すると発表。同社の運営するオンラインストアでも本日より販売を開始した。


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【mophie juice pack wireless for iPhone について】
mophie juice pack wireless for iPhone(モーフィー ジュースパック ワイヤレス フォー アイフォーン)は、ワイヤレス充電機能を搭載した画期的なiPhone用バッテリーケース。付属のワイヤレス充電台におくだけで、装着した本体とケースの両方を充電することができる。

[製品の主な特徴]
juice pack wirelessは、ワイヤレス充電機能を搭載した画期的なバッテリーケース。付属のワイヤレス充電台におくだけで、ケーブルを接続する必要なく充電が開始される。iPhoneに装着した状態で充電台に載せると本体とバッテリーケース両方をワイヤレスに充電できる。例えば、ベッドサイドに充電台を設置すると就寝時にiPhoneをただ載せるだけでスムーズに充電して、深夜にiPhoneの通知を確認したいときもケーブルを抜き差しする必要がなくなる。

△ワイヤレス充電「Qi」規格準拠
 本製品のワイヤレス充電技術には、国際標準規格の「Qi」(チー)が採用されている。充電台には充電状況を確認できるLEDランプが搭載されており付属の充電台以外でも、Qi規格に準拠するワイヤレス充電台に幅広く互換性がある。 また、従来のようにMicro USBケーブルを使用した充電にも対応。

△Qiとバッテリーを内蔵しつつ薄型・軽量を実現
 本製品はワイヤレス充電機能を搭載しながら薄型・軽量にデザインされている。利便性を損なわないよう、バッテリーケースとしてのコンパクトさはそのままに、非接触充電という最先端の充電技術をiPhoneケースに採り入れた。

△iPhoneの利用可能時間をパワフルに延長
 本体内部に繰り返し充電可能なリチウムバッテリーを搭載。iPhoneの使用時間を大幅に延長することができるので、いつもより多く通話やインターネット、テザリングを行っても充電切れを気にすることなくiPhoneを使用できる。 例えば、iPhone 6s/6の場合はインターネットを最大5時間延長して利用することができる。

△iPhoneの為にデザインされた「MFi」認定製品
 Apple社が定める性能基準を満たしていることを保証する「Made for iPhone」認定で、純正のLightningコネクタを使用しているので安心かつ安全。本製品を装着したiPhoneを、MacやPCにMicro USBケーブルで接続することでiPhoneのデータ同期を行うこともできる。

本製品は、iPhone 6s/6用とiPhone 6s Plus/6 Plus用の2モデルをラインナップしている。
価格は、iPhone 6s/6用:オンライン直販価格:12,800円(税抜)。iPhone 6s Plus/6 Plus用:オンライン直販価格が15,800円(税抜)

juice pack wireless for iPhone 6s/6(ワイヤレス充電台付き) 製品ページ
juice pack wireless for iPhone 6s Plus/6 Plus(ワイヤレス充電台付き) 製品ページ




Intego 社、Macセキュリティ製品を X9 にアップグレード

Mac用セキュリティソフトウェアプロバイダの世界的リーダーである Intego 社は、今般その人気セキュリティ製品の最新アップグレード版であるX9をリリースしたと発表。


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Intego 社は Apple のセキュリティを専門に扱う唯一のソフトウェアプロバイダであり、その広範囲にわたる知識は最新の X9 製品すべてに活かされている。
たとえば、Intego 社が誇る数々の賞を受賞したMac用ウイルス対策ソフトウェア “VirusBarrier”も、現在のデジタル環境で最も総合的な Mac 用セキュリティソリューション、Mac Premium Bundle X9に含まれている。

Intego社の新しい X9 シリーズには以下のバンドル製品がある。

・Mac Internet Security X9:
 VirusBarrier X9 と NetBarrier X9 で構成されており、Mac 用のアンチウイルス、アンチバンダル、フィッシング対策、およびスパイウェア対策のプロテクションが含まれているほか、双方向型のファイアウォールによって最高のインターネットセキュリティをもたらす。

・Mac Washing Machine Secure X9:
 VirusBarrier X9 と NetBarrier X9 に加え、パワフルな Mac 用クリーンアップソフトウェアが含まれている。このバンドル製品は、重複するファイルやその他の不要なファイルを見つけて削除し、ハードディスクの容量を解放してオペレーティングシステムの処理速度改善を図る。また、Dock やデスクトップの整理を行うこともできる。スマートフォルダを作成すれば、頻繁に使用するファイルにすばやくアクセスできるようになる。

・ContentBarrier Secure X9:
 Intego 社の Mac 用ウイルス対策およびファイアウォールソリューションに加え、Mac 用のペアレンタルコントロールが含まれている。このバンドル製品があれば、保護者の方は幼児から十代の若者まで、あらゆる年齢のお子様に対して適切なオンライン上の防護壁を設けたり、インターネットにアクセスできる時間帯を制限したりできる。また、小児性愛者対策として、すべての標準チャットプロトコルに対応するアンチプレデターチャット監視技術が含まれている。

・Mac Premium Bundle X9:
 プロテクションとセキュリティ、そして安心感が得られる究極の組み合わせです。Mac 用のインターネットセキュリティ、ペアレンタルコントロール、クリーンアップ、およびバックアップ用の各種ソフトウェアが含まれた Intego 製の完全スイート製品。

今回の製品には、以下のとおり数多くの機能向上および強化が含まれている。
−さらに使いやすくなった X9 シリーズの新しいインターフェイス
−プライバシー保護のためのフィッシング対策設定
−エンジンを改良したことで Mac 上でのスキャンが速くなり、パフォーマンスが向上

Mac Premium Bundle X9 およびその他の X9 製品には英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、日本語の言語版がある。各製品の価格については Intego 社および国内代理店(www.act2.com)のウェブサイトを参照のこと。

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Art Text3の仕組みを紹介

Art Text3というテキストを魅力的に演出するアプリケーションの紹介で前回はいきなり「ドーナツ」を作ってみた。その優れた機能と操作性を端的に知っていただこうという趣旨だったが、今回はそのArt Text3の機能全容をざっとご紹介したい。とはいっても奥が深いので上辺だけになるかも...。


さてArt Text3はテキストの3D表示をはじめ、様々な変型や質感を変えたり背景と共に人目を引くロゴやデザインを作り上げることが出来るツールだが決して奇抜なことだけを目的にしたものではない。どう使うかは申し上げるまでもなくユーザーのセンス、器量次第ということになるが、まずは「こんなことができます」の例としてアプリに含まれているサンプルを2つご覧いただいて先に進もう。なお使用したバージョンは 3.0.1だ。

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※Art Text 3による作例


Art Text3を起動するとひとつのウィンドウが開く。中央はキャンバスだ。左には「コンテンツパネル」右側には「インスペクタ」が表示する。ただし「インスペクタ」はキャンバス上のオブジェクトをクリックすることでオブジェクトに適切なインスペクタが表示される仕組みだ。

なお以後の図版は最下段の表を除きクリックで拡大するので参考にしていただきたい。

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まず一番目立つ「コンテンツパネル」をご紹介する。
一番上には左から「スタイル」「支援イメージ」「形状」そして「レイヤー」を切り換えるアイコンが列んでいる。起動時には「スタイル」モードになっているはずだ。
この「スタイル」モード時だとその下にあるポップアップメニューは「3Dヘッダ」となっていてその「コンテンツパネル」下にはずらりと目立つテンプレートが列んでいる。

これらは皆「3Dヘッダ」と呼ばれるテクスチャ付き3Dフォントのいわばライブラリだが、それぞれをクリックすればキャンバス上のフォントに即反映される。

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そして3Dフォント中央下にはオブジェクト下部にある回転ツールをマウスドラッグすると3Dオブジェクトは360度自由に回転できる。




またオブジェクト自体をドラッグしての移動、四隅のポイントをドラッグしての拡大も自在だ。
この「スタイル」モード時のポップアップメニューには「3Dヘッダ」の他に「a_Basic」「2Dヘッダ」「ボタンアイコン」があり、切り換える毎に後述する「インスペクタ」の表示も変わる。

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※上から「a_Basic」「2Dヘッダ」「ボタンアイコン」モード表示


次にコンテンツパネルのアイコンを「支援イメージ」にしてみよう。ここにも驚くほど多彩なオブジェクト群が収録されているが「支援イメージ」のポップアップメニューは「背景」「照明エフェクト」「写真と画像」に切り換えられる。なお「写真と画像」は初期値ではユーザー自身の「写真」アプリデータがアサインされる。

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※上から「支援イメージ」モード時の「背景」「照明エフェクト」「写真と画像」表示


続いてコンテンツパネルのアイコンを「形状」にしてみる。この場合のポップアップメニューには「スマートシェイプ」「カスタム形状」「ステイン」「水彩」「手書き」「アイコン」「矢印」「シンボル」「動物」「人」「建築」「星」「輸送」「植物」「食物」「レジャー」「音楽」「カスタムフォルダ」と夥しい数のクリップアートが収録されている。

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※「形状」モード時の「スマートシェイプ」と「ステイン」表示


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※「形状」モード時の「水彩」「手書き」「アイコン」表示


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※「形状」モード時の「矢印」「シンボル」「動物」表示


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※「形状」モード時の「人」「建築」「星」表示


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※「形状」モード時の「輸送」「植物」「食物」表示


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※「形状」モード時の「レジャー」「音楽」表示


そしてコンテンツパネル最後は「レイヤー」モードだ。
これに切り換えると現在キャンバス上にある複数オブジェクトのレイヤー順がリストアップされ、非表示にしたり順番を入れ替えたり削除が可能で、コンテンツパネル最下段の右下アイコンで表示をビジュアルレイヤーとして確認もできる。

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※レイヤーのリスト表示モード(上)とビジュアル表示モード(下)


ここまで「コンテンツパネル」の内容を駆け足で見てきたが、半端なボリュームでないだけでなくその質もオマケ的なものではないのが印象的である。

では「インスペクタ」を見ていただこう。
例えばArt Text3を起動するとそのキャンバスには "Text" という文字が入る。このオブジェクトをクリックしてアクティブにすると初めて「インスペクタ」が表示する。重要な事は「インスペクタ」はこれまた様々な機能を持っているが、オブジェクトが2Dなのか3Dなのか...といった違いによってその使える機能が変わることを知っておきたい。

例えばキャンバスの "Text" をクリックすると表示する「インスペクタ」一番上はテキストフィールドだ。ここに任意の文字列を入力することでオリジナルな文字入力が可能になる。勿論日本語入力もサポートしており、フォント指定やマテリアル、エフェクト、ジオメトリといった機能がONとなる。

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まず「マテリアル」だがその右には「プリセット」のポップアップメニューが用意されており「ファブリック」「グランジ」「メタル」「その他」「自然」「ネオン」「プラスチック」「シンプル」「ストーン」「ウッド」「カスタム」とこれまた膨大にマテリアル群が用意されている。

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「マテリアル」に続き「エフェクト」を開いて見る。ここにも「不透明度」「ブレンドモード」の他「影」「グロー」「フォース」という機能が備わっており、それぞれが詳細な設定を可能にしている。
3Dオブジェクトなどでは焦点距離の設定まで可能で、手前にピントを合わせて奥にいくほどぼやけた設定などを可能にする。

「インスペクタ」最後は「ジオメトリ」だ。これまたそれぞれの機能を実際にオペレーションしてみれば効果は一目瞭然だが、オブジェクトの奥行きを決める「深さ」や「太さ」「面取り」の他にテキストをどのように配置するかのバリエーション機能「変型」まで揃っている。

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※「ジオメトリ」の効果例


これらの機能やライブラリを駆使すればコンテンツ作りに際し、素材や機能の不足は言い訳にならない(笑)。勿論キャンバスにはユーザーが別途用意した、あるいは作ったビジュアルを取り入れ組み合わせることが出来る。ただしArt Text3はあくまでテキストの3Dまでに拘ったツールであり、ゼロからのモデリングはできないが、分をわきまえた素晴らしいアプリケーションだと思う。

