ScanSnap SV600のMac版ソフトウェアリリースを祝う!

すでにご承知だと思うが、非接触のイメージスキャナ ScanSnap SV600のMac版ソフトウェアがリリースされた。これまで幾度か関連情報をお知らせしたとおり、発売以来Windows環境のみでしか使えない製品だったが待望のMac環境で利用が可能になったことになる。それに合わせ…それを祝い、ScanSnap SV600の専用環境を用意することにした。


これまでWindows環境のみでしか使えないScanSnap SV600をMacの仮想環境ソフト上でWindowsを走らせ使ってきたが、やはり全ての作業がMacだけで済むならそれが理想だし使い勝手もよいはずだ。
今年の秋口までにMac版ソフトウェアのリリースがあるとされていたから、ずっと楽しみに待っていた。しかし間が悪いことにAppleがスペシャルイベントで発表した新製品情報の詳細確認はもとより、待望のScanSnap SV600 Mac版ソフトのリリースが報じられた10月24日は引越前夜であり、すでにMacは勿論SV600もダンボールの山のひとつになっていたわけで確認することもできなかった。

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※新しく専用の場所を確保し設置が済んだScanSnap SV600


翌日、台風の影響で雨降る中、引越はともかく無事に終わった。そしてその夜、山のようなダンボール箱を背にしてともかくMacの設置とインターネット環境構築し、続いて今般のMac版ソフトのリースを受け、SV600専用の環境…場所を用意することにした。
これまでの環境も常設ではあったが、後付けに場所を確保したため理想の環境とはいえなかったものの今回はMacが乗っている机上の右隣に専用机を用意し、SV600本体はもとより背景マットを広げても少し余裕がとれるスペースを作った。そして背景マットの上には多用するブックプレッサーを置いておく…。
狭い研究所の一室にしてはこの専用スペースはいささか贅沢だが、それだけSV600とMac版ソフトウェアに期待していると共に私にとって実用度が高い機器になっている証拠でもある。

ハードウェアの設置が終わった後はソフトウェアのインストールだ。リリースされたソフトウェアはOS X Mavericksにも対応しているので安心してインストールできる。内容はドライバソフトウェアのScanSnap Manager、名刺をスキャンし簡単管理するための CardMinder、そしてイメージデータをOffice文書に変換できる ABBYY FineReader for ScanSnapだ。
インストール後、現段階でまだ詳細な検証はできていないが、取り急ぎScanSnap Managerの基本設定をした上でスキャニングが問題なくできることを確認した。

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※セットアップしインストールしたMac版ソフトウェアでスキャニングのテストをしたがトラブルなく動作した!


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※スキャニングの設定画面


またブックプレッサーやダストカバーなどScanSnap関連の便利で有用なアイテムを開発しているバード電子から検証依頼をいただいていた案件もやってみた。
それは「ScanSnap V600活用術、PowerMateをフットペダルの代わりに使う!」などでこれまでにもSV600とブックプレッサーを活用する際のチップスなどをご紹介したが、今般バード電子からSV600本体のスキャニングボタンに手を伸ばさず、手元や足元でスキャニングを実行するためのUSBスイッチボックスの試作品を受領していたのでその検証を早速試してみた次第…。

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※バード電子の試作USBスイッチボックス。本体のScanスイッチに触れずボックスのボタンを押すことでスキャニングを開始できる


ただし当該スイッチボックスはあくまで試作品であり、実際の製品とはデザインなど大幅に変更となるはずだが、ともあれブックプレッサーで両手が塞がっている際には足元に置いたり、あるいは手元に置いたりしてスキャニングのスイッチとして使えばSV600をより便利に使えるSV600ユーザー必須の周辺機器だ。
早速このスイッチボックスをMacのUSBポートに接続する。当該スイッチボックスは別途ご紹介したPowerMateによる代用とは違い、すでにスキャニングのショートカットコマンドが書き込まれているため、接続するだけでユーザー側は特別設定など不要である。
USBポートに接続後、”F1” すなわちスキャニングコマンドを実行する赤いボタンを押すとSV600はスムーズにスキャニングを開始した。これは製品化が楽しみなアイテムである!

ともあれMac版ScanSnap Managerの本格的な使い勝手などはこれから順次検証していくが、手慣れたMac環境でSV600が十分に活用できるようになったことは本当に嬉しい。

ScanSnap SV600







Altair8800と互換性がある8bitマイクロコンピュータキット Legacy8080公開

株式会社 技術少年出版は10月29日、8bitマイクロコンピュータキット Legacy8080(開発コード ネーム:E-80 Project)を2013年11月3日・4日に開催されるDIY大好きな「Maker」のお祭り「Maker Faire Tokyo 2013」の会場にて正式発表するに先立ち情報を公開した。


Legacy8080は、1975年に世界で始めて発売された伝説の8bitマイクロコンピュータキット「Altair8800」と互換性がある。
Legacy8080は、21世紀の最新LSI技術で設計されたビンテージコンピュータだがそのコンセプトは38年前と同じ。
Legacy8080は、「Altair8800」と「IMSAI8080」などのAltair8800互換機用として1975年から1980年代に開発・販売され てマイコンの歴史を創った著名なソフトウエアを多数動作させることができる。

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※Legacy8080(開発コード ネーム:E-80 Project)の雄姿


1975年に発売された「Altair8800」は大学生だったビル・ゲイツ氏がBASICインタプリタを提供することにより大ヒットしてマイコン革命の起爆剤になった。
そしてビル・ゲイツ氏は大学を中退しマイクロソフト社を設立してソフトウエアビジネスの 道に進んだことは周知のこと。
ビル・ゲイツ氏が通っていた中学校にたまたまミニコンの利用環境があったのでBASICプログラミングを熟知することができたことが彼の原点になったがもし、彼の中学校にミニコンが導入されていなかったらビル・ゲイツ氏は両親の後を継いで弁護士や銀行家になっていたかも知れない。

Legacy8080開発の目的は、今の小中学生がLegacy8080を作りプログラムすることによりコンピューターを原理から学び、将来ビル・ゲイツ級の腕利き技術者に育つことを狙っている。
技術少年出版ではスマートフォンのアプリ開発レベルではなく、次世代のOSやCPUの開発、人工知能の開発が出来るレベルの腕利き技術者を育てるにはコンピュータアーキテクチャやアセンブラを小中学生から体験するのが必要であると考えている。

F1ドライバーや、世界トップレベルのサッカー選手、ピアニスト、フィギュアスケーターは3~4歳からその体験をスタートさせることはよく知られていることだが、技術少年出版ではコンピュータ分野でも年少のころからの体験が重要と考えた。
Legacy8080は入門用8bitマイコンと言ってもコンピュータ工学(Computer Engineering)からコンピュータ科学(Computer Science)まで学ぶことができる高度なソフトウエアが揃っている。
コンピュータアーキテクチャを基礎から学べるようにCPUの内部構造の学習からアセンブラプログラミングの体験ができ、コンピュータサイエンスが学べるようにBASIC、C、FORTRAN、COBOL、PASCAL、LISP、 PL/I、APL、ALGOL、Prolog、FORTHなどの貴重で高度なソフト資産を体験できる。
Legacy8080では、電子工作を体験できるように色々な種類のインターフェイスがユーザーに開放されているためエレクトロニクス分野の基礎技術も体験して学ぶことができる。

「Maker Faire Tokyo 2013」
△ 日時:2013年11月3日(日)12:00~17:00、4日(月・祝)10:00~17:00
△ 会場:日本科学未来館 東京都江東区青海2-3-6
     タイム24ビル 東京都江東区青海2-4-32
「Maker Faire Tokyo 2013」公式サイト
△ 入場料:前売:大人 1,000円、18歳以下 500円
      当日:大人 1,500円、18歳以下 700円
△ 出展者数:約300組
△ 主催:株式会社オライリー・ジャパン
△ 共催:日本科学未来館、臨海副都心まちづくり協議会、東京臨海副都心グループ、ほか
△ 技術少年出版の展示ブースの場所:「日本科学未来館」1階の企画展示ゾーン ブース番号 G-05 正面入り口より一番奥の中央

株式会社 技術少年出版


「CoreDrive」が263種類のファイル形式プレビューに対応

クラウドストレージ事業を展開する株式会社ねこじゃらしは10月28日、新しいファイル共有サービス「CoreDrive(コアドライブ)」において、263種類のファイル形式プレビューに対応したと発表。また、全てのユーザーが無料で利用できる「素材ボード」を、本日新たに二つ開設している。


クラウドストレージ上のファイルを見ることができる “プレビュー” 機能は、クラウドストレージ上のファイルをダウンロードしてから確認したり、専用ソフトがインストールされているパソコンからファイルを確認しなければならなかったりする煩わしさを解消してくれる。
ファイルを共有する相手の方も同様に、プレビューされたファイルを見てすぐにファイルの中身を確認することができるので、どんなファイルのやりとりもスムーズに行える。

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今回のバージョンアップでは、CoreDrive上でプレビューできるファイル形式がさらに100種類以上増え、合計263種類のプレビューに対応。また有料会員向けにはRaw画像データのプレビューや、動画・音声ファイルのストリーミング再生など、プロフェッショナルのニーズに対応したアドバンスド プレビュー機能を提供する。CoreDriveでプレビュー対応しているファイル形式(拡張子)の一覧など詳しい事などは同社のプレスリリースを参照のこと。

株式会社ねこじゃらし CoreDrive




私がジョナサン・アイブへ不信感を持っている理由(笑)

いかにもウケを狙ったタイトルのようだが(笑)、先日知人らとFaceTimeで長話をした際のまとめみたいなアーティクルになるものの、私がAppleの重鎮であるジョナサン・アイブ氏に不信感を持っている…という話から盛り上がった。不信感を持ったのは随分と前の事だ。まあ、ジョナサン・アイブ氏の熱烈なファンの方も多々いらっしゃるはずだが、与太話としてお許し願いたい。


知人らとの話の中で行きかがり上、私が「ジョナサン・アイブをあまり好きではない」という話をしたところ、ひとりの方が言うには「そもそも我々が有名人を嫌いとか批難するのは深層心理的にただ単に有名人…成功者への反感からだと思う」とし、さらに「極論をいうなら、我々は企業から生み出された製品…プロダクトに対して評価するのは良しとしても本来ジョブズやアイブらのあることないことを言い合うのは意味のないことではないか」と切り捨てられた(笑)。