念のため最後に「コンテンツパネル」内にあるライブラリの種類と収録数を一覧にしてみた。

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機会があったら是非使っていただきたいと願う…。


ラテ飼育格闘日記(499)

オトーサンもそろそろ散歩中に汗をかく時期になった。したがって暑いのが苦手なラテの気持ちも少しはわかるが、まあ…歩かないことには散歩にならないのでとにかくこれからは歩かせるのに苦労する。酷い時には近隣にある自動販売機のところまでいき、そこで水を飲むだけでUターンし戻ってしまうこともあるのだから…。


ともかく30分でも1時間でも、時間の長い短いではなくラテにとって少しでも充実した、楽しい散歩でありたいとオトーサンは常々考えているが、ファッションセンター「しまむら」の自動販売機で水を飲んでUターンでは出会いも何もあったものではない(笑)。
それでもオトーサンは騙しだまし子供たちの声のする公園に足を向けたりするものの、こどもたち皆がワンコ好きであるはずもないし逆に明らかに怖い素振りで遠目で見て逃げてしまう子供もいる。

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※この輝いた表情を見たいが為にオトーサンも努力しているのだ


しかし手前味噌だがワンコと子供たちといったシーンは実に絵になるしラテならずともオトーサン自身も刺激があって面白い。その子供たちといってもほとんどは女の子たちだ。やはり母性の関係からなのか男の子たちとはワンコに対する振る舞いも違うし総じて近づいて来るのは女の子たちである。

この10年間、観察したところによれば初対面でも子供たちにはフレンドリーなラテだが、それでも好みもあることが分かっている。一番好きというかラテが好んで近づくのが小学生だ。中学生や高校生に対しても愛想はいいが幼犬時代に小学4年生前後の女子たちに可愛がってもらったその体験と記憶がそうさせているのか、あるいはそうした年代の子供たちを同類と見るからなのか、とにかくラテは自分から近づいていく。

ときに社会人の女性たちに声をかけられることもあるが、20歳を越えたであろうオネーサンたちになるとラテは警戒する場合がある。オトーサンの好みは小学生より綺麗なオネーサンの方が良いのだが、この点は残念ながらラテと好みは合わない(笑)。
逆に未就学児童や幼児だとラテは扱いに困っている感じでフレンドリーではあるものの気を遣っている感じもして興味深い。

先日のある日、幼稚園の脇をラテと歩いていると「あっ、ワンちゃん!可愛い…」という女の子の声がした。ラテは「可愛い」という言葉に見事に反応して歩みを止めて振り返った。どうやら母親と一緒に自転車で帰ろうと幼稚園から出てきた所のようだった…。女の子は「さわりた〜い」とゆっくりこちらに歩いてくるが母親はワンコ嫌いなのか、あるいは子供の好きなようにさせようとしているのかは分からないが向こうで動かず待っている。

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※未就学児童の可愛い女の子がラテに近づいて来た。オカーサンは自転車のある所で待っている(笑)


実はこうしたとき母親が「こら、ワンちゃんの散歩の邪魔してはダメデショ」とかなんとか言いながら近づいて来られるとラテは見知らぬ大人に対して100%吠えるので子供との触れ合いもご破算になってしまうのだが、このときは幸い?子供だけがニコニコしながら近づいて来る。ラテは早くも向きを変え尻尾を軽く振りながら歓迎の意志を示している。女の子は感心に「触ってもいい?」と聞く。オトーサンは「大丈夫だよ、優しくね」と答えたが、自転車のところで待っている母親は心配らしく遠くから「尻尾はワンちゃんが怖がるからダメよ」と声をかけてきた。

女の子はラテの頭を撫で、嬉しそうに母親のところに戻って行き、母親は「ありがとうございました」と声をかけてくれた。オトーサンも「こちらこそ!」と会釈をしてその場を離れる。
どうということのないシーンだが、せっかく見知らぬワンコに近づきたいというときにラテが吠えたりして「ワンコは怖いものだ」等とトラウマになられては気の毒なのでオトーサンも気を遣うが、ラテもこうした幼児には積極的に近づいたり顔を舐めたりしないのは面白い。

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※刺激がない散歩はご休憩モードが多発する


これが小学生ともなり、それも1,2度出会ったことがある子供だとラテも喜びを正直に表す。前記したように少しでも遊ぶきっかけを作りたいと自分から進んで近づこうとするのだ。
数日後、近所の砂場の公園橫を通ったら「あっ、可愛い!」と一輪車の稽古をしていた女子2人に声をかけられた。オトーサンはチャンスとばかりラテと一緒に公園に入ったが、数度会ったことのある女の子たちで早速ラテは揉みくちゃに(笑)。

しかしラテも大したもので「尻尾を三つ編みにしちゃおうか」とか「あっ、いい感じだぁ」と尻尾や耳の内側まで指を突っ込んでくるが、文字通り嫌な顔も見せずに大人しくしている。そして座り込んだ女子の1人にはチューまでしている。その子供は家で小型犬を飼っているとのことでワンコには慣れているようだが些か扱いが乱暴だ(笑)。

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※子供たちに耳や尻尾を触られてもラテはフレンドリーだ


2人の女子と駆けっこをしたりとラテにとって楽しいひとときだったに違いないがさすがに飽きてきたように思えたので引き上げようとすると、そこに柴犬のアンリちゃんが登場!
ワンコにはとかく愛想が悪いラテだが、このアンリちゃんには最初からフレンドリーでその日も2匹でお互い遊びのポーズをし合っている。双方共にリードをつけているので駆け回ることはできないがラテにとってはこれまた嬉しいひとときだったに違いない。

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※柴犬のアンリちゃんと遊びのポーズ合戦


朝夕どちらかの散歩だけでもいいが、こうした出会いが1度でもあるとラテの表情とその後の足取りが違ってくる。とはいえ当然のことながらこうした出会いはあくまで偶然なので出会えないときには1週間出会うことができないときもあるわけで、出会いの確率を増やすため散歩のルートや時間帯をどう選ぶか、オトーサンの腕の見せ所でもあるのだ。



ヴィヴィアン・マイヤーに見るローライフレックス 2眼レフカメラ考

ヴィヴィアン・マイヤー(Vivian Maier 1926-2009)が撮った15万枚ともいう膨大な写真のうち、我々が見ることができるのはまだまだ僅かだ。しかしそれらのうち特に印象深いのはローライフレックスで撮った正方形の写真たちだ。後にはバルナックライカも使っているが、現在発売されている写真集のほとんどはローライフレックスによるものだ。


最初にヴィヴィアン・マイヤーの写真を見た強い印象がいまだに後を引いている。それら6×6のスクエアフォーマットによる写真は普段横長の写真になれている眼には新鮮だった。また中判カメラならではのクリアな映像にも惹きつけられる。その写真の魅力は彼女の感性による観察眼と構図、そしてシャッターチャンスによるものだがやはりローライフレックスならではの特性も見て取れる。

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※ヴィヴィアン・マイヤーが使っていた同型のローライフレックス Automat MXの正面


特に彼女の自撮り写真を見ると僅かではあるもののローライフレックスの扱い方が見て取れるように思うのでここではローライフレックスというカメラとヴィヴィアン・マイヤーの関係性について夢想してみた…。
まずマイヤーが使っていたローライフレックスは数台あったようだが、写真集のほとんどは1951年発売の Rolleiflex Automat MX という機種だったように見える。

この二眼レフカメラは現在のカメラのようにオート撮影ができるわけではないから絞りとシャッタースピードを適宜合わす必要があったし無論ピントもオートフォーカスではないから手動で合わさなければならない。さらにフィルムは1本で12枚しか撮れないから1回シャッターを押すにもコスト面も含めそれなりの覚悟というか明確な意志が必要だったし、数時間街を歩けばフィルムの入れ替えを何度も行わなければならなかっただろう。そしてそれも現在の感覚ではかなり面倒な作業となる。

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※フィルム装填は底にあるロックを外し裏蓋を開ける


まあデジタルカメラと比較すればとても手のかかるカメラなわけだ。そしてヴィヴィアン・マイヤーはローライフレックス MXを革ケースに収め、首から下げていたはずだが大柄だったというヴィヴィアン・マイヤーにしても時に肩が凝ったのではなかったか…。なにしろサイズは突起物を除き本体は約幅 76 × 高さ140 × 奥行 95mmほどだしフォーカシングフードを開ければ高さは約200mmほどになるものの手に余ることはない。ただし重さは本体のみで970gほどでありこれに本革のケースが付けば確実に1kgは越えるからだ。

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※フォーカシングフードを開けたローライフレックス


そもそも当時女性が街中をカメラを提げて撮り歩くということ自体珍しいことだったし大柄な彼女の歩き方自体大股で軍人のような歩き方だったというから目立った存在だったに違いない。それも普通に考えればスラムのような裏町を高価なカメラを提げて歩き回ることは危険だったように思うが、彼女はかなりの変わり者だったというしそのエキセントリックな振る舞いが人を寄せ付けなかったのかも知れない。

さて、ではローライフレックス MXとはどんなカメラだったのか…。この超有名な二眼レフカメラは現在でも多くの方々に愛用されている。したがってにわか仕立ての知識を振りかざしてもすぐにメッキが剥がれるから知ったかぶりは避けたいが、実は私の手元にもヴィヴィアン・マイヤーが愛用したであろう同型のローライフレックス Automat MXがあるので実機を見ながら分かる範囲で話しを進めてみたい。

ヴィヴィアン・マイヤーのセルフポートレート写真を見ると、彼女は首から下げたカメラを胸の所まで持ち上げつつ両掌および中指/薬指などで支え、さら右手人指し指は当然ながらシャッター位置に置いている。また左掌あたりは常にフォーカシングルノブを回転できるようにスタンバイしている感じか…。

写真集「Vivian Maier: Self-Portraits 」の例えば最初に載っている1954年7月24日の日付があるセルフポートレートの1枚は彼女がどのようにローライフレックスを保持していたかが明瞭にわかる。とはいってもこの二眼レフカメラはそうそう変わった持ち方ができるものではないが、試しに両手ともこの写真に模した位置に私の指を置いてみるとヴィヴィアン・マイヤーの手のサイズは私とほとんど同じであるように思える。

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※ヴィヴィアン・マイヤーの写真集「Vivian Maier: Self-Portraits 」


彼女は女性としては大柄だったといわれているからローライフレックスの扱いも容易だったに違いないが、写真を見る限り、両手は十分にカメラを支えているもののカメラを胸の高さまで引き上げたからか各指に少々緊張感がみられる。またこの写真を見る限り首から下げているストラップにフィルターケースのようなものが2つ付いていることもわかった。接写レンズ用のローライナーや文字通りのフィルターを携帯していたのだろうか…。

そのヴィヴィアン・マイヤーが風景や静物はともかく、街中や雑踏を歩いている人たちを撮る場合には被写体を認識してからピントを合わせるのでは相手を警戒させてしまうしシャッターチャンスを逃しやすい。あらかじめ一定の距離にピントを合わせておき、その距離に近づいたら歩みを止めてシャッターを切る...といった撮影だったのではないかと想像してみた…。無論ピントの微調整はあり得るが露出とシャッタースピードにしても環境が大きく変わらない限りはほとんど動かさなかったようにも思える。そして私にはヴィヴィアン・マイヤーのローライフレックスというカメラを知り尽くした距離感覚にこそ優れた感性を感じざるのだが…。

ただしローライフレックスをかまえてみるとわかるが、2眼レフのファインダーは上下は正像でも左右は逆像となる。だから風景やらポートレートを撮る場合には問題ないが、左右に大きく動く被写体は追うのが厄介なため苦手な被写体となる。これはカメラの後ろから覗くことが出来るスポーツファインダーに変えても同じだ(こちらは上下も逆さまになる)。したがって写真集には奥行きのある写真は多いが、激しい左右の動きを追うような写真は見当たらない。

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※ファインダーには左右逆の象が写る


またローライフレックス MXのシャッター音は小さく、雑踏の中では目立たなかったことも都合が良かったに違いない。

とはいえ一回シャッターを切る度にフィルム巻き上げクランクを回してフィルムを送り、今度はクランクを逆に半回しして次のシャッターをチャージするといった手順は手慣れた者にとってはリズムを生み大変心地よいものだったかも知れないがやはり歩きながらファインダーを覗きつつクランクを回し、当然周囲を注視しながら大股で歩き回るヴィヴィアン・マイヤーの姿を想像すると目立つだけでなく確かに異様だったに違いない。

そのヴィヴィアン・マイヤーに刺激され、長い間放置していたローライフレックス MXを使ってみようという気になった。上手に言葉で説明ができないものの、それだけ私にとってヴィヴィアン・マイヤーの写真との出会いは強烈な体験だったのである。



技術少年出版、8bitマイクロコンピュータ Legacy8080エントリーモデルの組立て方公開

伝説のマイコン「Altair8800」の互換機として注目されている8bitマイクロコンピュータ Legacy8080のキットや完成品を販売している株式会社技術少年出版は Legacy8080エントリーモデル セミキットの組立て方をウェブで詳しく公開した。


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Legacy8080セミキットの組立てはとても簡単だという。プラスドライバーとナットドライバーの2本が在れば組立てができる。基本的な組立て内容はネジを締めてケースを組立てて基板や部品を固定する作業。一般的なDOS/Vパソコンの組立てよりも部品点数が少なく難易度は低いという。

Legacy8080 エントリーモデルの組立て方


洋泉社刊MOOK「スティーブ・ジョブズ」の執筆に参加して

この6月20日、洋泉社からムック本の「スティーブ・ジョブズ〜逆行を乗り越え、世界を変えた男の成功哲学」が出版された。一時期ジョブズの冠が付いた書籍が多く出、食傷気味だからと原稿依頼の一部をお断りしたこともあったがあれから5年が経とうとしている。そして今般編集部の熱心なお勧めもあり執筆陣の末席に加えさせていただいた...。


スティーブ・ジョブズが亡くなってから早くも5年が経とうとするいま、スティーブ・ジョブズに関する1冊の本をまとめる意義がどこにあるのかと問われる人もいるかも知れない。私もある意味そうした考えを持ち続けてきた1人だが、5年も経とうとしているのにスティーブ・ジョブズという男の存在は薄れるどころかある意味、亡くなった時より明瞭にその存在を意識するようになっていることに我ながら驚きを持っている。

ひとつにはAppleという企業の動向に関して事あるごとに「スティーブ・ジョブズならどうしたか」「スティーブ・ジョブズが生きていたらどうなったのだろうか」という無いものねだりの声が日増しに強くなっているように思える。また5年という歳月はスティーブ・ジョブズという希有な人物を俯瞰して眺めるに必要な時間だったのかも知れない。そして私自身もスティーブ・ジョブズに対するあれこれの感情が良い意味でフィルターで漉され、余計なものが取り去られた...それこそピュアな情報だけ取り出すことが出来てきたようにも思うのだ。

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※洋泉社 MOOK「スティーブ・ジョブズ〜逆行を乗り越え、世界を変えた男の成功哲学」表紙


そんな心境の変化もあってこの時期にもう1度スティーブ・ジョブズに思いを馳せるのも楽しいかな...と感じ本書の執筆をお受けしたわけだが、限られた内容ではあったものの自分の思いを整理するよいきっかけともなったことは意外な収穫であった。

私が担当させていただいたのはPart5「伝説のアップル製品クロニクル」の中の「名機から失敗作まで,歴代アップ製品に見るジョブズの美学」という項であり、80ページから89ページまでだ。
あらためて目次を見れば執筆陣には大谷和利さんや高木利弘さんなど旧知の方々もいらっしゃるからと見本誌が届いた日にムック全体に目を通してみた。

内容について関係者の端くれが良いの悪いのと申し上げるのも出過ぎたことだと思うので遠慮するが、最初に気づいたことは5年も経ったにもかかわらず我々のスティーブ・ジョブズに対する思い入れや期待してきた姿勢がまったくぶれていないことがわかる。
人の評価は生前はもとより死後大きくかわることが多いものだが、現実的には無理なことは承知の上でスティーブ・ジョブズ待望論といったものがいまだに我々の根深いところに鎮座して動いていないことに気づかされた。

そうした意味でも本書の執筆にかかわった約2週間ほどの間、私にとってアップルやスティーブ・ジョブズに思いを馳せる楽しいきっかけとなったことは間違いないし、これからのアップルをどのように舵取りすべきかについても示唆する内容になっている1冊ではないだろうか。
是非書店で見つけたらお手にとっていただきたい。






ゴルフスイングを解析するアプリケーション「Zepp Golf」がApple Watchに対応

フォーカルポイント株式会社は6月21日、ゴルフスイングを解析するアプリケーション連動型3Dモーションセンサー「Zepp Golf」のiPhone向けアプリケーションが、Apple Watchに対応したと発表。


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◯Zepp Golf for Apple Watch について
 Zepp Golf for Apple Watchでは、プレー中にiPhoneを取り出すことなく、装着しているApple Watchからクラブの切り替えを行える。また、スイング解析結果や履歴をApple Watchから参照することもできる。iPhoneに「Zepp Golf」の最新バージョン3.1.0をインストールしている状態で、ペアリングされているApple Watchに自動または手動でインストールすることが可能。

Zepp Golf アプリケーション(iTunes Store)

◯Zepp ゴルフ 2 スイングセンサー について
 Zepp ゴルフ 2 スイングセンサー (ゼップ ゴルフ2 スイングセンサー)は、Bluetooth LEでiPhoneやスマートフォンと連携して、ゴルフスイングの解析がリアルタイムで可能となる3Dモーションセンサー。専用アプリにスイングのデータを詳細に記録して、スイングの改善に活用できる。

[製品の主な特徴]
・3Dモーションキャプチャーでスイングを解析
・Bluetooth LEでアプリケーションと連携
・付属グローブマウントで簡単装着
・スイング軌道やクラブヘッドスピードを解析
・3Dアニメーションによるスイングガイダンス機能
・ミシェル・ウィーなどプロ選手のスマートコーチ機能
・HDビデオでスイングを録画してプロ選手と比較
・専用アカウントを使ったクラウド同期
・専用マグネット式USB充電器で充電

製品ページ



防水・耐衝撃性を備えた「Catalyst Case for iPad mini 4」発売

トリニティ株式会社は6月20日、防水・防塵の国際規格「IP68」を取得、水深2mと、1.2mの耐衝撃性能を兼ね備えた「Catalyst Case for iPad mini 4」を全国の家電量販店、および一部雑貨店を通じて本日より販売する。なお本製品はTrinity Online Storeでも取り扱いする。


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カタリストケースは防水と防塵の国際規格であるIP試験で最高の等級を表す「IP68」を取得、最大2mまで水中での使用が可能。海やプール、お風呂などでもiPadを楽しむことができ、さらにアウトドアやスポーツなど耐久性を要するさまざまな環境でも安心してiPadを使用することができる。

・水深2m完全防水
・1.2mの耐衝撃プロテクション
・最高レベルの耐塵性
・JIS防水規格 最上級「IP-68」準拠
・ハードコート光学カメラレンズ
・クリアなスピーカー音再生
・ケース使用時にすべてのボタンと機能が使用可能
・タッチスクリーン対応
・iPad mini 4 指紋認証機能「Touch ID」対応
・Lightningケーブル対応

4段階から好きな角度に調整できる、動画視聴に便利なスタンドが付属。さらに、ケースを外す際に使用できる、Catalystのロゴマーク入りのオープニングツールも付属する。
Trinity Online Store価格は13,500 円(税別)。

Catalyst Case for iPad mini 4



12.9インチiPad Pro用の洋書デザイン本革製ケース「BookBook」発売

フォーカルポイント株式会社は6月20日、Appleの12.9インチiPad Proに対応する古い洋書デザインの高級本革製インナーケース「Twelve South BookBook」を全国の家電量販店および雑貨店舗などを通じて発売する。同社の運営するオンラインストアでも本日より販売を開始した。


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【Twelve South BookBook for iPad Pro (12.9インチ)】
Twelve South BookBook for iPad Pro (12.9インチ) (トゥエルブサウス ブックブック フォー アイパッド プロ 12.9インチ)は、長年使い込んだ洋書のようなデザインが個性的なiPad Pro (12.9インチ)用インナーケース。2つのポジションで使えるスタンド機能や、Apple Pencilを収納できるペンホルダーが搭載されている。

[製品の主な特徴]
iPadをしっかりとホールドするホルダー機構
iPadをレザー製で袋状のホルダーにしっかりと収めることができる。ホルダーは、ボタン2箇所でケースに固定されるため、ケースの中で本体が揺れ動くこともない。

カメラ撮影に対応
Lightningコネクタや各種ボタンへのアクセスはもちろん、ホルダーにはカメラ用の穴が搭載されているので、ケース本体からボタンを取り外すことでiPadの背面カメラを使った撮影にも対応。

2つのポジションで使えるスタンド機能
ムービー鑑賞などに最適なポートレートモードとドローイングや書類作成に最適なタイピングモードの2種類のポジションで使用することができる。

Apple Pencilを収納できるペンホルダー搭載
ケース内部にApple Pencilや、同じサイズまでの各種スタイラスペンを収納できるペンホルダーが搭載されている。Apple Pencilを使わないときにペンホルダーに収納することで紛失を防ぐことができる。

[対応モデル]
・12.9インチiPad Pro

定価はオープンプライスだが、オンライン直販価格は12,800円 (税抜)。

■製品ページ




コクヨ 電動ステープラー SL-CF20LM はいいぞ!

数枚から十数枚の用紙を閉じるステープラー、いわゆるホッチキスはなくてはならない文具のひとつだが紙どめのセット数が多かったりすると結構手に負担がかかり辛い場合がある。若い時には体力任せでどうにでもなったが握力だって落ちているし...。そんなわけでコクヨ 電動ステープラーを買ってみた。


ステープラーを買うのは十数年ぶりだろうか、いやもっと経っているかも知れない。書類をまとめるには最適のツールだからして私もサイズ的に数種のステープラーを揃えたし、時には新しい製品に興味を持って買い足したりもした。しかし今般初めて手にしたのは電動ステープラーである。コクヨのSL-CF20LMという製品だ。

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※コクヨ 電動ステープラー SL-CF20LMパッケージ


電動といっても乾電池式(単3形4本)だからどこでも使えるだけでなく実に便利で具合がよい。
製品サイズは幅:41mm、長さ:187mm、高さ:71mmそして本体のみの重さが約310gといささか大きめだが手の中に支える必要がないのだから特に問題はない。

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※電動ステープラー SL-CF20LM本体


コクヨ電動ステープラー SL-CF20LMの特長だが、分かりやすいように箇条書きにしてみる。

1)コピー用紙最大20枚まで差し込むだけで自動でとじられる
2)標準の10号針が使える
3)とじ位置を決めるガイド付き

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4)とじた針足が平らになるフラットクリンチ機構
5)乾電池は充電式のニッケル水素充電池も使える
6)電源ON・OFFスイッチおよびリセットボタン装備(下位機種SL-C12LMにはスイッチなし)

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7)針の装填も簡単

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8)本体底に滑り止めがある

ステープラーも枚数はもとより部数が少なければ手動で問題ないはずだが、この電動ステープラーを使えば「楽だ」という以上の気持ちになってくる。とじるのに失敗がなくななることも大きい...。頻度は高くはないが手動で力が必要な場合ではときに力の入れ具合が均等ではないからか、とじを失敗したりとじたと思っても針足が曲がったりする場合もあった。しかしSL-CF20LMでは百数十回とじたものの失敗はまったくない。
さらにとじ位置も手動ではどうしても適当になりがちだがSL-CF20LMなら設定したガイドに用紙を当てれば間違いなく同じ深さにとじることができる。

要は楽とか仕上がりが綺麗というだけでなく使っていて爽快な気持ちになってくる。
文具も近年大きく進歩進化していることを実感した次第...。お勧めである。




ラテ飼育格闘日記(498)

ラテも満10歳になったからといってその日から急に何かが変わるわけではないが、せっかちなオトーサンとしては散歩をはじめとしてできるだけラテのスピードに合わせスロー化に慣れようと思っている。ラテも具体的に足腰がどうのこうのという心配は幸いいまのところないものの、歩き方ひとつとってもかなりゆっくりとなってきたからだ。


しかしそのゆっくり歩きは早く歩けないといった体力的肉体的な問題と言うよりメンタルな度合いが強いように思えてならない。なにも刺激がないとき、ゆっくりと歩くのは「面白い事に出会うまでは帰りたくない」ということなのかも知れない(笑)。さらに外にいたいけど動き回るのは嫌だ…ということかも…。

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※遅い歩きは体力の問題というより心の余裕なのか...