正直…なるほど、もっともな意見だとも思った。しかし現代の複雑で難しい時代…あれこれの問題を多々抱えた情報化社会では卵でも野菜でも、あるいは牛乳でもどこの誰が作ったのかが分かる方が安心して消費できることは間違い無い。無論パソコンだって作り手やその情熱が伝わってきた方が興味もわくし面白い。
そもそも我々が30年以上も前にApple製品を熱烈に支持するようになったのはデザイン云々以前にAppleという企業文化が我々ユーザーの心を捉えたからだ。
思い出しても…1980年代、Apple IIを見て「欲しい!」と思ったのは筐体のデザインでもなければ6色アップルロゴのプレートでもなく、ただただ日本製パソコンとは明らかに違うスペックでありその能力だった…。

さてAppleの戦略の一環なのだろうが、新製品が出る度にジョナサン・アイブはそのコンセプトの説明のためウェブに動画として登場し解説する。そしてそれを多くの人たちも楽しみにしているようだ。したがってすでにアイブはAppleの顔なのである。もしかしたらCEOのティム・クックより世間には知られている人物かも知れない。
そのアイブの姿は必ずといってよいほどシャツ1枚であり、その些かマッチョな身体にその姿は似合わないと私は常々思っている(爆)。

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※個人的にこの姿は...少なくともメディアに登場する場合には世界的なデザイナーとしてふさわしくなく、もう少しお洒落をしていただきたい(笑)


シャツの色はともかく、私の子供の頃にはこんなシャツ1枚とステテコ姿で縁台に座って将棋を打っていたオヤジ達が沢山いたが、そんな男たちを思い出してしまう…。したがって大きなお世話だと知りつつも個人的にはプロダクトデザイン以前にご自分の身につけるものを…いや普段着はどうでもよいが少なくともメディアに登場する際には着衣を再デザインすべきではないか…と思ったりもする(笑)。「先ず隗(かい)より始めよ」であろう…。

ただしこれはあくまで私個人の感じ方なので多くの方たちと相容れない意見かも知れない。そもそもアイブがその実力を十分に発揮できたのはスティーブ・ジョブズの強烈なリーダーシップあってのことだったと思うのだ。単に実力や能力があったとしても企業や組織の中で理想的な結果を生むには様々なファクタを超えた判断や決断が必要なわけで、アイブひとりが優れていたとしてもなかなか良い結果は残っていかないと危惧している。
無論歴史が証明しているようにアイブを評価し積極的に表に出すようにしたのは他ならぬスティーブ・ジョブズである。そしてまた、アイブの存在を我々が認識しだしたのはスティーブ・ジョブズがAppleに復帰しあのボンダイブルーのiMacを発表してからだ。

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※当研究所所有、初代ボンダイブルーのiMac


ジョナサン・アイブはロンドンのデザインエージェンシーに在籍した後、1992年アップルでのキャリアを積むためにアメリカ合衆国へ移住しロバート・ブルーナー率いるインダストリアルデザイン部門に就任し、20周年記念モデル(スパルタカス)の最終デザインを担当する。またスティーブ・ジョブズが復帰した1997年以来、アップルのIDGを率いて主要製品のデザインを統括してきた。その後インダストリアルデザイングループ担当上級副社長に就任し、現在ではハードウェアのデザインだけでなくiOSのフラットデザインなどにも大きな影響を与える立場におりすでに多くの賞を得、デザイン界でもっとも有名な人物となった。
英国紙The Sunday Times は2005年にアイブをイギリスでもっとも影響力のある海外居住者のひとりとして選出している。さらに2006年にはデザイン業界への貢献を讃えて大英帝国勲章を授与され "Sir Jonathan Paul Ive" とナイトの称号を与えられている。

さて私がアイブのデザインに疑問を呈するのは無論その理由があるからだ。
最初に私がジョナサン・アイブを意識したのはスパルタカスだった。80万円もする高価な割にはスペックが旧態依然の製品だったがAppleの創立20周年を記念するモデルだということ、そしてそのデザインが未来志向なのが気に入って購入した。
液晶画面も小振りでパワーも決して最上級ではなかったがサウンド系にはBOSEのウーハーとスピーカーが使われており、楽しむには十分な製品だった。しかし早々にトラブルが生じた。
スパルタカスは自宅に設置したことでもあり、そうそう本体の配置を変えた記憶はないが、おかしなことに背面から出でいる電源を含む太いケーブルの根元が折れたように皮膜が破れシールドが見えるようになってしまった。聞けば同様なトラブルは私だけではなく多々生じていたようで、見るからにケーブルおよびその取りつけ手法に無理があるように思えた。これは明らかに材料選択を含む設計ミスだ。いくら本体のデザインを見栄え良くしたとしても早々に問題が生じるインダストリアルデザインなど信用できないと思った。

そのもやもやした疑惑は初代 iMacで確信となった(笑)。ボンダイブルーのiMacに使われた円形のマウスは実に使いにくかったからだ。サイズが大きめなのは欧米のユーザーには気にならないのかも知れないが、問題は円形なので直感的にマウスを正しい方向に保持するのが難しいのだ。iMac本体の魅力を割り引かざるを得ないこの円形マウスにジョナサン・アイブへの不信感はつのった…。

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※ボンダイブルーのiMac用円形マウス


この問題は狭い一部のユーザーの文句に留まらなかった。なぜなら1999年のMacworld Expo/SFにはその円形マウスに被せるマウスカバー「iCatch」がサードパーティから販売され飛ぶように売れた事実からも問題は明白だろう。無論「iCatch」は私も買った(笑)。

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※サンフランシスコのMacworld Expoで人気商品となったマウスカバー「iCatch」を販売するブース(筆者撮影)


それだけならまだしもその悪評を払拭しようと考えたのだろう、当のアイブが動画でサイトに登場しマウスの持ち方や円形マウスの扱い方を説明するという愚行に出た。思わず「いまさら作り手に持ち方や使い方を教わらなければ使えないようなマウスなど作るなよ!」と口に出してしまうほどそれはおかしな話だった。

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※円形マウスに被せるマウスカバー「iCatch」(上)と実際にマウスに被せた例(下)


一端大きな不信感を持ってしまうとどうにもそうした目で彼の仕事を見てしまう…。そうした懐疑的な目で見ると例えば新しく発表された円筒形のMac Proは疑問だらけのデザインである。しかも先の初代iMacのマウスを思い起こすとどうやらアイブは円という形が好みなのではないか…。
今回iPhone 5c用としてリリースされた専用カバーには多くの円形で型抜きされたデザインが採用されている。まあ、円形の穴といえばフロントに空いた沢山の小さな穴を持つ現行Mac Proを思い出すが、iPhone 5cケースのそれはサイズが大きいだけにダサク感じて好きになれない。なにが…どこがAppleらしさ、斬新さなのだろうか?
アップルのウェブにはそのケースを称して「後から足したように見えないのは、最初からデザインの一部だったからです。」とある。しかしケースに隠れ、円形からiPhone背面に印刷されている “iPhone” のテキストが 一部覗いている様は、どう贔屓目に見ても「後から足した」ようにしか見えず、これがAppleのデザインか?と疑うほど素人臭い。

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※iPhone 5cと専用カバー(アップルのウェブより転載)。こんなデザインでよくも「後から足したように見えないのは、最初からデザインの一部だったからです。」等といえるものだ(笑)


円形はある意味で究極の、完全なる形であるからして様々な道具やデザインとして使われてきたわけだが、発表された新型Mac Proはパソコン本体のデザインとしては例がない筒型だ。大型スーパーコンピュータのクレイは冷却効果を狙ったこともあって結果円筒形に近いデザインのものがあったがパソコンでは類を見ない…。
これまでなかった形を求めたいとする気持ちが働いたのかも知れないが、見た目はともかく円という形状は決して使い易いものとは限らない。
まず内部構造上、デッドスペースが出来やすく部品の実装が難しいはずだ。それはApple側の問題だからしてともかくとしても、机上に円筒形を置くことを考えれば自ずと想像できると思うが、他のほとんどの機材が四角い形状であることもあって設置場所にデッドスペースができるだけでなく置く位置…向きが限定されるように思う。
とはいえこの円筒形デザインを気に入っている方もいるわけだから、あくまで私の個人的な好み...感性からくる意見である事は申し上げるまでもない。

とはいえ本来円はどのように設置しても円であり、自由度が高いように思われるが現実のプロダクト、それもパソコンであるなら少なからずケーブル類が接続され,電源ボタンなどに手を触れなければならないわけで、場合によってはそれらの取り回しが気になるのではないだろうか…。
さらにiOS 7のアイコンデザインもスタートしたばかりだからして温かい目で…長い目で見たいとは思うが、超一流のデザイナーが手がけたアイコンデザインとは思えないものがいくつかある。そういえばiOS 7の受信電波の強さを表す5段階表示も○の連続になったし、フラットデザインには丸が目立つように思える。

ともあれ誤解があっては困るが、この項はジョナサン・アイブをいたずらに貶めようとする意図ではない。多くの賞を得た彼とて一人の人間であり完全無欠であるはずもなく、時に失敗作を生み出すこともあり得るのだということを納得しておくことが大切だと思うだけだ。
先のアーティクル「スティーブ・ジョブズ 1995 〜ロスト・インタビューの注目すべき点【2】」でご紹介したとおり、スティーブ・ジョブズは「真に優秀で頼りになる人たちにしてやれることのなかで、何がいちばん重要かというと、仕事の出来が満足いくものではない時には、それを指摘してあげることだ。…簡単なことではないさ。」と言っている。
まさしくユーザーとしても妄信したり闇雲に賞賛を送るのでなく、駄目な物はダメだときちんと伝える必要があると思うのだ。それが次によりよい製品を開発する因(よすが)となるに違いないと考えるからである。


iPhone 5s

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2013年9月20日より発売開始され、指紋認証センサーのTouch ID、64ビットアーキテクチャを持つA7チップ、一段と高性能になったiSightカメラ、超高速4G LTEワイヤレス接続などが搭載された。カラーラインナップはシルバー、スペースグレイ、ゴールドの3種類が用意された。写真はゴールド。


ラテ飼育格闘日記(360)

この20日は新しい住居の鍵を受け取る日だったから、各部屋の寸法を測るという目的もあって早速メジャーやいくつかのアイテムを持参し新居に向かった。そしてもう一つ重要なこととしてラテを一緒に連れて行き、反応を見つつ少しでも早く新しい環境に慣れさそうと考えた。しかしなかなか思うようにはいかない…。


本来なら短時間で各部屋の寸法を測り、消毒作業が終わったはずの部屋を簡単に掃除しようという目的だからしてラテは邪魔である。しかしオトーサンとしてはいきなり引越当日に「はい、ここが新居ですよ〜」と引き入れたのではラテが少々可哀想とも思い、新しい場所は楽しく安全な所なのだということを知ってもらおうと思った次第。

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※オトーサンたち、一体なにやってるんですか?