すれ違う人に「老犬ですか?」などと聞かれるときがあるほどノタリノタリと歩いていると思えば、前方に気になるワンコが通ればリードを強く引き走りたいと要求する。そうしたときオトーサンが走り出せばラテは軽やかに走り出す。そしてその後も特に呼吸を整えるのに時間がかかるとか足を引きずる…といったことはまったくない。ただただ「何もないのに急ぐことはないでしょ」ということなのかも知れないが、ここ2年ほど前から歩みがゆっくりになった。

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※前方に気になる存在を見つけるとがらっと表情が変わる


とはいえ、あまりにのらりくらりと歩かれてはオトーサンがまいってしまう。ひとつにはこの調子でいつものルートを歩けば時間は1.5倍もかかるだろうし、この遅さでは有酸素運動にもならないのではないか…。その上にワンコのことだ、あっちでクンクン、こっちでクンクンと引っかかり前に進まない。さらに気温の上昇で途中コンクリートやタイルの場所があると腹ばいになって休むケースが多くなりいつ戻れるかもわからなくなる。

仕方がないから時には強引にリードを引き、20kgもの体重を引っ張り上げたり抱っこして強制退去と相成るが実に重い(笑)。ただし通常の首輪へのリードではさすがに首を絞めてしまうと考えハーネスにしたが、苦しくない分抵抗も本格的になる。
オトーサンの心配は歩みが遅くなったのは体調が悪いとか足腰に問題が生じているから…という原因であれば治療をしなければならないということだ。もともと体重を落とさなければならないと言われ続けているが1kg減量するのに大変な騒ぎなのでなかなか理想どおりにいかない。そこでオトーサンは毎朝、ラテの健康チェックの方法を考案した(笑)。

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※夕暮れの日射しでラテファミリーの影が長く伸びる


まあ考案とは冗談だが、オカーサンが通勤のため出かける際にラテとオトーサンも一緒に出るのが通例だ。駅近くまで一緒に散歩し、途中で分かれてオトーサンたちはそのまま散歩を続けるという具合である。
そのルートには途中歩道に面してちょっとした崖というか土盛りの場所がある。ここはラテお気に入りの場所で、そこに近づくと駆け上がり、オトーサンに遊びのポーズを向けて誘う。さらに土の一郭で両前足を使い、ワンコらしいといったらよいのか、高速に穴掘りを始めたりして数分の間だが実に楽しそうなのだ。

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※土手にオトーサンと駆け上った!


ただし雨の日や雨の後でグシャグシャの時にはオトーサンが素通りさせることにしているし、ラテも体調がイマイチのときには横目でチラッと土手を見ながら大人しく通過する…。
ということでオトーサンはこの小さな土手…土盛りの場所をラテの健康チェックに使おうと考えた。雨ではない朝にその場所を通るとき、オトーサンは意識的に近づき「ラテ、行け!」とけしかける。ラテは待ってましたとばかり土手を嬉々として駆け上がりオトーサンが続くのを待ってピョンピョンと跳ね回る。そして穴掘りだ(笑)。

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※土の感触が嬉しいのか、ひととき駆けずり回る


当初は足もお腹も土まみれとなる穴掘りは止めさせようとしたが、これもワンコとしての習性でありストレス解消になるとも考え、やらせるようにした。後でよく洗い、拭けば済むことだ…。
ほんの2,3分のことだが、こうして元気に振る舞えるならその後がノロノロ歩きでもオトーサンは安心した気持ちでいられる。ただしこれから雨が降るという予報を信じてレインコートを着せたとするなら、土手を恨めしそうに横目で見ながら通り過ぎるラテだ(笑)。

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※ラテ、そろそろ下りるぞ...とオトーサン


レインコート大嫌いのラテだからメンタル的に落ち込んでいるときにはそれどころではないらしい。しかしこの土手を駆け上がり、オトーサンを遊びに誘って駆けずり回り、時に猛烈な勢いで穴掘りができるなら十分な気力と体力を温存していると考えてよいのでは…と考えている。





iPhoneアルバムスキャナ「Omoidori」6月24日発売開始

株式会社PFUは、大切な写真を傷つけず、反射することもなく、iPhoneをセットするだけで手軽にデジタル化できるアルバムスキャナ「Omoidori」を6月24日から販売開始すると発表。


なおPFUダイレクトで予約した初回1,000名には、Omoidoriをしまったり、持ち運ぶのに最適なOmoidoriケース 「Special Edition」特典として付属するという。

[製品情報]
 1.品名 :Omoidori
 2.型番 :PD-AS01
 3.価格 :PFUダイレクト価格は12,800円(税込)
 4.発表日:2016年6月 1日(水)
 5.発売日:2016年6月24日(金)

 ※本製品にiPhone本体は含まれない。
 ※Omoidoriは、iPhone 6s,6,SE,5s,5 で利用可能。
 ※対応OSは、iOS 8以降。
 ※専用アプリ「Omoidori」はApp Storeにて無料ダウンロードできる。

Omoidori WEBサイト



ヴィヴィアン・マイヤーの写真集「Vivian Maier: Street Photographer」を紐解く

先般、ドキュメンタリー映画「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」をDVDで見たが、続いて写真集「Vivian Maier: Street Photographer」と「Vivian Maier: Self-Portraits」を時間をかけて楽しんだ。今回はその写真集の感想である。


ことは2007年、シカゴに住むジョン・マルーフ青年がオークションで大量の古い写真のネガを手にしたことが発端だった。落札価格は380ドルだったというが、その不思議な人物ヴィヴィアン・マイヤーについては「ドキュメンタリー映画『ヴィヴィアン・マイヤーを探して』DVDを観て」をご参照いただければと願いたう。

手元にある2冊の写真集「Vivian Maier: Street Photographer」と「Vivian Maier: Self-Portraits 」はその彼女の写真集である。だが、これらの存在は彼女の知ったことではない(笑)。それはヴィヴィアン・マイヤー自身、生前写真を公表したことは1度もなかったからだ。したがってこの写真集は彼女のネガを発掘したジョン・マルーフ青年の成せることでありタイトルに合わせて写真をセレクトしたのも彼である。

今回は "Street Photographer" と名付けられた写真集に集中してみよう...。一通り収録された写真を眺めればストリート・フォトグラファーと称された意味は自ずとわかるが、もう1冊の画集 "Self-Portraits" と明確な意味での区別はないように思える。なぜなら本写真集「Vivian Maier: Street Photographer」にもいわゆる自撮り写真が多々収録されているからだ。

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※写真集「Vivian Maier: Street Photographer」


まず一目見てそれらの写真はスクエア形の写真であり、一部を除いてピントはしっかり合っているし驚くほどシャープなものばかりだ。
それはヴィヴィアン・マイヤー自身の腕と共に彼女が使っていたカメラがローライフレックスという中判カメラだからという理由もあるに違いない。これらの写真は狙った被写体と構図そしてシャッターチャンスの妙が見る者を忘れ得ない世界へ誘う魅力を持っている。

特に興味深いのはポートレートだ。といっても「撮らせてください」と断ってシャッターを切った写真はほとんどないように思える。なぜなら意外な表情、ムッとした表情の写真がけっこうあるからだ。そもそも当時女性が首からカメラを提げ、街中を歩き回っていること自体が奇異なことだったと思われるが、殴られたり怒鳴られたりしなかったとすれば女性だったことは勿論、彼女の体が大きかったことや文句を言わさないエキセントリックな人だったからかもしれない。

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※当研究所所有のローライフレックス Automat MX/カール・ツァイス:テッサー(Tessar) 7.5cm F3.5。ヴィヴィアン・マイヤーが使っていたカメラと同型だ


それらのポートレート撮影はヴィヴィアン・マイヤー自身、十分計算ずくだったに違いないが、ローライフレックスならではの利点も伺える。
この2つのレンズを持つカメラは上がビューレンズ、下が撮影レンズで上のレンズから入った像は45度の角度に置かれたミラーに反射しピントグラスに像を結ぶ。それをルーペで拡大することでピントを合わせやすくしている。

したがってピント合わせは普通上部から覗き込む形になる。現代の多くのカメラのように目の高さにカメラをかまえれば相手は誰が見ても写真を撮る行為だと身構えるかも知れないが、首から下げたローライフレックスは腰や胸近くにあるわけで、隠し撮りとまではいかないものの距離が離れている場合は "撮られる" という意識は弱かったように思える。

例えば44ページの帽子をかぶった男性の写真はそうした典型か...。その姿は下から撮ったことを伺わせる構図だが、男性の表情は決して好意的ではなく怪訝な表情だがその視線はカメラのレンズには向いていない。男性は明らかにヴィヴィアン・マイヤーの顔を注視しているに違いないが、この整然とした姿勢から想像するとヴィヴィアン・マイヤーは声をかけて近づき「こっちへ向いて!」などと頼んだようにも思える。そしてこの視差の違いは2眼カメラであるローライフレックスの妙でもある。
またこれらの写真はトリミングした結果ではないことを考えると彼女の距離感は素晴らしいと思えてくる。ピントを合わす十分な時間があったとは思えず、どれほど近づいたら...ということを体で知っていないとこうした写真を撮るのは難しい。

例えば写真集のP41の老婦人, P42の黒人女性そしてP44の帽子を被り厳つい表情の老人といった写真をあらためてよく見ると「フレーミングの基礎は引き算」だとどこかで教えられたことを思い出す。要は写したい対象にぎりぎり迫り反対に周りの余計なものは可能な限り入れないということだ。特にポートレートで被写体の心のヒダまで映し出すような写真は寄らなくてはならない。

事実これらの写真はすべて一人の人物を狙ったものでアップで撮られているがローライフレックスにはズーム機能などないわけで離れてこうした写真を撮るわけにはいかない。ではどの程度被写体に近づいたのだろうか…ということをあらためて実機(ローライフレックスMX Tessar 75mm F3.5)で確認してみた。

そもそもローライフレックスは最短撮影距離が90 cmほどだといわれるが、ローライフレックスMX テッサー 75mm F3.5では60cm近くまでピントが合う。実際にファインダーに映る像を確認しつつ、バストアップのフレーミングをと捉えてみると被写体との距離は数値的なもの以上に近づいたという感じがするから、被写体の人物にしてみれば危険を感じる距離感に違いない。そしてヴィヴィアン・マイヤーのポートレート写真はこのピントの合うぎりぎりまで寄っていることがわかる。

単に歩いているのならまだしもヴィヴィアン・マイヤーはカメラを首から下げているから、近づけば誰が見ても写真を撮っていることは明白だ。したがってポートレートのような写真は撮られている人が気づかない距離ではない。事実P42の黒人女性は意識して笑顔を向けているが、P41の老婦人は振り向いた瞬間を撮られたようで気がつき明らかに不快な…不審な表情だ。文句のひとつも言ったに違いない(笑)。なにしろ屋外で目の前にカメラがあれば誰でも驚くに違いない。

特にセルフ・ポートレートの写真集「Vivian Maier: Self-Portraits 」のP41はシカゴで撮ったものらしいが、コートを着た二人の女性がベンチで足を組んでいる膝頭のアップの写真だ。このような状況でカメラを持って近接しようとするなら、即警察官を呼ばれても文句はいえない(笑)。カメラマン(カメラウーマン)はときに暴力的な行為をしているのだ…。

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※2冊の写真集より手前のページが足を組んでいる女性の膝頭のアップ写真。背面は前記P41の老婦人の写真


しかし結果があるようにマイヤーは臆することなく近距離まで近づきフレーミングを整えシャッターを切っているわけで私などにはその度胸はない(笑)。

ヴィヴィアン・マイヤーが愛用していたローライフレックスとはどんなカメラなのかについては別項でご紹介したいと思うが、彼女は常に被写体を意識し、カメラを覗きつつ歩き回り、ピンと来た対象や構図に気づくと躊躇なく近づきシャッターチャンスを逃さない狡猾さを持っていたに違いないし、前記したようにときには被写体の人物にある種のポーズを頼むというケースもあったようだ。

とはいえ彼女のカメラが捕らえたものは美しい人、美しい景色というより浮浪者などなど最下層の人たちも多く、猫や馬の死体?や焦げた椅子といった本来なら目を背けるような対象を執拗に追っているのも特長だ。

特に個人的に強く感じたのは彼女の自意識の強さだ。前記したようにセルフポートレイトを集めた写真集は当然だが「Vivian Maier: Street Photographer」にも自身を映している写真はけっこう載っている。
表紙カバーは当然としても扉の写真は彼女自身の影だ。また7ページはそのものすばりの写真である。さらに写真集最後の数ページの写真はすべて自分撮りの写真だ。

鏡に映る自分、ショーウィンドウのガラスに映る自分、そして自身の影を執拗に追っている写真を眺めていると光学的指向、光学マニアとでもいったらよいのか、画家が自画像を描く動機とはいささか違った意図を感じる。

そうした自撮りの写真を見ていると自身の姿をカメラに収めるという意図より「このシチュエーションだとどんな風に撮れるのか」を試しているようにも思える。合わせ鏡の中に立ってみたりガラス窓を通して見える実像と反射して映っている虚像が混じり合うような構図が多いように思う。
したがってこの種の試みは他者を使う訳にはいかないから自ずと自分が映り込むようになる...。そんな思いも強くしたが「Vivian Maier: Self-Portraits 」の方には間違いなく自身の影を、それも脱いだ靴や手提げを地面に置いて撮るなどという演出した写真も目立つから、やはり自撮りの意識が強かったのだろうか...。

ヴィヴィアン・マイヤーについては今後も新しい発見が続くと思われるが、彼女にとって写真を撮ることこそ生きることだったに違いないという強い印象を抱きながら写真集のページをめくっている…。


 

Apple Watch、複数のペアリングと自動切替について

今般Apple Watch Hermèsを手に入れ、すでに1年以上使ってきたApple Watch Sportと合わせ2本になった。今回2本目の購入はエルメスの魅力もさることながら、watchOS 2.2とiOS 9.3以降1台のiPhoneで複数のApple Watchとペアリング出来るようになったことが動機でもある。


この複数のApple Watchとペアリングが可能になったことでよりApple Watchの利便性は輝くことになったが、さらにオートスイッチ(自動切替)機能が搭載されたことも大きい。

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※Apple Watchが2本になったがどちらを使うにしろ使いやすさは変わらない


それは単に複数本とのペアリングができたとしても、当然すべてのデバイスと同時にiPhoneとBluetoothで接続...というわけではない。iPhoneとデータのやりとりができるApple Watchはひとつだけなので使うApple Watchは選択しなければならないことになる。

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※2本目のApple Watch Hermèsをペアリング中


しかし特定のApple Watchを腕に巻いて出かけようとするとき、いちいち「これからこちらのApple Watchにする」と手動で切り換えなければならないとなれば厄介だ。そこで重要になるのが自動切替機能である。

これはiPhone側で設定確認ができるが、まず「watch」アプリを起動し「マイウォッチ」にする。すると現在セレクトされているApple Watchが一番上に表示されるが、そこをタップするとペアリングの画面となる。

この画面では新しいApple Watchをペアリングするときにはスタート画面になるが、上部には「自動切替」のスイッチとその下には現在ペアリングされているApple Watchが分かりやすく表示されている。無論左側にチェックマークがあるのが現在アクティブになっているApple Watchだ。

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※ペアリング済みのApple Watchはここにすべてリストアップされる


例えば「自動切替」スイッチをOFFにするとペアリングされているApple Watchの中からどれをアクティブにするかき手動で切り換えられる。これは確実な方法ではあるが前記したように日常のシーンで取り替える毎にこの切替をするのは煩雑であり面倒だ。

そこで「自動切替」をONにしておけば、ペアリングしているApple Watchのうち、いづれかのApple Watchを腕に装着して手首を上げるだけで自動的にそのApple WatchがiPhoneと接続される。したがって「通常自動切替」がONなら、ペアリング済みのApple Watchであれば、どのWatchでも腕に装着するだけでiPhoneとの接続を気にする必要はないわけで実に快適なのだ。



※2本のApple Watchを腕に付け替えるとiPhoneとの接続デバイスが自動的に切り替わるのをご覧下さい


ということで複数のApple Watchユーザーが唯一忘れてはならないこと…それは充電することだけだ(笑)。


Apple、iOSとして史上最大のリリースとなるiOS 10をプレビュー

アップルジャパンは6月14日、世界で最も先進的なモバイルオペレーティングシステムのiOS 10を公開し史上最大のアップデートをしたと発表。この新しいiOSはメッセージアプリケーションが大きく強化され、ステッカーやフルスクリーン効果など、これまで以上に表現豊かで動きのある方法で、友人や家族にメッセージを届けられるようになる。


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iOS10では、Siriは各種アプリケーションとも連係し、より様々なことができるようになる。また、マップ、写真、Apple Music、さらにはNewsアプリケーションが美しく再設計されるとともに、ホームオートメーション製品を一個所から簡単かつ安全な方法でコントロールできるホームアプリケーションを追加した。iOS 10では、Siri、マップ、電話、メッセージなどの各機能をデベロッパに開放し、すばらしい可能性をもたらす。

【提供について】
iOS 10のデベロッパ向けプレビューは本日より、developer.apple.comを通じてiOS Developer Programメンバーに提供される。また、iOSユーザに対しては7月より、パブリックベータプログラムがbeta.apple.comで提供される予定。iOS 10の正式リリース版は今秋発表予定で、iPhone 5以降、iPad AirおよびiPad Proの各モデル、第4世代のiPad、iPad mini 2以降、第6世代のiPod touchに対して、無料のソフトウェアアップデートとして提供される。詳細については、apple.com/ios/ios10-previewを参照のこと。一部の機能は、国や地域、言語によっては利用できない場合がある。

Apple Press Info



Apple、メジャーアップデートとなるmacOS Sierraをプレビュー

アップルジャパンは6月14日、世界で最も先進的なデスクトップオペレーティングシステムに、Macをこれまで以上にスマートで役立つ存在にする機能を加えたメジャーアップデート、macOS Sierra(マックオーエス・シエラ)をプレビューした。


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SiriがMacでも使えるようになり、ユーザが毎日デスクトップで行う作業を手助けするまったく新しい機能を搭載した。Siriを使うと、情報を調べたり、書類を探したり、検索結果にピンを付けたりドラッグ&ドロップしたり、システム環境設定を調節したりすることさえできるようになる。iCloudとのシームレスな統合により、デスクトップや書類フォルダにあるすべてをiPhoneやiPadからも利用することができるようになるため、いつでも必要なファイルにアクセスすることができる。Universal Clipboard (ユニバーサルクリップボード)を使うと、テキスト、画像、写真そして動画を含むコンテンツを一つのAppleデバイスからコピーし、別のAppleデバイスにペーストすることができる。SierraではApple PayをMacで使うことができるようになるため、これまで以上に安全かつプライベートにオンラインショッピングを楽しむことができる。また写真アプリケーションでは、大切な思い出を再発見したり、ライブラリを整理したり、撮った写真をプロのように完璧に編集したりできるようになる。

macOSのその他の機能
▪ Auto Unlock(オートアンロック):認証されたApple Watchを身に付けて自分のMacまで近づいていくと自動的に自分のデスクトップにログインすることができる。
▪ Optimized Storage(オプティマイズドストレージ):お使いのMacの容量が一杯になり始めると、頻繁に利用しない項目をiCloudに保存した上で、使用済みのアプリケーションインストーラーを削除するように促し、さらに重複してダウンロードしたもの、キャッシュ,ログなどを消去する。
▪ メッセージ:アプリケーション内でのウェブリンクのプレビューやビデオクリップの視聴、Tapback(タップバック)を使ってのハート、サムズアップなどのリアクションのメッセージバブル上への直接投稿などにより会話がより面白くなる。またより大きな絵文字を使ってメッセージのインパクトを高めることができる。
▪ Apple Music in iTunes:新しいミュージックを発見したり、エクスクルーシブやニューリリースを閲覧することがこれまで以上に簡単になる。

【提供について】
macOS Sierraの開発者向けプレビューは、本日より、developer.apple.comにてApple Developer Programのメンバーに対して提供されます。Macのユーザは、本日macOS Sierra Beta Programにサインアップすると、7月からdeveloper.apple.comにてソフトウェアをダウンロードすることができる。最終版は今秋、Mac App Store®から無料で提供される。詳しくは、apple.com/macos/sierra-previewを参照のこと。機能は変更される可能性があり、機能の中には、全ての地域または言語では利用できない可能性があるものもある。

Apple Press Info



Apple、watchOS 3をプレビュー

アップルジャパンは6月14日、パフォーマンスが大幅に向上し、お気に入りのアプリケーションをすぐに起動できる機能や新しいDockなどによって操作性を高め、Apple Watchのためのまったく新しいフィットネスと健康の機能を搭載するwatchOS 3のプレビューを行った。


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今秋リリースされるこのソフトウェアアップデートには、画期的なBreathe(ブリーズ)アプリケーションが搭載され、一日の中で、リラックスしてストレスを和らげるエクササイズである深呼吸の時間を取るようユーザーにすすめる。アクティビティアプリケーションでは、共有、比較、競争ができるようになるほか、車いすのユーザーがアクティビティのリングを完成させることができるようになる。

まったく新しいコミュニケーション
メッセージの受信とすばやい返信をする際、watchOS 3はさらにパワフルに、そして表現力豊かになります。ステッカー、手書き、フルスクリーンのエフェクトや、友達がスワイプした時のみメッセージが表示される透明インクを利用できる。Smart Repliesがさらにすばやくできるようになり、メッセージの通知から直接利用できる。もっとカスタマイズした返信が必要な場合は、新しいscribble(スクリブル)機能により、ユーザーがディスプレイの上で文字を書くと、Apple Watchが手書きの文字をテキストに変換する。

watchOS 3のSOSでは緊急時に、iPhoneから、またはWi-Fiに接続している時に世界中の救急医療サービスに電話をかけることができ、サイドボタンを押したままにするだけで、緊急時の連絡先に通知することができる。

文字盤
ミニーマウス、アクティビティ、シンプルで洗練された数字などの文字盤が新たに加わり、Apple Watchがこれまで以上にパーソナルになります。ワークアウト、ミュージック、メッセージなど、さらに多くのアプリケーションが文字盤から直接起動できる。また、写真、モーション、タイムラプスの文字盤にコンプリケーションを追加できるようになる。iPhoneのWatchアプリケーションの新しいFaces Galleryを使って、文字盤のカスタマイズやサードパーティ製アプリケーションの検索がもっと簡単になる。

【提供について】
watchOS 3は、今秋、Apple Watchに対する無償アップデートとして提供される。Apple Watchには、iOS 8.2以上を搭載したiPhone 5以降のモデルが必要。watchOS 3用のWatchKitは、iOSデベロッパプログラムメンバー向けに本日からdeveloper.apple.comで提供される。詳しくは、apple.com/watchos-previewを参照のこと。提供される機能は変更される場合がある。一部の機能は国や地域または言語によっては利用できない場合がある。