女房が不動産屋に出向き、鍵を受け取った後でタイミングを合わせオトーサンがラテを連れ新しい住居前で落ち合おうという予定を立てた。
とはいえご想像いただけると思うが、ワンコの散歩には相応の持ち物が必要であり今回は目的が目的だからして他の荷物も多くて大変である。さらに新しい住居にたどり着く過程でラテが緊張のあまり脱糞し、リードを強く引き続けて嫌だと抵抗するワンコの美容室の前を通らなければならないのだ(笑)。

勿論、ラテはオトーサンたちの引越の事実など知る由もないし、今日どのような目的でこの道を通るかといったことは理解できるはずもない。ただただ、これまで美容室に行く場合のみに通った道を歩くのだから、ラテにとってことは重大である。
それに今回の日記には間に合わなかったが、この24日には初めてラテをペットホテルに預けることになった。そのホテルは当然といってはなんだが、その美容室なのだ(笑)。
例え一晩であっても我が娘がどのような不安な気持ちで過ごすかを思うと親バカのオトーサンは胸が痛くなるが、混乱する引越の場にいては作業もはかどらないし業者の方達の邪魔でもある。そしてラテ自身も危険だと判断し決断した。

ともかく人間の子供なら物事の道理を説明すれば済むのだろうが、ワンコに言い聞かせて納得させるわけにはいかない。この強い抵抗がいつまで続くのか分からないもののラテが苦手の道の先に新居があるのだから余計な苦労が増えてしまった感もある。
しかし人間が勝手に考えた予定など自然の摂理には手も足も出ず、オトーサンがよかれと考えていたこの日の予定は大雨の前に簡単に崩れてしまった。

20日は朝から本降りの雨で次第に強くなっていく…。いくらなんでもこの雨の中、レインコートを着せるとはいえラテを連れ出してびしょ濡れにするわけにはいかない。いや、濡れても自宅なら綺麗にする準備も用具もあるから手間はともかく何とかなるが、何もない新居にびしょ濡れ状態のラテを連れて行っても乾かすのが大変だし、そもそもの目的を遂行する時間がなくなってしまう。
何とかそれをクリアしたとしても現在の自宅に戻る途中でまたまたびしょ濡れになるわけで、特に雨の嫌いなラテには酷だと判断して仕方なくオトーサンたちだけで出かけることにした。

翌日21日の朝、女房が午前中だけ会社を休んだことでもあり朝の散歩を兼ねて新居にラテを連れて行くことにした。リードはずっと女房に託したが所々でリードを引く様子も見られたものの意外に素直に歩いている。しかし途中二度もウンチをした…。これはやはり大きな緊張と不快のためだと思うが、その証拠にオヤツを差し出しても食べないのである(笑)。
ともかくマンションのエントランスを上がり、エレベータではなく階段を上ってラテを導いた。ドアを開け「ここが新しい家だよ!」という女房の声を合図に玄関に入ったが、ラテの尻尾は下がっているものの、心配したような「帰りたい!」といった反発姿勢は見せない。

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※玄関で笑顔を見せるラテ


簡単に四つ脚を拭いて室内に放つが、何も置いていないからして広く感じるフローリング突っ切って畳が敷いてある和室に駆け込む。オトーサンは持参したボールを放り投げてみるとラテは嬉々として追いかけ、自分でボールをはじいてまたまた追いかけ、時に口に咥えて放り投げるといったように喜んで遊ぶ。

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※ボールを放り投げて嬉々とした表情を浮かべてい


現在の住居はダンボール箱で埋まり、ボール遊びもできないからかも知れないが、今日連れてこられた場所がこれから日々住むことになる場所だと言うことが分かっている筈もないとしても喜んで走り回った。

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※女房が窓を開ければ「なに?アタシも外見たい..」と後ろ足立ちする(笑)


帰りはこれまた初めてラテをエレベータに乗せた。狭い空間を怖がるかと思ったがここがどのような場所なのか分からないラテは女房のリードのままにエレベータ内に入ったが動き出した途端に尻尾が下がってしまった(笑)。やはり怖いのだろう。
しかしともかくラテにとって新居の空間が嫌で逃げ出したいという場所ではなかったことにオトーサンたちは喜んでいる。



今日は当研究所の引越日

このアーティクルがアップされる10月25日(金曜日)、我が家には朝早くから引越業者が入り作業が始まっているはずだ。今回所帯を持ってから4度目の引越となるが、若い時とは違ってあらゆる面にパワー不足は否めず引越はきついことこの上ない…。これまでの引越でもその都度所持品の処分整理をしてきたつもりだが、今回はより思い切った荒療治をせざるを得なかった。


まずは当該引越に際して当研究所のブログ更新がいささか遅れる可能性があることをご容赦いただきたいと願う。なるべくいつものペースで記事を更新したいと考えてはいるが、なにせ資料のすべてをダンボール箱に詰め込んでしまったので詳細な確認ができない。
したがって今後1週間か10日の間は、更新やメンテナンスに遅れが出るかもしれないことをご報告しておきたい…。

さて、どのような引越も楽なはずはないだろうが、昨今予算があれば貴重品を除く荷物の梱包から開封にいたるまで、すべてを引越業者がやってくれるというから、まさしく「引越の沙汰も金次第」である。
とはいっても予算がないことは勿論、自分の大切にしている資料類の梱包などを他人の手に委ねるのはどうにも精神衛生上よくないと思ってしまう文字通りの貧乏性だからして、今回もすべての梱包を自分でやることにした。

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※ダンボールの山が日増しに大きくなっていく


現在の住居は2006年12月に引っ越ししてきたから7年ほどになる。親元を別にすれば所帯を持ったのは公団住宅だったしその3年後に小さなマンションを手に入れて移り住んでからずっといわゆるマンション暮らしだった。
大げさに言うならこのコンクリートジャングルという環境は決して嫌いではなく、自分は自然とか緑の多さなどなどといった環境には無縁だと思っていた節がある。しかし2006年の夏に突然「犬を飼いたい」という思いが膨らみ,結果犬と一緒に暮らせる環境をと考慮し、2階建て戸建形式の賃貸住宅にお世話になった。

ところで新しい環境を探す条件…というか、希望が5つあった。
ひとつは現在より家賃が安いこと。2つ目は広さは最低3LDKでありたいこと。3つ目は戸建てではなくマンションであること。4つ目は現在の場所から遠く離れたくないこと。そして最後に愛犬を連れて行ける物件というかなり難しい縛りがあった。
無論賃貸でかつ100%思い通りの住宅などあるはずもないことは承知の上で、もしかしたら…私にとって年齢的なことも含め生涯終焉の場所になるかも知れないわけで、できるだけ条件に合う、気に入る場所を探したいと考えた。

この7年間、よかれと思い階段のある2階建てで庭のある環境に住んできたが、スペース的には気に入っていた物のいささか住みづらく感じる点も出て来た。
ひとつにはあの大地震を経験したことがあげられる…。幸いこの地は地盤がしっかりしているとかで近隣でも木造住宅が一部でも倒壊したという話は聞かない。しかし一時はダメかと思うほど揺れたし、木造モルタル造りだからして台風はもとより強風にも家が揺れるのがわかるのはどうにも平静でいられない(笑)。またあれほど憧れた階段も足腰が弱ってきたからか、日々の上り下りが辛くなったし、持ったことのない庭は手入れが全然行き届かず、雑草ジャングルのまま放置している有様なのだ。

やはり鉄筋コンクリートの方が何かと安心していられるからと、新しい物件はマンションを探すことにした…。
とはいっても現実には妥協をせざるを得ない部分もあるわけだが、ペット可の物件であることは譲れない。しかしこれがなかなか難しかった。
7年前も犬を飼おうとしたとき、それまで26年間住んでいた埼玉の地では条件に合う物件が探せなかったこともあり、より自然に恵まれ、かつ都心にアクセスのよい現在の地に引っ越した訳である。

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※新しい住居はマンションとなった...