Apple Press Info




Siriのパワフルな新機能とシングルサインオンがApple TVに

アップルジャパンは6月14日、Apple TV向けに、Siriのパワフルな新機能やシングルサインオンなど、ユーザのための優れた新機能を多数発表した。これにより、リビングルームでのエンターテインメント体験がこれまで以上に素晴らしいものとなる。


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ユーザーは、拡張されたSiriの機能を使って、より多くのアプリケーションをカバーする検索機能、YouTube検索、トピックによる検索、さらに多数のライブチャンネルへすばやくアクセスしたり、お気に入りのコンテンツにこれまで以上にすばやくアクセスできる。テレビの未来はアプリケーションだ。シングルサインオンにより、ユーザーは1回サインインするだけで、加入している有料テレビ放送プロバイダのすべての動画チャンネルの認証を完了し、それらのテレビ局のすべてのアプリケーションを楽しむことができる。

【提供について】
tvOSのデベロッパプレビューは、developer.apple.comにて、本日よりDeveloper Programメンバーを対象に提供される。新しいtvOSは、Apple TV用の無料ソフトウェアアップデートとして、今秋より提供を開始する予定。詳しくはapple.com/tvos-previewを参照のこと。機能は変更される可能性がある。機能によっては一部の地域または言語だけで提供される可能性がある。Siriは、12カ国のApple TVユーザに提供予定。

Apple Press Info



Swift Playgroundsアプリケーションで、プログラミングを簡単に楽しく学習

アップルジャパンは6月14日、だれでも、楽しく簡単にプログラムの記述方法を学べる、iPad向けの新しい革新的なアプリケーション、Swift Playgrounds(スウィフト・プレイグラウンド)を発表した。Swift Playgroundsは、インタラクティブなインターフェイスを通じて生徒やプログラミング初心者でもSwiftを楽しく学べるように導く。


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SwiftはAppleが開発した簡単に学べるプログラミング言語で、プロフェッショナルなデベロッパが最高水準のアプリケーションを作成する際、実際に使っている。Swift Playgroundsに含まれているAppleによるプログラミングレッスンでは、生徒たちは夢中にさせるようなグラフィックスの世界の中で画面上のキャラクターをガイドするためにパズルを解いたり、課題をクリアすることを通して、プログラミングの主要概念を学ぶことができる。また、内蔵のテンプレートを活用すれば、だれでも簡単に創造力を発揮して実際のプログラムを作成することができる。完成したプログラムは、「メール」や「メッセージ」で友達と共有したり、ウェブ上に公開したりできる。

【提供について】
Swift Playgroundsのプレビューは、本日より、developer.apple.comにてApple Developer Programのメンバーに対して、iOS 10デベロッパプレビューの一部として提供され、7月のiOS 10パブリックベータ版にも含まれる。Swift Playgroundsの最終版は、今秋、App Store®から無料で入手できるようになる。Swift Playgroundsは、iOS 10を搭載したiPad Air、iPad Pro、iPad mini 2以降の全モデルに対応している。Swift Playgroundsのビデオ、画像、デモなど、詳細情報については、apple.com/swift/playgroundsを参照のこと。

Apple Press Info



最高級の防水・耐衝撃性を備えた 「Catalyst Case for iPhone SE/5s/5」発売

トリニティ株式会社は6月14日、防水・防塵の国際規格「IP68」を取得、他の追随を許さない水深5mと、2mの耐衝撃性能を兼ね備えた「Catalyst Case for iPhone SE/5s/5」を全国の家電量販店、および一部雑貨店を通じて本日より販売すると発表。なお、本製品はTrinity Online Storeでも取り扱いする。


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カタリストケースは防水と防塵の国際規格であるIP試験で最高の等級を表す「IP68」を取得、最大5mまで水中での使用が可能。海やプール、お風呂などでもiPhoneを楽しむことができ、さらにアウトドアやスポーツなど耐久性を要するさまざまな環境でも安心してiPhoneを使用することができる。

【特長】
・水深5m完全防水
・2mの耐衝撃プロテクション
・最高レベルの耐塵性
・JIS規格 最上級「IP68」取得
・アメリカ国防総省 軍事規格「MIL-STD-810G」準拠
・容易な着脱
・超薄型設計
・特許取得マナーモード切替ダイヤル
・ハードコート光学カメラレンズ
・クリアなスピーカー音再生
・ケース使用時にすべてのボタンと機能が使用可能
・タッチスクリーン対応
・指紋認証技術「Touch ID」対応
・ストラップ同梱

また、Catalyst Caseでは、さまざまなアウトドアシーンをよりアクティブに楽しむための豊富なアクセサリーを用意している。

製品ページ




WWDC 2016基調講演に寄せて

今回のWWDC基調講演は久しぶりといってはなんだが、ソフト屋の1人としてWWDCらしいWWDCだったという印象と共にAppleの強いメッセージを感じた。あらかじめの告知デザインも振り返ってみればソフトウェア以前にプログラミングを思い起こさせるフォントやデザインだった...。内容は文字通りテンコモリであり多義に渡るが、ここでは個人的に興味のあるMacに関わる情報の概要をお伝えしたい。


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ティム・クックCEOは登壇してすぐ先日のオーランドのテロ犠牲者のため黙祷を行った。黙祷で始まるキーノートというのもこれまでなかったが、世情と無関係ではあり得ない米国ならずとも世界有数の企業となった責任と自負を感じさせた。

またストリーミングビデオをご覧になるとすぐに分かるがカメラが執拗に追う来場者に若い人たちの姿が目立った。これは350名もの学生を基調講演の席に招待したからだという。それもVIP待遇といってよい前列に近い席のようだ。
WWDCはデベロッパーのための祭典であることは間違いないが、Appleがそうした若い世代にユーザーとしてもまた近未来の開発側としても期待している現れだに違いない。

さて基調講演は4つのOSに沿って紹介された。その内容は事前にアナウンスされていたように「てんこもり」だったが、すべてOSにかかわることで一部に期待感があった新しいMacBook Proなどのハードウェア発表はなかった。発表は大別してwatchOS、tvOS、OS XそしてiOSの順に発表された…。

まずはwatchOS、そしてtvOS と続くが個人的に一番の興味はOS Xが macOSに名称変更されたことだ。これまた他のOS、すなわちwatchOS, tvOS, iOSといつた表記に統一感をもたらせるためだが、もともと "10" の意味を持たせた "X" だったから今後の表記が難しくなったことも変更理由の大きな点だろう。
結局Mac OSからMac OS Xになり、OS Xと改名されたものの小文字表記になったとはいえ macOS というあるべき名称に戻ったわけで、発表直後会場から大きな拍手が湧き起こったことでもデベロッパーに歓迎されていることがわかる。

macOSでみるべき点だが、起動時にiPhoneかApple Watchを身につけていればパスワード入力なしのアンロックが可能になったこと。そして噂どおりSiriがMacに搭載されたことだが、さらにSiriはそのAPIがデベロッパーに解放された。
SiriのAPI公開はiOSの紹介の場で発表されたものだが、MacでSiriが使えることを強く希望していたひとりとして、この発表が一番嬉しかった。

そしてmacOSやiOS解説の中で "ディープラーニング" という言葉が出てきたが、Siriを中心にしてAppleもより完成度の高いAIを目指していることを予測させるものだった。ちなみに先月私は「ゆうMUG」で「Apple創業40周年/Appleを理解し未来を紐解く~Appleはどのような企業なのか?」をテーマに講演させていただいたが、その中で今後もAppleが光輝き続けるためのキーワードは「どのような製品を開発しようとも AI だ」と明言した。その裏付けができたようでAppleの姿勢を好印象をもって眺めた…。

またユニバーサル・クリップボードすなわちiOSデバイスから画像などをコピーし、macOSデバイスにペーストできる機能も便利に違いないし、あとApple PayがWebからも使えるようになる...。

ただし紹介の仕方、見せ方はどうしてもこうなってしまうのだろうが「ね、いいでしょう」的な形になり最後の方になると機能そのものには歓迎だが、少々食傷気味になった(笑)。
ともあれAppleがやるべきことを粛々と進めていることはひしひしと伝わってきたなかなか良いWWDC基調講演だったと感じている。
この新しいOSの正式リリースは今年の秋と発表されているが、待ち遠しい!

Apple Special Event. June 13, 2016.





ドキュメンタリー映画「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」DVDを観て

手にしてからしばらく時間が空いたが、ドキュメンタリー映画「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」をDVDで観た。同時に2冊の写真集「Vivian Maier: Street Photographer」および「Vivian Maier: Self-Portraits 」のページを開きつつ、最初の印象を記してみる。


見終わったとき、すぐにもう一度最初から見始めた。それほど素直に面白かったしミステリーな "事実" に引き込まれた。
ことは2007年、シカゴに住むジョン・マルーフ青年がオークションで大量の古い写真のネガを手にしたことが発端だった。落札価格は380ドルだったという。

写真の素性も分からず200枚ほどの写真をデジタル化してブログにアップしたところ賞賛の嵐となり奇跡は始まった...。写真を撮った主はヴィヴィアン・マイヤーという女性であることは分かったが手を尽くして調べたもののインターネットにも手がかりはなかった。そしてやっとマルーフ青年が糸口をつかんだとき彼女は故人となっていた。

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※「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」DVDパッケージと初回ロット特典ポストカード


本ドキュメンタリーはマルーフ青年が企画したもので、彼がヴィヴィアン・マイヤーの素性を知ろうと考え、当時身近にいた人たちを探し出してインタビューするという作品である。
ヴィヴィアン・マイヤーとは何物なのか、15万枚もの写真を撮りながらなぜ発表しなかったのか…を追っていくうちに僅かではあるがヴィヴィアン・マイヤーの素顔が見えてくる。

ヴィヴィアン・マイヤーが単にがらくたの写真を沢山残しただけならマルーフも一通りの確認後に破棄していただろう。しかしその一枚一枚はプロの写真家をも唸らせる出来映えだったことからマルーフの執念で世界各地で写真展が開催され大きな話題となり、私の手元にもあるが…写真集も発刊された。

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※ヴィヴィアン・マイヤーの写真集。「Vivian Maier: Street Photographer」と「Vivian Maier: Self-Portraits 」


驚いたことにヴィヴィアン・マイヤーの職業はカメラマンではなく一介の乳母だった。マイヤーがマルーフ青年の尽力を草葉の陰で喜んでいるのか、あるいは余計な事をと怒っているかはともかく、本ドキュメンタリーを観た最初の感動はマイヤーの素晴らしい写真たちはもとよりだがマルーフ青年の執念だ...。

彼の手にネガが渡らなかったらヴィヴィアン・マイヤーの名は永久に失われていたかも知れない。それこそマルーフ青年の素性こそ知りたいものだが、膨大な時間と金がかかる作業をよくも続けてきたと感嘆するし申し上げるまでもなく膨大な遺産となった写真たちは彼のおかげで命が吹き込まれ我々もその恩恵に与れたというべきか。

明かされていくヴィヴィアン・マイヤーという人物その人も正にミステリーだった。彼女を雇った人や面倒をみてもらった人々を追っていくとヴィヴィアン・マイヤーは背が高く軍人のような歩き方、意図的にフランス語なまりの英語を話し、時に偽名を使い自身のことに関しては絶対に素性を明かさないという奇異な女性だった。

次第に変わり者を通り越し狂気とも思われる言動も目立ってくる。子供たちの中には虐待を受けたと証言している人もいるくらいだし、写真を撮りに行く口実だったのだろうが、子供を屠殺場に連れて行くという非常識も行った。結局彼女は生涯結婚をせず夫も子供もいなかった。ために晩年は貧しさと狂気に蝕まれながら孤独な最後を迎える...。