「ペット可」とか「ペット相談可」といった物件について喜んで調べて見ると小型犬のみだというケースが多く,中型犬では許可が出ないものばかりが目立った。
最近の新築マンションではペット可の物件が多くなったと聞いていたが、実際に探してみるとかなりの遠方ならともかく利便性のよい場所ではペットを思うように飼える物件は意外に少ないのである。

近隣の不動産屋に出向いた結果、まずまずの物件があったので女房と相談して決めたが、その後の数週間はまさに梱包地獄といった毎日だった。
引越業者が持ってきたダンボール(小)50箱は使い切り、ダンボール(大)30箱も残りは少ないという有様。
そういえばダンボールに詰める以前に処分するものが多くて困難を極めた。まず88鍵の電子ピアノを専門業者に依頼して引き取って貰ったが、かなりの量が残っていたレコードとレーザーディスク、そして膨大なCDの多くを思い切って関連業者に売ることにした。無論価格は二束三文だが、昨今は捨てるにも金がかかる時代だから例え数千円でも手元に残るなら手間は惜しんではならないと考えた…。

本も捨てたり売ったりした。この種の作業で重たい物を掴む時間が長いからか、心なしか指紋まで薄くなってしまった感もするし、その影響かどうかは不明ながらiPhone 5sの指紋認証が上手くいかないケースが増えたようにも思うほどだ(笑)。
ともあれ、捨てたり処分するものをセレクトしながらの作業が続いたが、一番の問題というか注意が必要なのが古いMacintoshなどのハードウェアの梱包である。
Apple IIはともかくMacintosh 128K、512K、Plus、SE、Classic、ColorClasscらはすべてブラウン管仕様だからモニターが割れたら大変だし、そもそもが古いものだから振動にも弱い。しかし最大の難関はなんといってもLisaである。

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※オールドMacなどの梱包作業中(一部)


他のマシンはブラウン管部位にダンボール板を置き、大粒のエアークッション(プチプチ)で包んで運びやすさを考えて紐をかけることにしたが、Lisaだけは二層のダンボール箱に大量のエアークッションを入れて運ぶことにした。 
こうした引越のための当然の作業をしながらも、不動産屋との折衝ならびに支払は勿論、電気や水道あるいはガスといったライフラインの移転手続き、そして何といってもインターネット環境をなるべく寸断することなく移転する作業に明け暮れてきた。
とはいえ一時とは違い、インターネットの移転も新しい環境にVDSLとはいえ回線が引かれているのでトラブルはほとんど無いと思うし残された課題はBSアンテナを設置する程度のはずだ…。

新しいマンションの一室は「Apple / Macテクノロジー研究所」として利用するわけだが、なにしろ整理したとはいえまだまだ荷物が多すぎる。特に書籍を含む資料類が多いので、これらを以前のように日々活用できるようにするためにはやはり1ヶ月や2ヶ月では無理なように思えて心が萎えてくるが、スローライフで望みたいとはやる気持ちにブレーキをかけているこの頃である。
ということで冒頭にも記したように、ブログ更新やメンテに些かの支障が出てくるかも知れないが、しばらくはお許し願いたい。



ScanSnap SV600のMac OS用ソフトウェアを提供開始

株式会社PFUは本日、現在発売中のパーソナルドキュメントスキャナ「ScanSnap SV600」のMac OS用ソフトウェアを、SV600購入者を対象にWebにて本日から無償提供開始すると発表。


ScanSnap SV600は、使いやすさと高画質を両立させたVIテクノロジー (Versatile Imaging Technology) によって、新聞や本を切らずにドキュメント画質でスキャンできるまったく新しいドキュメントスキャナ。今回提供するMac OS用ソフトウェアでも、開いた本のたわみを自動的に補正する「ブック補正」はもちろん、手間なく連続スキャンできる「ページめくり検出」といったSV600の特長となる機能を網羅している。

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1. SV600をフル活用できる「ScanSnap Manager」 (Mac OS用)
MacでSV600の様々な機能を活用できるドライバソフトウェア「ScanSnap Manager」を用意。「ブック補正」、「ページめくり検出」などWindowsで好評の機能を網羅し、様々な原稿を簡単にイメージデータ化できる。

2. 名刺をスキャンし簡単管理できる「CardMinder」 (Mac OS用)
名刺をスキャンするだけで、簡単にデータベース化・活用できる名刺管理ソフトウェア「CardMinder」を提供。SV600の独自機能である複数原稿を一括スキャンできるマルチクロップ機能を活かして複数名刺を効率良くデータ化できる。

3. イメージデータをOffice文書に変換できる「ABBYY FineReader for ScanSnap」 (Mac OS用)
OCR技術を使い、スキャンしたイメージデータをWord、Excel、PowerPoint®文書データに変換できる「ABBYY FineReader for ScanSnap」を提供。原稿の内容をコンピュータ上で編集可能なデータに変換できるので、オフィスでの活用の幅が拡がる。

株式会社PFU


OS X Mavericks、本日よりMac App Storeを通じて無料で提供


Appleは2013年10月23日、世界で最も先進的なオペレーティングシステムの10番目のメジャーリリースとなるOS X Mavericks(オーエステン マーベリックス)をMac App Storeを通じて無料で提供することを発表した。200以上の新機能を備えるOS X Mavericksでは、iBooksとマップがMacアプリケーションに加わり、新しいバージョンのSafari、マルチディスプレイのサポート強化、Finderのタブとタグ、画期的なパワー効率とパフォーマンスをもたらす新しいコアテクノロジーが提供される。

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OS X Mavericksは、以下のような革新的な新機能を備えている:

・iBooks:自分のiBooksライブラリー、iBooks Storeで提供される200万冊以上のタイトルへの即時アクセスを可能にし、お使いの全デバイスでのシームレスな同期を実現します。
・マップ:デスクトップに強力なマッピングテクノロジーをもたらし、お使いのMacで移動の計画を立て、それをiPhone®に送信して音声によるルート案内を利用できます。
・合理的なカレンダー:イベント間の移動時間を推測し、地図を天気予報付きで提供します。
・新バージョンのSafari:共有リンクを備えた新バージョンのSafariは、TwitterやLinkedInで自分がフォローしている人々が共有したリンクをまとめることにより、ウェブにある最新情報を見つけるのに役立ちます。
・iCloud®のキーチェーン®:様々なウェブサイトで使っている自分のユーザ名とパスワード、クレジットカード番号、Wi-Fiのパスワードを安全に保管し、自分が信頼しているデバイスに送信できるので、それらを覚えておく必要がありません。
・マルチディスプレイのサポートの強化:マルチディスプレイ環境の構築がより簡単かつ強力になります。設定は必要ありません。
・インタラクティブな通知機能:メッセージに返信したり、FaceTime®通話に応答したり、さらには使用中のアプリケーションを離れずにメールを削除したりできます。
・Finderのタブ:複数のFinderウインドウを1つのウインドウ内の複数のタブとしてまとめることでデスクトップが煩雑になるのを防ぎます。
・Finderのタグ:MacやiCloudにあるファイルを整理して見つけやすくする強力で新しい手段です。

Mavericksにはまた、お使いのMacの性能を向上しながらバッテリー駆動時間も伸長させる新しいコアテクノロジーも含まれている。タイマーコアレッシングとApp Napはインテリジェントにエネルギーを節約しながら、お使いのMacのバッテリー駆動時間を向上させる。圧縮メモリは使われていないデータを自動的に圧縮して、お使いのMacの速度と応答性を維持。Mavericksはまた、最適化されたOpenCLのサポートとビデオメモリのダイナミック・アロケーションを通じて、統合型グラフィックスを備えたシステムについて著しいパフォーマンスの向上ももたらす。

Apple Japan, Inc.



Apple、MacBook Pro Retinaディスプレイモデルのアップデート

Appleは2013年10月23日、MacBook Pro Retinaディスプレイモデルに第4世代のIntel Coreプロセッサ、最新のグラフィックス、さらに長時間駆動になったバッテリー、より高速なフラッシュストレージ、次世代のWi-Fiによってアップデートしたと発表。


新しいMacBook Pro Retinaディスプレイモデルは新たな価格134,800円から始まり、美しい高解像度ディスプレイ、驚異の薄型軽量デザイン、高い処理能力を要するプロジェクトを進めるための最新のテクノロジーを備えている。また、Appleは本日、新品購入されるすべてのMac®についてiWork®とiLife®の両方を無料で提供することも併せて発表した。

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新しいMacBook Pro Retinaディスプレイモデルは厚さわずか1.8cmの薄型ボディで、驚くほど持ち運びに最適なデザインからは信じられないほどのパフォーマンスを繰り出す。13インチモデルは最大2.6GHz、(Turbo Boost時は最大3.1GHz)で駆動する第4世代のデュアルコアIntel Core i5プロセッサを備えている。新しい統合型グラフィックスのIntel Irisは、前世代のMacBook Pro Retinaディスプレイモデルより最大90パーセントも高速に描画処理をこなす。13インチモデルは、より高速な最大2.8GHz、(Turbo Boost時は最大3.3GHzで)駆動のデュアルコアIntel Core i7プロセッサで構成することもできる。

15インチモデルは最大2.3GHz、(Turbo Boost時は最大3.5GHz)で駆動する第4世代のクアッドコアIntel Core i7プロセッサを備えている。15インチモデルは統合型グラフィックスとしてかつてないレベルの描画性能を誇るIntel Iris Proを標準装備し、究極のパフォーマンスを求める場合には、Iris Proに加えて、2GBのビデオメモリを備えたGeForce GT 750Mディスクリートグラフィックスを搭載するモデルも選べる。15インチモデルは、より高速な最大2.6GHz、(Turbo Boost時は最大3.8GHz)駆動のクアッドコアIntel Core i7プロセッサで構成することもできる。

Apple Japan, Inc.



すべてを一新したMac Pro — 史上最も先鋭的なMac発売を発表

Appleは2013年10月23日、すべてを一新したMac Proの発売を発表し、プロコンピューティングを再定義した。新型Mac Proは、革新的な、統一されたサーマルコアを中心にデザインされ、最大12コアまでの最新のXeonプロセッサ、デュアルワークステーションGPU、Thunderbolt 2ポートを6台、またPCIeベースのフラッシュストレージ、超高速のECCメモリなどを搭載。息を呑む新デザインに驚くべき性能を組み込んだ新型Mac Proの価格は318,800円からで、12月販売開始予定。


一新されたMac Proのアーキテクチャは統一サーマルコアを中心に、すべてのプロセッサにわたって効率的に熱容量を共有するようになっている。革新的なファンが抜群の効率で空気を取りいれ、それによって新型Mac ProはMac miniのように静か。その結果として、わずか9.9インチの高さのデザインで、以前のMac Proの8分の1の容量にかつてない性能をちりばめたプロ用デスクトップとなった。

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細部まで再定義されたMac Proは、いかなるワークフローにも取り組めるようにデザインされている。新型Mac Proの特徴は4コア、6コア、8コア、または12コアのインテルXeonプロセッサが Turbo Boost使用時に最大3.9 GHzの速度を発揮し、前世代Mac Proの浮動小数点計算性能を倍増させていること。最大12GBのビデオメモリを搭載したワークステーションクラスのAMD FirePro GPU 2台が最大7テラフロップの処理能力、また前世代Mac Proに比べて8倍ものグラフィックス性能を提供し、OpenGL、OpenCLはOS X Mavericksで最適化され、Mac Pro CPUやデュアルGPUのコンピューティング能力を余すことなく活かすことができる。

Apple Japan, Inc.

Apple、iPad Airを発表

Appleは2013年10月23日、これまでカテゴリーを定義してきたデバイスの最新世代となるiPad Air(アイパッドエアー)を発表。iPad Airは、息をのむほど美しい9.7インチRetinaディスプレイをより薄く、軽い、新しいデザインに搭載している。


重量がわずか1ポンドになるように精密設計されたiPad Airは第4世代のiPad®と比べて20%薄く、28%軽くなっている。またベゼルがより細くなったことで、iPad Airの外枠は劇的に細くなり、コンテンツをこれまで以上に没入感をもって体験できる。

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Appleはまた、iPad mini Retinaディスプレイモデルも本日発表し、9.7インチのiPadに表示されるすべてのピクセルを7.9インチのスクリーンに詰め込み、極めてシャープなテキストと精細さをこれまでと同様の驚くほど薄くて軽いデザインの中に実現。この新しいiPadはどちらも、Appleが設計した64ビットのデスクトップクラスのアーキテクチャを持つ、パワフルでパワー効率が優れたA7チップをはじめ、より高速の内蔵Wi-Fiと拡張されたLTE接続を持つ超高速ワイヤレス、そして何百もの素晴らしい新機能を特長とする新しいデザインのiOS 7を搭載している。

Apple Japan, Inc.





「CrazyTalk」アニメをiOSデバイスで楽しむ iDevice機能を試す

1枚の写真やイラストの顔を表情豊かにアニメ化し、リップシンクを含む喋りをさせる「CrazyTalk」だが、今回はその「CrazyTalk」で作ったアニメーションをiPhoneやiPadで楽しむことができる iDevice機能をご紹介したい。


「CrazyTalk」による iDevice機能はあくまでエンターテインメントというか、楽しむための機能であり何かを作り出したりできるものではないが「CrazyTalk」というアプリの拡張機能として捉えても面白いものだ。
「CrazyTalk」は革新的な自動モーション技術により1枚の写真などから喋り動くアニメーションを作ることが可能なユニークなソフトウェアだ。それはキャラクターにあらゆる種類の感情や動きのスタイルを与えることができる何百もの自動アニメーションプロファイルを持っているため自然な表情をさせることができる。

さて iDevice機能だが、これを活用すればユーザー自身の作品がデスクトップに制約されることはなくなる…。CrazyTalkアプリのバージョン7.2では作成したアバターをiPhone、iPad、iPod touchに公開することができるようになったからだ。
アクターやプロジェクトをメーカーの無料クラウドサービスに簡単にアップロードし、友人や家族とシェアも可能だ。例えばiPhoneに呼び出したキャラクタは本体を傾けたり振ったりすることでアクターが跳ね、揺れ、特別な動きを始める。またはキャラクターの様々な位置にタップすることでアクターは反応し、これまたバリエーション豊かな表情や動きを見せる。

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※iOS版 CrazyTalk の起動画面


これは解説や説明を続けたところで面白味は湧かないから興味を持った方はまず体験版をインストールして試していただきたい。人物や猫など、なかなか特徴のあるアバターがいくつか用意されているので、それらを操作すれば即意味がお分かりになるはずだ。

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※体験版でもiDeviceの妙を試すことが出来る


ここではそれらのサンプルを掲載するのでは能がないので、オリジナルのアバターをiPhone 5sに移し、画面をあちらこちらタップした動画をご紹介してみる。

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※後述する要領でiPhone 5sにインストールしたオリジナルキャラク


問題の作り方だが、まずはMac側の「CrazyTalk 7.2」で基本通りにアバターを作成する。テスト動作などをして思い通りのものができたら次にエクスポートする際に「エクスポート設定」を「iDevice」に切替、フレーム数を合わせた上で「今すぐアップロード」を実行する。

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※作成したアニメをエクスポート実行例


アップロードが問題なく完了すると「手順2:ダウンロードリンクを作る」を実行する。これは表示されたテキストリンクをコピーするなどしてメールやメッセージでiPhoneやiPadなどに送信し、そのリンクをiPhoneやiPadなどのiOSデバイスで開くことで当該アバターをiOSデバイスにダウンロードすることができる…。

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※エクスポート設定をiDeviceにして指示どおりにステップを実行


今回 iDevice機能でiPhone 5sにインストールしたアバターは「1枚の写真やイラストが喋り出す「CrazyTalk 7 for Mac」ファーストインプレッション」の最後でご紹介したマリリンモンローを意識して描いたコミック調のイラストを使って作成したアバターの再利用である。
動画にはサウンドは付けていないが、冒頭はiPhoneを揺らしてみたところから始まり、アバター画面の色々な場所をタップすると女性の表情が時に変化して反応する様をご覧いただきたい。




アニメーションといえば通常、作られた通りに動く物だが、この「CrazyTalk」によるiDevice機能で作るアニメーションは大げさにいうならインタラクティブなアニメであり、「だからどうした!?」と問われると困るが(笑)、ユーザー独自が作ったオリジナルアバターをiOSデバイスで楽しむのも一興ではないだろうか。

CrazyTalk 7



黒板消し型ディスプレイクリーナーとは?

iPhoneはもとより、iPadやMacBookそしてiMacなどにいたる液晶画面は思った以上に汚れるものだ。無論汚れたら綺麗に掃除すべきなのだが、意外と掃除が容易で効果が出るアイテムは少ない…。そこでAssistOnで販売しているTENT製の黒板消し型ディスプレイクリーナーを買ってみたらこれがとても具合がよい。


iPhoneなど液晶面積が小さなものは拭き掃除も楽だが、27インチの液晶ディスプレイの iMacなどはなかなかに面倒だ。なぜなら液晶面を拭く専用の布で拭こうとしても縦位置であることから力の入れ具合も難しく、かつ面積が広いために拭き残しが目立つのである。
やはりせっかくなら綺麗な画面で作業を進めたいからと効果的なクリーナーなども用意してきたが、肝心の拭き掃除が意外と面倒なのでついつい疎かになってしまう…。

今回アシストオンで購入したその名も「ディスプレイクリーナー」は汚れを容易に取ることが可能なマイクロファイバー製である。しかし世の中にはマイクロファイバーを素材にしたものは多々存在するが、このTENT製のアイテムはなんと…黒板消しの形をしているのである。

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※黒板消し型ディスプレイクリーナー


これは一見、奇をてらうデザインにも思えるが、そもそも黒板消しという道具は面積の広い黒板を容易に綺麗にするためのものであり、その使いやすさは多くの人たちが体験済みなはずである。その期待を込めて本製品を買ってみた次第。

届いたアイテムは少々チープなダンボール製ケースに入っていたが、その味わいがまた何とも言えず…素敵だ。

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※クリーナーが納まっている段ボール紙製ケース


早速本体のクリーナーを取り出してみるとサイズは本物の黒板消しよりずっと小さく幅5.2×縦12.6×高さ2.9cmほどのサイズだが、形はまさしく黒板消しだ。ただし小型だからして不要だと判断されたのか、通常木製の面にある手を通すバンドはない。

さて、実際にこのクリーナーを手に持ち、27インチディスプレイを拭いてみたが拭き取りクロスとは違い、まずは手に持ちやすい。そして拭き取り面積が広いため、画面上を最小限の移動・行き来で拭き取ることができる。
そして力の加減がしやすいだけでなくマイクロファイバー効果によりホコリを吸着する効果も高い。勿論指紋や油脂もキレイに拭き取ってくれる。
これなら液晶画面の拭き掃除もまったく苦にならない…。

さらに、水洗いして繰り返し使用することができる点も実用的だし、掃除道具はとかく隠したり仕舞い込んだりしがちだが、このクリーナーはMacの横に置いても違和感はない。
また汚れが酷い場合、私は安全に使えるという iKlear というクリーニング液を少量この黒板消し型クリーナーに吹き付けて使っているが実に具合がよろしい。

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※別途用意した安全なクリーニング液 iKlear を併用することも...


無論iMacだけでなくiPhoneやiPadを常に綺麗に保つためにもお勧めの逸品である。

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※iPhoneの掃除にも最適だ


TENT 黒板消し型ディスプレイクリーナー



ラテ飼育格闘日記(359)

引越作業が佳境に入ってきた。オトーサンたちも大変だが、ラテも大変だ…。かなり余裕のあったリビングがダンボール箱で埋まり、かろうじて横になるスペースと飲み水が置いてあるスペースが残っている程度になりボールを追いかけて走り回る場もなくなってきたからだ。


オトーサンもラテを連れての引越は初めてなのでそれなりに気を遣うことになるし心配事も多々出てくる。
前回ご紹介したようにこれまでとは当然のことに間取りも違うし出窓のタタキもない。またラテが長年使っていた電動マッサージチェアも壊れ汚くなったので処分したわけで、ラテが新しい住居にストレスなく適応してくれるようにできるだけのことはしたいと考えている。

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※オトーサンたちは何をやっているのかと、少々不安げなラテだ


とはいえ我々飼い主も一緒だし、オトーサンは通常自宅にいるわけだからラテもそうそう不安になる要素はないと思っているが、何しろ初めてのことだからして分からない事だらけなのだ。
そんな不安をたまたま不動産会社のスタッフ(女性)に雑談の中で話したとき、その方もワンコを飼っているとのことでいくつかのアドバイスをいただいた。

ひとつは、可能なら引越以前の準備段階のとき、新しい住居にラテも連れて行き反応などを見ながら多少でも慣れさせるとよいとのことだった。そしてクレートやマットなどは洗ったりせず、臭いのついたまま持って行くと安心するという話も聞かせていただいた。
人間より嗅覚も聴覚も桁違いに鋭いワンコだからして臭いや音に関して環境変化に敏感なことは確かに違いない。車の音や電車の音、木々が風に擦れる音などなど、あるいは部屋の臭いなど人間には気にならないことでもワンコにはストレスの対象になるものもあるかも知れない。

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※オカーサンと笑顔でアイコンタクトするラテ


無論オトーサンたちが移る住居はリフォームの他にオプションできちんとした消毒作業も頼んである。したがって以前に住んでいた人の環境臭が残っていることはまずないと思うし、オトーサンたちの生活臭がすぐに充満するに違いない(笑)。
ともあれ引越した1,2ヶ月はラテとより親密な関係を保ちつつ、新しい場所は安全で楽しいというイメージを少しでも早く植え付けることだと考えている。