しかし彼女は優れた感性と直感を持ったストリート・フォトグラファーだったことを15万枚の写真は知らしめてくれる。彼女のモノクロ写真の多くを撮ったローライフレックスならではのクリアな写真は実に魅力的だし構図やシャッターチャンスに天性の才能を感じる。というより見る物の心を揺さぶる写真というべきか…。

彼女の目にかなった被写体は子供や街中のスナップが多いが、浮浪者や猫の死体にまでカメラを向ける。そして今で言うところの自分撮り...セルフポートレートも多々残されているが、これらの写真たちは「なぜヴィヴィアン・マイヤーは写真を撮り続けたのか」といった疑問と共に彼女の自意識、彼女の深層心理を知るよき診断データになるに違いない。

手元にある2冊の写真集に関しては別途しっかりと把握した上で感想を述べたいと思うが、乳母という職業は当時最下層の仕事でもあり、住居の安定は得られるも賃金は低かったようだ。その彼女が当時高価であったローライフレックスやライカ IIIc などを手に入れ、たぶんに写真を撮るためだろうが世界旅行までしている。文字通り人生のすべてを写真を撮ることに費やした女性がヴィヴィアン・マイヤーだった。
写真を撮ることは彼女にとって文字通り "生きる" ことそのものだったに違いない。





ラテ飼育格闘日記(497)

昨日6月10日、ラテは満10歳を迎えた。まあラテ自身は知ったことではないだろうが、幼犬時代と比べるなら気性は勿論、日々の態度やオトーサンたちへの接し方にも大きな成長というか違いを感じる。この10年はオトーサンにとって大げさでなく瞬きするほどの一瞬にも思えるが、ラテにとっては長い人生ならぬ犬生だったに違いない。


オーストリアの動物行動学者でハイイロガンのヒナに自身が母親に間違われたことからインプリンティング(刷り込み)現象を発見し、1973年にはノーベル賞医学生理学賞を受賞したコンラート・ローレンツ(1903年~1989年)は、著書「人 イヌにあう」の中でオトーサンに強いインパクトを与える発言をしている。

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※ラテの表情も幼犬当時とはまったく違う豊かな表情になった。2016年6月10日、満10歳の誕生日に撮影


それは…「よく心得たイヌの飼い主はみな、雌イヌがその性格のいくつかの点で雄イヌより好ましいという私の意見に同意されるだろうと思う」といい、続けて「雌イヌは雄イヌより忠実だし、その心の仕組みはより美しく、豊かで、複雑であり、その知力は一般にすぐれている。私は非常に多くのイヌを知っており、そのうえで確信をもっていうことができる。あらゆる生き物のうち、ものごとをわきまえる点ですぐれていること、および真の友情を分かちあえる能力において人間にもっとも近いのは雌イヌである」と…。

ローレンツ博士の主張がどこまで正しいかどうかはともかく、オトーサンはワンコの娘を欲し、夢が叶い10年経過したわけだ。

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※オトーサンが立ち上がろうとしてよろけた...。ラテは「大丈夫?」という表情で顔を向ける


さて、常々この「ラテ飼育格闘日記」で愚痴っているが、ラテはオトーサンたちに100%心を許しているものの反面100%従順なワンコではない。だから言うことを聞かないからと腹を立てるときもあるが、それは決して訓練がどうの、飼い方がどうの…という問題ばかりでなくラテというワンコの性格であり特性だと思っている。

言い方を変えるなら、オトーサンはドッグショーで愛犬を優勝させたいわけでもない。そしてワンコのサーカスをやろうとするのでもなく、オトーサンの思い通りに動く命のあるオモチャとしてワンコを求めたわけでもない。ましてや自身の憤怒の矛先を向ける相手をワンコに求めたわけでもない。 
人生の伴侶、友人として連れ合いたいと願っただけだ...。 だから人間社会の中で迷惑をかけない基本中の基本は教えてきたつもりだが、オトーサンたちに完全服従を強いるつもりはなかったのだから仕方がない(笑)。

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※公園で男子数人が遊んでいるのを見て遊びのポーズで近づくラテ(笑)。挨拶のつもりなのか「オウ〜ワンワン」と声を出した。最初は腰が引けていた子供たちだったが、嬉しいことに最後は撫でてくれた


コンラート・ローレンツはワンコをオオカミ系のワンコとジャッカル系ワンコという2つの系統として区別しているが、ジャッカル系のワンコは誰とでも仲良しになり、事実上だれがリードを持っても喜んでついていくタイプのワンコだという。 反してオオカミ系はひとたびある人に忠誠を誓ったら、もはや永久にその人のワンコとなり、見知らぬ人には尻尾さえ振らない…。 

ラテはどちらかといえばオオカミ系の血が濃いワンコなのだと理解している。極端にオオカミ系の血の濃いワンコは、もし何かの理由で飼い主が変わったりすると完全に心理的平衡を失い、食事も咽を通らないということになるというが、面白いのはその並外れた忠実さと愛着の深さにもかかわらず、100%従順ではないことだ...。 確かにオオカミ系ワンコは死ぬまで主人の友ではあるが決して奴隷にはならないということらしい。
 
彼女・彼は主人なくしては生きていけないが、確固とした自分なりの私生活を持っている。 対してジャッカル系のワンコはまったく違う。彼女・彼らは扱いやすい従順な道連れであり、例えば自分の名を呼ばれたらすぐにとんでくるだけでなく、誰にでも相手かまわず遊ぼうとし、ついていってしまう…とローレンツは続ける。

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※これから梅雨、そして真夏と散歩には不向きな季節が続くが健康に安全に過ごしたいものだ


まあオトーサンとしてはたまには膝元に寄り添ってくれることも望みたいが、反面1度ドックホテルに預けた際に丸一日、水も飲まず食事もせず、排泄も一切しなかったラテを思うとどれだけオトーサンたちと離れたことがショックだったかが分かった。またすでに数年前になるがワンコ好きの女性に「リードを持たせていただけますか」と言われ、オトーサンは気楽に「どうぞ」と渡した途端、ラテは奇妙な声を出しながらオトーサンにしがみついたことがあった。

それはラテにとって一番嫌なことなのだと知ったオトーサンは以後安全の為もあるがリードを他人に預けることは素振りだけにしてもしないことに決めた。
ときに言うことを聞かない勝手な振る舞いに腹立たしいときもあるが、ラテがオトーサンたちに信頼と愛情を寄せてくれていることは日々の態度でわかっているだけに愛しさはつのるばかりだ…。



往年の美女、ヴェロニカ・レイクを思い出す〜そして映画「サリヴァンの旅」

この数年、なるべく映画を観るようにと心がけている。しかし映画館に足を運ぶのではなくiTunesだったりAmazonプライム、あるいはDVDを購入しての話しだ。それも新作より旧作の方が多い。何故ならどうにも古い作品の方が夢があるような気がして楽しいのだ...。


映画に興味を持ったのは高校時代くらいからだったが、高校生が映画館にちょくちょく行けるはずもなく映画のストーリーやキャストといった情報を知るのはもっぱら図書館にあった「映画の友」や「スクリーン」といった雑誌からだったし映画音楽は母がソノシートをブックレットにセットする内職をやっていたので余った1枚を飽きずに安物のプレーヤーにかけて楽しんだ。

「映画の友」や「スクリーン」は今では考えられないほど隅から隅まで熟読した。為に実際の映画を観たつもりになっている作品も多いくらいだった...。

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※プレストン・スタージェス監督「サリヴァンの旅」(1941年公開) DVDパッケージ


特に多感な年齢だったこともあり興味の対象は欧米の女優たちの姿だった。世間知らずの男子はこれほど美しい女性が現実に存在するのか…と真面目に思ったりもした(笑)。だから1940年前後からの作品と主演女優の情報には詳しかった。まあ今ではほとんど忘れているが...。

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※マネキンの撮影中に「サリヴァンの旅」などに出演したヴェロニカ・レイクを思い出した


そんな少年時代だったから些かブロンドコンプレックスの傾向もあるし、好きな女優の多くはブロンドの髪が印象的だった。それはともかく思い出すままにお気に入りの女優たちを列記するなら、キャサリン・ヘプバーン、マリリン・モンロー、ラナ・ターナー、グレース・ケリー、イングリッド・バーグマン、エリザベス・テイラー、キャンディス・バーゲン、キム・ノバック、エヴァ・ガードナー、オードリー・ヘップバーン、カトリーヌ・ドヌーヴ、ブルック・シールズ、ソフィー・マルソー…。なにか美女全部みたいたが、それ以前に銀幕で活躍していた数人の女優たちのイメージは名を忘れてもいまだに記憶の底に眠っている。

これらに比較して近年の、あるいは現代の若き女優たちの名はほとんど知らないしその動向も気にならないのは私自身の年齢のせいと理想の女性を観る価値観が違っているからだと思う。
ともかく昔、昔に映画雑誌などで見た、あるいは後年DVDなどで観る一昔前のスターたちの姿は輝いていたしその顔も普段は忘れていても記憶に焼き付いているに違いない。

なぜなら先日我ながら思いがけないことから忘却の彼方だった1人の女優の名を思い出した。
別項でご紹介しているとおり、最近仕事をきっかけにお気に入りのヘッドマネキンのボディを造形したが、それにWig(かつら)を付け簡素なシャツとジーンズを着せてみた結果、いやはや自画自賛だがそこいらの映画女優にも劣らない気品と優雅さを備えた女性(マネキン)が出現した…。

ともかくクライアントの依頼に基づきイメージに合うであろう...いや、ベストのイメージを探すために数種のWigを付け替えながら撮影の構図を考えていた。Wigはショートカットのものやロング、あるいはブロンドや栗毛あるいは赤毛といった10数種を揃えてあるのでとっかえひっかえしていたが、ロングのWigをかぶせて簡単な調整をしていたとき忘れていた古い記憶が突然甦った。

我が研究所のモデル嬢のロングの髪はたまたまだったが向かって左柄にウェーブがかかり、彼女の右目を覆う形になってしまった。それを見た瞬間その右目にかかる前髪がトレードマークだった古き時代の映画女優を思い出したのだ。

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※憧れのヴェロニカ・レイク(笑)


それが1940年代に活躍した妖しい美しさで人気を得たヴェロニカ・レイク(Veronica Lake)である。早速ウェブで検索してみたが、すでに先入観もあったからだろう…我が研究所のモデル嬢はどこかしらヴェロニカ・レイクに似ているように思える(笑)。

彼女が出演した映画で思い出した作品は「サリヴァンの旅」だったのであらためてDVDを買ってみた。なにしろ1941年製作の本作品はiTunesとかAmazonプライムといったところでは見つからないのでDVDを買うしかなかったが勿論モノクロ映画である。
いやはや映画の出来という点でいえば近年の多くの作品には及ぶべくもないし "たわいもない" 作品と言われるかも知れないが実に楽しいのだ。

私にとって映画は基本的に娯楽である。なにも時間と金を使って眉間にシワを寄せたり嫌な思いをする映画など観る必要はないと思っているから「映画はこうありたい」「これが映画なのだ」という思いを新たにした。
個人的な趣味趣向および青春を送った時代背景の違いといってしまえばそれで終わりだが、私が近年制作されたCG満載の映画を面白くないと思うその理由があらためて「サリヴァンの旅」を観てわかったような気がした...。

ストーリーも難しい点はない。ハリウッドで成功を収めてきた映画監督のサリヴァンは映画会社の重役たちが「映画は娯楽」という意見に反して戦争や貧困といった現実社会を反映させた映画を撮るべきだと考え、社会の実態を知り体験したいと浮浪者に変装して旅に出る。そして途中で彼はハリウッドのカフェでブロンドの美女と出会いあれこれあった末に一緒に旅をすることになる...。

それにしてもヒロインとして出演しているヴェロニカ・レイクのなんと美しいことか!念のため確認して見るとこれは彼女が19歳のときの作品だった。小柄な女性だったようだが主人公のサリヴァンと共にホームレスの姿になって旅を続けるその姿はまさしく子供であり天使のようだ。