これまでホームポジションとして出窓のタタキから外を通る人やワンコなどを眺めながら、時に吠えたり逆に道を歩く人が窓から顔を覗かせているラテに手を振ったりしてくれるという刺激がなくなる分、新しい楽しみを探さなければならない。
とはいえ単純にベランダがその代替えになるわけでもないだろうし、オトーサンはラテが新居でどのような反応を示すのか、楽しみにしながらも一抹の不安は拭いきれない…。

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※ダンボールが密集しつつあるリビングで、出窓のタタキから降りるラテ


そういえば変わるのは住居環境だけではない。ラテの散歩に関しても大幅なアップデートをしなければならない(笑)。
新しい住居は以前の場所より遠方になるわけではなく同一市内であり、双方は徒歩で25分ほど、自転車なら15分もしないで行き来できる場所である。
無論それはラテを飼うために引っ越してきたこの地が気に入っていると同時に、この7年間オトーサンたちの宝の一つは気の合うワンコの飼い主さんたちと知り会えたことであり、そうしたご縁をご破算にしたくないという思いもあったからだ。したがってこれまで散歩の定番となっていた感のある大きな公園にも新しい住居から片道30分ほど歩けば行くことができる。
とはいえ単純に行き来だけで1時間もかかる道をこれまでと同様の感覚で日々歩くわけにもいかないしラテの意志もあるだろう。そしてまずは新しい環境の周りにも公園は多々あるし緑も多いのでそうした環境に慣れ、また周囲の様子を覚えなければならないと思っているから、これまでの公園にいけるのはしばらくの間…週1回とか2回程度になるのかも知れない…。

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※この広い公園も以前は様々なワンコたちで賑やかだったが最近は閑散としてきた...


そんな事を考えていたら女房が「その公園に行くと…ラテは以前の道を通って前の家に向かうかも知れないね」という…。なるほど、しばらくの間はそんなこともあるかも知れないし、逆に新しい環境に慣れさすためにも以前の住居周りにはなるべく近づかない配慮も必要かと考えているオトーサンである。
それにもし以前の家の出窓から、知らない人やワンコが覗いていたら、ラテは絶対に怒るだろうし混乱するだろうから…(笑)。
ともあれ来週末は引越本番である。事故のないように、そしてスムーズに作業が運ぶように前夜から一晩ラテをこれまたはじめてペットホテルに預けようとも考えているのでオトーサンの心配の種は尽きない…。



「スティーブ・ジョブズ 1995 〜ロスト・インタビュー」の注目すべき点【2】

スティーブ・ジョブズ 1995 ~ロスト・インタビュー(講談社刊)の中でスティーブ・ジョブズが発言している内容の内、注目すべき点の第2弾をご紹介してみたい。今回のテーマは「スティーブ・ジョブズの人心掌握術」といった点に注目してみた…。


スティーブ・ジョブズという人物の生涯を追っていると彼特有な人との接し方が目立つ。
残されたそうしたエピソードの多くは残念ながらジョブズという人物の特異性という以前に、我が儘で人を人とも思わず、自分中心の考えを押しつける…という印象が強い。
具体的にいうなら、人の意見を聞かない、人の意見を後に自分の意見として披露する、怒鳴る、罵倒する…などなどといったもので、1人の人間としてはそうした場面の当事者にはなりたくないものだ…。

さてそのジョブズの物言い…態度だが、何の予備知識無しにこれらのエピソードを見ればそれはひとえにスティーブ・ジョブズの性格からくるものであり、例え理不尽な言動だとしても彼自身の内面から湧き起こってくる感情であり、本人にも押さえられない類のものだと暗に考えてしまうに違いない。

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※「ロスト・インタビュー」の翌年1996年、息子のリードを抱くスティーブ・ジョブズ。この年の暮れジョブズはAppleに復帰することになる


しかし今回私は「スティーブ・ジョブズ 1995 ~ロスト・インタビュー」の中で一番興味深かった点は、程度問題としてもそうした彼の言動自体を本人がよく認識しているということだった。
私が注目したジョブズの発言のひとつに「もっとも優れた人材は(プロセスではなく)コンテンツを理解できる人間だということ、同時に彼らはうんざりするほど扱いにくい人間だということを知ったよ。」というのがある。
ジョブズは様々な場で発言しているが、最高に優秀な人材を集めて仕事に集中させるというが、その優秀な人材をひとつの目標、目的に向けて力を十分に出させることは至難の業だと言っているわけだ…。

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※スティーブ・ジョブズ 1995 ~ロスト・インタビュー(講談社刊)表紙


一般的に、これまで私たちはスティーブ・ジョブズ側から物事を見るという癖がついている。スティーブ・ジョブズはどう考えてどう人を動かすのか…といった具合に。しかし例えばMacintosh開発チームにしても個性豊かな人材ばかりであり、かれらはマシンのように無言で、あるいは抵抗もなくなんでもジョブズの思うがままに動くわけでは無いことを忘れがちだ。
レベルは違うものの、私自身20年以上この業界で仕事をし、一時期は自社のプログラマーは勿論のこと、周りにいる優秀な人たちと多々付き合い、彼らの思いをなるべく共有して仕事に活かそうと努力してきた。その中で個性豊かで優秀な人材ほど、扱いにくいといっては語弊があるが、彼ら彼女らは良くも悪くも自分というものが確立されており、仕事だとしてもこちらの思うようにはなかなか動いてくれないことを実体験してきた。

特にプログラマーたちにこれまで経験したことがない仕事をさせるとき、彼らの頭の中にまで入り込めるわけではないから、例えば彼らの「松田さん、そんなことできないよ」という物言いが、物理的に不可能なことなのか、彼の能力の問題なのか、あるいは頑張れば可能だが苦労してやりたくないだけなのか…が判断しづらいのだ。
しかし経営者とかリーダーの立場からすれば、彼らが「無理だ」という理由がきちんと判断できなければこれまで無かったような新しいプロダクトを生み出すことなどできやしないのだ。
Aという人材はできないと言っているが、BならできるということならBに依頼すればよいし、もし万一何らかの物理的な限界・制約があってどう考えても事が成就できないのであればそれを執拗に押し進めるのは時間の無駄だ。

人は残念ながら金だけで動いてくれるほど単純ではなく、ジョブズならずとも限られた人材を鼓舞して能力の限界まで力を発揮させるように仕向けるのも人を使う側の人間の役目なのは申し上げるまでもないことだ。
そうしたあれこれを念頭にして「スティーブ・ジョブズ 1995 〜ロスト・インタビュー」によるスティーブ・ジョブズの発言を見ると眼から鱗的な話も多い。
壁にぶち当たった開発者たちをどう動かすか。働き過ぎで睡眠不足で思考力が低下している人材にもう一働きさせるにはどうすべきか…。
したがってスティーブ・ジョブズによる開発スタッフ達への酷な言動はその場その場の感情に突き動かされたものではなく、ある面そうした動かしがたいスタッフたちを鼓舞するため、ジョブズが意識的に放ったカンフル剤だったのかも知れない…。

ジョブズは続けて「真に優秀で頼りになる人たちにしてやれることのなかで、何がいちばん重要かというと、仕事の出来が満足いくものではない時には、それを指摘してあげることだ。…簡単なことではないさ。」とここでも人使いの難しさを説いている。
スタッフらが間違った、あるいは不満足な結果しか出せなかったとき、それを辛辣に表現してきたジョブズならではの物言いは説得力がある。そもそも他人の間違いや努力不足を本人にきちんと示して納得させるのは至難の業である。

またスティーブ・ジョブズといえば、我が儘勝手な発想の連続で周りの人たちを右往左往させてきたというイメージもあるが、彼はアイデアは重要だとしながらも決してその裏付けとなる地道な努力に無理解の人間ではなかった点も明記しておきたい。
彼は言う。「すばらしいアイデアとすばらしい製品の間にはとてもつない職人技の積み重ねが必要だということ」だと…決してアイデアだけで優秀なプロダクトが出来るわけではないことは百も承知だったわけだ。

その上でスティーブ・ジョブズは自分自身のことも良く知っていたようだ。
インタビューの中で彼はいう…。「(私は)自分が正しいかどうかにこだわらないタイプ」、「反対の証拠を示されると5分後にはすっかり考えを変える…」そして「自分がよく間違えるということを、私は認める。(しかし)私にとって(それは)たいしたことではない。肝心なのは正しいことをすることだ。」とも発言している。
あのジェフ・ラスキンなどはジョブズを酷評し「彼は人のアイデアや話しを1度は否定し、次に会ったときには自分のアイデアのように主張する」といったが、ジョブズ自身そうした自分の言動を認識・意識していたというわけで、重要なことは体面とか面目の問題ではなく目的を達成することに尽きるのだ…と言いたいのだろう。

これらのインタビューで印象的なことは「人たらし」とまで言われたスティーブ・ジョブズでさえ、人を使う難しさについて認識しかつ工夫し彼なりに努力をしていたということが分かった点だった。





スケルトン仕様のノートブックスタンド「Twelve South GhostStand for MacBook」発売

フォーカルポイント株式会社は10月17日、米Twelve South社のMacBook AirやMacBook Proなどを見やすい高さに設置できるスケルトン仕様のノートブックスタンド「Twelve South GhostStand for MacBook」を全国の家電量販店および雑貨店舗などを通じて発売すると発表。同社の運営するオンラインストアでも発売中。


Twelve South GhostStand for MacBook
Twelve South GhostStand for MacBookは、MacBook AirやMacBook Proなどを見やすい高さに設置できるスケルトン仕様のノートブックスタンド。本体素材には、透明のアクリルを採用し、あらゆるシーンにインテリアとしてマッチするデザインに仕上がっている。

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作業効率を高めるノートブックスタンド
Twelve South GhostStand for MacBookを使用することで、デスク上のMacBookを通常よりも約15センチ高い位置に適度な傾斜で設置されるため、長時間作業をしていても身体が疲れにくい環境を保つことができる。また、これにより機能的なフルサイズのキーボードやマウスを使用しやすい環境を整えることも可能となる。

ズレを防止する極薄シリコン
Twelve South GhostStand for MacBookの設置面と底面には、ズレを防止する極薄のソフトシリコンが使われている。ソフトシリコンはブラッシュドメタルのレールに沿って敷かれているため、強度も高く全体のデザインも損わない。また、シリコンは非常に柔らかな素材なので、設置したMacBookなどに傷がつかない。

[対応モデル]
MacBook
MacBook Pro
MacBook Air

価格はオープンプライスだが、オンライン直販価格:3,980円(税込)。

Twelve South GhostStand for MacBook



写真やイラストをリアルに喋らせる「CrazyTalk 7 for Mac」の可能性と限界

先に「写真やイラストをリアルに喋らせる「CrazyTalk 7 for Mac」ファーストインプレッション」と題して「CrazyTalk 7」というユニークなアプリケーションをご紹介したが、今回は今少し突っ込んだ検証をし、その可能性と限界を見据えてみようと思う。


「CrazyTalk 7」はたった1枚の人や動物の写真やイラストを表情豊かに喋らすことができるユニークなアプリケーションだ。
先般のファーストインプレッションをお届けした後、個人的には数十種のテ試作を体験した結果、機能の概要は勿論、このアプリケーションの可能性と共に限界もほぼ理解できたので今回はそうしたお話しである。

この種のアプリケーションは考え得る様々なソースを対象にして実際に試みることが大切だと思い、手元にある適当な素材をセレクトしていくつかの分類を作りながら実際に「CrazyTalk 7」でアニメ化してみた。
それらは大げさになるが「CrazyTalk 7」で処理する際のノウハウの違いとしていくつかに分けて考えると良いと思う。
第一は当然のこと「人間の顔」だ。また先般ご紹介したように犬はもとよりだが、サンプルに猫のデータがある様にソースが適切なら動物を対象にしても面白い結果が生まれるだろう。ただし人の顔であろうと犬の顔であろうと「CrazyTalk 7」で処理するのに適切・不適切があることも考慮しなければならない。

はっきり言えること、それは「CrazyTalk 7」で処理しやすいソースはピントが合い、ある程度サイズが大きな、そしてほぼ正面から撮った人間の顔だ。
「CrazyTalk 7」はそもそも人間の顔を処理するように考えられたツールだと思うが、それでも1枚の写真から良質のアニメーションを得ることは簡単ではない。
なぜなら、人の顔…それもよく見知った人の顔をソースとして使うとなかなか気に入った結果にはなりにくい。なぜなら家族の写真を実際に扱ってみれば一目瞭然だが、人の顔はほんの微妙な変化でも奇妙な印象となるからだ。

実例としてだが私は亡くなった父の写真を喋らせてみようと考えた(笑)。他の人の顔をいじくるのは気がひけるが自分の父親なら、それも亡くなっているのだから誰も文句はいわない(笑)。
しかしその写真の人物の特長や見せる表情をよく知っているからこそ、「CrazyTalk 7」でアニメ化したその人物はすでに父親の顔ではないのである。目の動かしかた,口の開け方などを見るとどこか奇妙な怖さを感じ、親父であって親父でない…ゾンビみたいな印象を受けてしまう。

それは以下ご紹介する雑誌の表紙を飾ったスティーブ・ジョブズの顔写真を例にしたものをご覧いただくだけで理解できると思う。本例は目を閉じ、首を傾げながら唇に笑みを浮かべるだけといういたって地味な動きしかさせていないが、明らかに不自然さを感じるのではないだろうか。これで例えば目を動かして口を開くような設定をすれば、それはすでにスティーブ・ジョブズの顔ではなくなってしまうのだ(笑)。



※FORTUNE誌の表紙を飾った若きスティーブ・ジョブズの顔をアニメ化してみた


したがって実写の顔写真を作品にする際にはまず瞳までクリアに撮れ、かつほぼ正面を向いている良質なソースが必要なのは勿論だが、「CrazyTalk 7」による各種設定もかなり精度を上げなければならないし、その動きも最小限度にすべきだろう。

また「CrazyTalk 7」によるアニメーションがどのような仕様なのかはいくつか実例を経験すればお分かりだと思うが、一番心しなければならないのはその動きが写真やイラストのソースのピクセルを補間してくれるものではなく、単に動きに必要な周囲を引き延ばすだけということだ。
そのため、例えば眼と眉毛が極近いような場合には目を閉じると眉毛の一部も大きく引っ張られて不自然になる。さらに前記したFORTUNE誌表紙の例をご覧いただくように、人物(ここではスティーブ・ジョブズ)が首を傾げたとき、その背景も一緒に動くことになる。これを完全に防ぐには背景を綺麗に抜くことが必要だが、背景のまま人物の顔を動かすには制約がついて回ることを知っていなければならない。

この事は顔と髪の関係にもいえることだ。顔のフィッティングエディタで各部位の指定をする際にはできるだけ詳細設定を使い、髪全体も動きに加えないと顔だけ傾けても髪全体、頭全体が動かないという奇妙な結果になってしまう。
こうした点に注視しながら特徴的な4つのアニメーションをご覧いただきたい。

① 絵画
  絵画をソースに使うとすれば、それが具象な肖像であるほど写真を扱う場合と大きな違いはない。ただし背景をそのままに「CrazyTalk 7」で編集する場合はフィッティングエディタで指定する範囲の選択がキモとなる。またオリジナルの雰囲気をそのまま活用するなら眼球は絵のまま、そして歯は加えない方が無難だろう。



② 斜めの写真
  「CrazyTalk 7」でアニメ化するソースは写真でもイラストでも正面の顔が理想だ。しかし現実的に考えるとそのために新しく撮影するといったことならともかく手元にある都合の良い写真やイラストがすべて正面を向いているとは限らない。ただ残念ながら真横を向いた顔は使いようもないがある程度角度がある写真の場合は顔をなるべく動かさず、眼と口元だけのアニメ化に徹すればまずまず使えると思う。



③ ユニークなイラストレーションの顔
  このケースは正直「CrazyTalk 7」のフィッティングエディタではどうにも上手くいかない物もある。ただしこれまた動きを限定し、「どこまで動く対象にするか」を試行錯誤し、なるべく不自然にならないような動作をさせることが成功の秘訣だ。なおこの猫のイラストはアンディ・ウォーホル初期の作品(部分)である。



④ 顔ではないものを扱う
  「CrazyTalk 7」は人や動物の顔をアニメ化するのが本来の目的だが、アイデア次第では例えば突如壁に顔が表示して喋ったり、食器や鍋釜を喋らすということも考えられるはずだ…。アニメーションやプレゼンの中で突如意外なものが眼と口をもって話し出す…というのも面白いではないか。ということでここでもアンディ・ウォーホルの作品に眼と口を付けてみた。




いかがだろうか…。無論ご紹介した例は「CrazyTalk 7」による様々な可能性と限界を知るために試作した例であって理想的なものではないが、ひとつでも面白いと感じていただければ幸いである。
「CrazyTalk 7」は本来アニメ化が難しい人物写真、それも1枚の写真から表情豊かで喋るアニメーションが容易に作れるユニークなアブリケーションで、それだけに当然ながら制約もあるわけだが、それらをどのように工夫したら理想的な結果になるかを考えながら「CrazyTalk 7」を活用することで新しい発見も多々あるものと思うし制約や限界を少しでも超える工夫をすることこそアプリケーションを使う楽しみではないだろうか…。

CrazyTalk 7

ラテ飼育格闘日記(358)

この度、オトーサンたちは生涯で4度目の引越をすることになった。ために寝室以外の部屋はダンボール箱で埋まり、それこそ足の踏む場もない有様となっていく。それはともかく一番心配なのはやはりラテが新しい場所をどう捉えるかにある…。


オトーサンたちは納得ずくで引越するわけだから問題はないが、ラテは違う。心配なのはこれまでの家はラテが我が家の一員となった初めての場所であり、その後の七年間は引越の経験はなく今回が初めてとなる。
まあ、昔から「猫は家に付き、犬は人に付く」といわれるように、ワンコは飼い主と一緒ならどこにいてもあまり気にしないというイメージがあるが、それでも7年間同じ場所で生活し、大きくなったのだから雰囲気も環境も、そして自分の臭いも付いていない場所は落ち着かないという以前に不安で仕方がないのではないかとオトーサンたちは些か心配しているわけだ。

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※2006年12月10日、我が家に到着した直後に撮影したラテ


特に気にしている点として、新しい場所にはこれまでのように出窓のタタキというか、狭いとはいえそこで座ったり腹ばいになって外を眺めるという場所がないことだ。
いつの頃からか、ラテはやっと身体を伸ばせる幅しかない出窓のタタキをホームポジションみたいにしてしまった…。無論最初は床から1メートルほど高い位置にあるタタキに自分から飛び乗るということはしない…できなかったから、面白半分にオトーサンが抱き上げてタタキに乗せていた。
しばらくそんなことを繰り返していると、ラテがこの場所がお気に入りであることが分かってきた。

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※ラテ一番のお気に入りの場所がこの狭い出窓のタタキだった


オトーサンが抱いて乗せれば、降りる際には何とか自力で飛び降りたが、上がりたいとき飛び乗ることはできずオトーサンの膝を鼻先で突いて「抱っこして!」と要求することもあった。
一計を案じたオトーサンは適当な高さを持つワンコ向けの組み立て式階段を見つけ、それを買って出窓の前に置いてみた。これならラテは安全にタタキへ上ったり降りたりすることができるに違いないと…。

しかしオトーサンの思惑は外れた。臆病なラテはこの得体の知れない三段の階段に足をかけようとしなかったのである。無論ラテがこの階段を使うようにとあれこれ工夫をしてみたが、ラテは一向に上り下り共に怖がってか階段を使わなかった。
諦めかけた直後、オトーサンは札幌に一泊する機会があって留守にしたが、驚いたことに戻ってみるとラテは階段を自由に使いこなしていたのだった(笑)。
ともかくその後、現在までこの狭い出窓のタタキはラテ一番のお気に入りの場所となったが、当然のことながら今度のマンションにはそのようなものはない。これは日中の大半をそのタタキで過ごし、遊歩道を行き交う人たちを眺めて時にはワンコ連れに向かい、吠えたりしていたわけで、そうした場がなくなるのは可哀想に思うもののこればかりは仕方がない…。