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※「サリヴァンの旅」の一シーン。手前がサリヴァン役のジョエル・マグリーと一緒に旅をすることになった美女、ヴェロニカ・レイク分する男の子


なんだかヴェロニカ・レイクの姿を見ていると私の深層心理の奥深くに埋め込まれた理想の女性象がこのヴェロニカ・レイクだったのかと思える。

ただしウィキペディアによれば本作品の日本公開はずっと後の1994年だったそうだから私がヴェロニカ・レイクの容姿を知ったのはやはりかなり以前の映画雑誌か別の作品だったに違いない。

ともあれ我が研究所のモデル嬢の顔が気に入ったのは近年の美女たちというよりヴェロニカ・レイクのような一昔前の美女たちを彷彿とさせる顔かたちだからなのかも知れない…とも思い当たった。
ちなみにヴェロニカ・レイクは1973年7月、アルコール中毒による肝臓と腎臓の合併症で亡くなった。享年50歳だった。


After Effects対応のスタビライズプラグイン 〜 Super Mega社ReelSteady発売

(株)フラッシュバックジャパンは6月9日(木)、カメラの手ブレや振動を解析して滑らかに補正する After Effects 対応のスタビライズプラグイン「ReelSteady (リールステディ)」の販売を開始したと発表。


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ReelSteady は、カメラの揺れや振動を解析して補正する After Effects 対応のスタビライズプラグイン。AE標準搭載のワープスタビライザーに比べ、エッジが歪むことがなく滑らかにスタビライズすることができる。

スタビライズだけでなく、CMOSセンサーのビデオカメラで撮影した際に起こるローリングシャッターの補正機能や、アクションカメラなどのレンズの歪みを補正するツールも搭載。

また、GoPro、Canon 5Dmkiii、RED Epic、iPhone 6 などのカメラ専用のプリセットも収録。撮影に使用したカメラのプリセットを読み込んで、スタビライズ処理するだけで面倒なパラメーター設定は必要ない。

複雑なショットや揺れが残っている場合は、フレーム間を指定して再度スタビライズ処理をして修正することが可能。また、After Effects のマスクを適用して、解析の妨げになる範囲をマスクアウトすることで、より正確なスタビライズ効果が得られる。

………………………………………………………………………………………
 ■ ReelSteady 製品仕様
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 ・製品名  :ReelSteady
 ・種類   :After Effects プラグイン
 ・製品紹介 :http://www.flashbackj.com/supermega/reelsteady/
 ・販売価格 :50,970円(税込)
 ・動作環境 :【対応アプリケーション】
        - Adobe After Effects CS6 / CC / CC2014 / CC2015 ※
         ※Windows版はCC2015に未対応

   【対応OS/ハードウェア】
        - Mac OS X 10.8 / 10.9 / 10.10 / 10.11
        - Windows 7 (64bit) / 8 (64bit)
        - ハードディスクに10MB以上の空き容量
        - 4GB以上のメモリ
        - インターネット接続環境

        ※対応OS/ハードウェアは、対応ホストアプリケーションの
         各バージョンの仕様に準じる。
 ・インターフェイス:英語版
 ・販売形態 :ダウンロード
 ・開発元  :Super Mega
 ・販売元  :(株)フラッシュバックジャパン



フォーカルポイント、iPhone SEを守る自己修復ケース「Just Mobile TENC」発売

フォーカルポイント株式会社は6月8日、AppleのiPhone SEに対応するJust Mobile社の自己修復機能搭載の薄型ハードケース「TENC for iPhone SE/5s」を全国の家電量販店および雑貨店舗などを通じて発売すると発表。同社の運営するオンラインストアでも本日より順次販売を開始。


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【Just Mobile TENC for iPhone SE/5s シリーズ】
Just Mobile TENC for iPhone SE/5s(ジャストモバイル テンク フォー アイフォーン エスイー/5エス)は、特殊素材を採用した自己修復機能搭載の画期的なiPhoen SE/5s用保護ケース。ポリカーボネート製のハードケースを美しい状態に保ちつつ、iPhoneを綺麗に保護する。

【製品の主な特徴】
・先進的な自己修復機能搭載ケース
・ケースの特殊素材が擦り傷を自己修復
・薄型軽量の頑丈なポリカーボネート製
・使いやすさを重視したコネクタ部開放型
・全てのボタンや機能にアクセス可能
・クリスタルクリア、マットクリアの2色

【対応機種】
・iPhone SE
・iPhone 5s
・iPhone 5

定価:はオープンプライスだがオンライン直販価格は各2,980円(税抜)。

Just Mobile TENC for iPhone SE/5s



株式会社MJSOFT、米moshiブランドの新商品6点をリリース

株式会社MJSOFTは6月8日、米moshiブランドの新商品 Mini DisplayPort to HDMI Adapter Pro、iGlaze Armour for iPhone SE/5s/5 など6点をリリースしたと発表。発売日は6月15日。


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1)moshi Mini DisplayPort to HDMI Adapter Pro
  ミニディスプレーポート-HDMIアダプタノ4K/60Hzのリフレッシュレートに対応したハイグレードモデル
  想定販売価格:4000円(税別)

2)moshi iGlaze Armour for iPhone SE/5s/5
  仕様変更してリニューアルされた iPhone SE/5s/5対応ハイブリッドケース
  想定販売価格:4500円(税別)

3)moshi iVisor AG for iPad Pro 9.7
  iPad Pro 9.7インチ用スクリーンプロテクター
  想定販売価格:3600円(税別)

4)moshi iGlaze for iPad Pro 9.7
  iPad Pro 9.7インチ用クリアケース
  想定販売価格:3600円(税別)

5)moshi VersaCover for iPad Pro 9.7
  ユニークな構造のカバーで様々な角度のスタンドとしてご使用いただけるiPad Pro 9.7インチ用ハードケース
  想定販売価格:7000円(税別)

6)moshi MetaCover for iPad Pro 9.7
  別売オプションで壁に取り付けもできるiPad Pro 9.7インチ用高機能ケース
  ※金属面や壁などにマウントするには、別途「Magnet Mount」または「Wall Mount」が必要
  想定販売価格:8800円(税別)

株式会社MJSOFT




Art Text3でドーナツを作ってみよう!?

近年アプリケーションで感激する機会は少なくなった。大概のことでは驚かなくなったこともあるし一昔前より洗練されたソフトウェアは多くなったものの、独自の魅力に欠ける製品が目立つ...。そんな中、Art Text3はMacにとって実用以前に得がたいユニークで楽しいアプリケーションだと思う。


Art Text3はその名の通り、本来は入力したフォントを立体的にして陰を付けたり、あるいはテクスチャを加えたりと文字通りテキストとアートのコラボを指向したソフトウェアだ。実際にどれほどの実用性があるかは使う人次第だろうが、ロゴデザインやウェブデザインには大きな力となるに違いない…。私は最初期バージョンからのユーザーで直近までバージョン2の愛用者だったがこの度バージョン3が登場したので早速アップグレードした次第。

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※Art Text3のアバウト


Art Text3はその機能も素晴らしいが、ひとつの画面にすべての機能が整然と分かりやすく搭載されているだけでなく、不用意なオペレーションをしないよう使えない機能はセレクトできないように…表示しないようにといったMacのGUIの神髄を知らしめる優秀な構成力を垣間見ることが出来る。

ということで多機能/高機能なひとつひとつの事例をご紹介するより、ときにアプリの能力を的確に知っていただくには意外な例の方がインパクトがあるかと考え、今回はArt Texe 3でドーナツを作ってみる?!

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※作例はArt Text3でドーナツ作りだ!


さて、Art Text3を起動すると画面は大別して3つに分かれて表示される。中央は「描写画面」、左サイドは「テンプレート」「支援イメージ」「形状」そして「レイヤー」の4種に機能を変えることが出来る「コンテンツパネル」で、それぞれポップアップメニューでバリエーションを選択できるようになっている。

対して右サイドは描写画面に置いた、あるいは入力したフォントやオブジェクトをクリックし選択するとそれに見合った機能が列ぶ「インスペクタ」だ。
例えばテキスト入力の場合は、上部にテキスト入力フィールド、フォント選択や揃え・行間・カーニングなどの設定の他、塗りつぶし、ストローク、エフェクトそしてジオメトリの設定といった詳細なビジュアル編集機能が表示する。

要は入力したフォントをリアルな質感を持つ3Dにしたり、形状を組み合わせて容易にロゴデザンやデザインの素材などを生み出すことが簡単に可能になる。ただし一件単純そうに感じるかも知れないが、ひとつひとつの機能には細部にわたる気遣いが感じられ、奥深く完成度の高いソフトウェアに仕上がっている。

では…早速だが、中央に穴の空いたドーナツを作るが、まずはその形状をArt Text 3に入力する。ドーナツらしき形はコンテンツパネルの「形状」から穴の空いた円を選ぶのも良いが、後述するジオメトリを使っても厚み(深さ)の設定に限界があるためここでは製品インストールと共に追加されたフォントから "Becker Black NF" の "O" を使ってみた...。

なおテキスト入力時には描写画面左下の "+" をクリックするとポップするメニューで "3D テキスト" を選ぶ。画面には初期テキストとして "Text" という文字列が入力されるが、そのオブジェクトを選択するとインスペクタがアクティブとなり上部「テキスト」入力フィールドに入力された文字列が表示されるはずだ。したがってそのフィールドを消し、 "Becker Black NF" フォントを選択の上で "O" を入力する。

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※テキスト入力時には描写画面左下の "+" をクリックするとポップするメニューで "3D テキスト" を選択


描写画面のオブジェクトは当初グレーで表示されるが、オブジェクト下には3Dオブジェクトであることを示すアイコンがありここをマウスドラッグすることで表示角度を変えることができる。さらにオブジェクト四隅のポイントをドラッグし、適度なサイズにしてみよう。

ArtText3_A_05.jpg

※ "O" のオブジェクトはすでに3Dになっている


ではこのオブジェクトをまずはドーナツらしくしてみる。
「インスペクタ」から「マテリアル」をクリックし「プリセット」メニューの「その他」から「Misc_03」を選択。

ArtText3_A_06.jpg

※マテリアルも多くのプリセットが用意されている


これだけでオブジェクトはそれらしくなったのではないだろうか...。後はテクスチャのサイズ調節、バンプマップで手作り感を出すため適度なデコボコを表現してみる。

ArtText3_A_07.jpg

ArtText3_A_08.jpg

※オブジェクトにマテリアルを付加(上)。後にテクスチャサイズやバンプマップでよりリアル感を作り出す(下)


続けて「インスペクタ」の「ジオメトリ」を使い、「深さ」でドーナツらしい厚み感を出し「面取り」で全体に丸みをつければチョコレートドーナツの完成である。

ArtText3_A_09.jpg

※「ジオメトリ」で「深さ」を調節し、全体に丸みを帯びたドーナツに編集


ちなみに冒頭の作例はマテリアルを変えて違う2種類のドーナツも作り組み合わせてみたわけだが、要領は同じである。

ArtText3_A_11.jpg

※マテリアルを変えたストロベリードーナツの例


最後の仕上げは別途適当な皿を上からデジタルカメラで撮影し、そのjpegデータをArt Text 3の背景に読み込み、そこに3つのドーナツを配置する。その際に「インスペクタ」の「エフェクト」にある「影」を調整してよりリアリティを演出する。
なお3つのオブジェクト...ドーナツの前後はレイヤーメニューから前後を指定すればよい。

ArtText3_A_12.jpg

※オブジェクトの重ね具合も調整可能


オブジェクトの形状とマテリアルを選べば、他にも多々応用がきくはずだ。例えばチーズなども簡単に作ることが出来る...。

ArtText3_A_13.jpg

※三角のチーズもあっというまに出来上がる


ということで今回はArt Text3の能力の一端をドーナツ作りでご紹介したが、より詳細な機能に関しては別途何度かにわけてレポートしたいと考えている。



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Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員