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※どこか哀愁を漂わせる後ろ姿だ(笑)


その上、もうひとつラテにとっては安心して休める場がなくなった…。
それは20年近くも前に買った電動マッサージチェアである。昔の製品なのでしっかりした作りながら布張りの大型なものだが、実は2006年12月10日にラテが我が家に連れてこられたとき、自分からそのスペースが気に入って最初の夜を過ごした場所なのだった。
オトーサンたちは当然ラテの寝る場所としてドアが閉まるクレートを用意してその中で寝かせようとしたが、ラテは閉じ込められるのが嫌だったのか、あるいはマッサージチェアの感触が気に入ったのか、自分でその座るスペースに身体を横たえて寝てしまったのだった。

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※2006年12月10日の夜、ラテが自分で探した寝場所が電動マッサージチェアだった(当日の写真)


それからこのマッサージチェアはラテのものとなった(笑)。一応バスタオルなどを敷いたものの、その上で手足などを舐めるために唾液がマッサージチェアの座部に染み込んだり、甘噛みが激しい時には布張りのあちらこちらは勿論、リクライニングのための木製ハンドルを半分食いちぎったりと悪行の数々を繰り返してきたものだから、電動マッサージチェアとしては使い物にならなくなってしまった。
それでもラテにとっては自分の臭いが染み込んだお気に入りのスペースだったので、オトーサンたち用にと新しい電動マッサージチェアを購入した際にも捨てられずこれまでいつもの場所に置いたままにしていた。

そのマッサージチェアもさすがに引越し時に持って行く事はできず、大型ゴミとして捨てることにした。
重くて大きなそれを、あった場所から引き出そうとしたとき、ラテは出窓のタタキから飛び降りてきて「オトーサン、アタシの場所…どうするの?」とでもいうように首を傾げた。
玄関までなんとか引き出したときも、心配そうについてきた…。
今般、そのマッサージチェアと出窓のタタキが無くなるわけで、さてこの先ラテはどのような態度に出るのだろうか。ストレスなどが溜まる要因にはならないだろうか…。
オトーサンたちは荷物を片付けながら、心配する毎日なのであった。




ワイヤレスMIDIフットコントローラー「IK Multimedia iRig BlueBoard」発売

フォーカルポイント株式会社は10月11日、IK Multimedia Production srl(本社:イタリア モデナ 以下IK Multimedia)のiPhone、iPad、Macのアプリを足元でコントロールできるワイヤレスMIDIフットコントローラー「IK Multimedia iRig BlueBoard」を全国の家電量販店、アップルストアおよびオーディオ専門店などを通じて発売すると発表。なお同社の運営するオンラインストアでも12,480円(税込)で予約受付中。



【IK Multimedia iRig BlueBoard】
IK Multimedia iRig BlueBoardは、iPhone、iPad、iPod touchおよびMacで使える、Bluetooth MIDIフットコントローラー。外部ペダルも接続可能なので、プリセットの切り替え、エフェクトのOn/Off、ワウやボリュームを、足元でコントロールすることができる。ライブ・ステージでギター・エフェクト、ボーカル・プ
ロセッサーや楽器アプリを使いたいけれど、プリセットの切り替えやOn/Offを手で操作するのは面倒。ワウやボリュームは、ペダルでコントロールしたい。iRig BlueBoardは、そんな悩みを解決。

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4つのフット・スイッチと2つのペダル端子。
iRig BlueBoardは、4つのバックライト付きフットスイッチに加え、ペダル/フットスイッチを接続可能なペダル端子を2つ装備しているので、AmpliTube、VocaLive、SampleTank、iGrand Piano等のIK Multimediaアプリの他、Apple GarageBandなどCore MIDI対応アプリのプリセットやパラメータを、足元でコントロール可能。

IK Multimedia iRig BlueBoardアプリで、設定を管理。
Bluetoothにて受信された情報はiRig BlueBoardアプリ(iOS版、Mac版を用意)によってMIDI信号に変換され、音楽アプリに受け渡しされる。iRig BlueBoardアプリでは4つのフットスイッチ、2つの拡張ペダルそれぞれにプログラム・チェンジ
やMIDIコントロール・チェンジを割り当てた設定を複数保存可能なので、フットスイッチでプリセットを切り替えて、拡張ペダルでワウ、ボリューム、フィルター・カット・オフ、エフェクトの深さをコントロールするといった使い分けも、簡単に行うことができる。

電池駆動の、モバイル仕様。
単4電池だけで作動して、サイズもコンパクトなiRig BlueBoardなら、いつでも気軽に持ち運び可能。Bluetooth Low Energy(BLE)に準拠した低消費電力仕様なので、駆動時間もとても長くなっている。アプリを足元でコントロールしながら
演奏する楽しさを体験すると、自宅、スタジオ、ステージと、どこでも手放せないペダル・ボードになる。

ステージでも安心な、Bluetooth 4.0対応。
iPhone、iPad、iPod touchおよびMacとの接続にはBluetooth 4.0技術が使われ、最大10mの範囲で好きな場所に設置できる。バックライト付きフットスイッチの視認性の高さにより、ライブ・ステージの暗い足元でも迷わず操作することができる。ワイヤレス接続でiPhone、iPad、iPod touchのドック、Lightningコネクターやヘッドフォン・ジャックを専有しないので、iRig HD、
iRig STOMP、iRig、iRig MIC、iRig MIDI、iRig KEYSなどと合わせて使うことが可能。

IK Multimedia iRig BlueBoard


バード電子、ScanSnap SV600用ダストカバー レポート

ScanSnap SV600は私の仕事上でなくてはならないアイテムとなった。それだけ使用頻度が高く常にMacの前に座りながらも手が届く位置に設置して便利に活用している。ところでそれだけ重要な機器だけに、トラブルなく快適に使うためにはどうしたらよいかが気になってきた…。


別途使ってきたScanSnap S1100はそのスキャニング結果を確認しながら、例えばデジタル化したデータに汚れや細い線などが出てくるとマニュアルに沿って内部の掃除を心がけてきた。そもそもマニュアルには「原稿を100 枚読み取るごとに清掃」などと書かれている。
そうしたこれまでのドキュメントスキャナと構造がまったく違うSV600はユーザーが心すべきメンテナンスはどのように考えたら良いのだろうか…。

V600はS1100といった機器と違い、原稿とは非接触であるからしてスキャニング時に原稿の汚れが原因でライン型CCDセンサーやレンズが汚れるということはない…。したがってメカニカルな故障を別にすればユーザーが注意をする点はただひとつ、設置場所の埃に違いない。
SV600のヘッド部位を下から覗けば分かるようにレンズやCCDセンサー、LED光源部位は通常下を向いてはいるものの隠されているわけではなくむき出しである。したがってCCDセンサーに限らず、メカニカルなヘッド部位が過度の埃やゴミに曝されればスキャニングに影響が出る以前にトラブルが生じることになるかも知れない。

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※SV600のヘッド部を下から覗いたところ。両側にあるのが高指向性LED光源で中央がラインCCDセンサー


SV600の清掃に関しては「ScanSnap SV600 かんたんガイド」に載っているが、そもそもが常にレンズやCCDが汚れないように気を配ることも必要に違いない。
そうした配慮としてSV600購入時にブックプレッサーと同時にヘッドカバーも購入した。

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※バード電子製のSV600用ヘッドカバー(上)とSV600ヘッド部に被せたところ(下)


このバード電子製のヘッドカバーはSV600のヘッドを守るという目的からすれば完璧な製品だが、ひとつ問題があった。それはSV600のヘッドにピッタリ作られていること、そして2箇所のベルクロでカバーを留める仕様のために脱着が些か面倒なことだ…。

要するに頻繁に付けたり外したりするのは面倒なため、つい取り付けることを躊躇してしまう…。そこに今回登場したのが同じくバード電子製のSV600用ダストカバー(DC-600)であった。

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※これまたバード電子製のSV600用ダストカバー


これならシンプルな袋のようなものだからして単純にSV600のヘッド上から被せれば、あるいは引きはがせば良いわけで大変簡便だし、結果ヘッドだけでなく簡易的だとしてもスキャンスイッチを含む足元全体まで埃や汚れから保護してくれることになる。

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※ダストカバーをかけたScanSnap SV600


早速使ってみたが、その半透明タイプのビニール素材は意外としっかりしたもので、かつベタベタせず内側もシボのある素材でできており機器に貼り付いたりしない。とても使用感が良いカバーである。
特に私事ではあるが、犬を飼っていることでもあり注意をしていても周りに体毛が目立つときもある。そして現在引越準備中でもあり、SV600が設置している部屋はいつも以上の埃が舞っているに違いなく、このダストカバー入手はジャストタイミングであると同時に長いお付き合いになるに違いない。

ScanSnap SV600 ダストカバー



ねこじゃらし、CoreDriveのファイル プレビュー機能を大幅に強化

株式会社ねこじゃらしは10月9日、同社が開発・運営するファイル共有のためのクラウドストレージサービス「CoreDrive」上でプレビューできるファイルの種類を100種類以上増やし、有料会員向けのアドバンスド プレビュー機能を提供するなど、サービス内容を大幅に拡充したと発表。


今回は特に主要なRAWデータや動画、音声ファイルのプレビュー、ストリーミング再生に対応している。
CoreDriveでは、ユーザーがファイルタイプを一切気にすることなく快適にファイル共有できるようにするため、「この世に存在するすべてのファイルタイプを可視化する」ことを目標に、今後もプレビューできるファイルの種類と精度の向上に努めていくという(現行で合計155種類のプレビューに対応)。
また同時に、プロフェッショナルのニーズに対応できるよう、業務での円滑な利用に貢献するようなリッチなプレビュー機能(アドバンスド プレビュー)の開発も続け、有料会員向けサービスを充実させていく予定。

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株式会社ねこじゃらし



アップルの古い名刺は面白いぞ!

実は当研究所、この度引っ越すことになった。ために日々大量の資料や書籍類などの梱包作業に明け暮れているが、古い資料が出てくる度に目が釘付けとなって作業が止まる(笑)。ところでそうした古い資料のひとつに厚いバインダー2冊一杯に収納された名刺がある…。


すでにそれらの名刺は名刺の主が会社を辞めたり、会社が無くなったり、部署や住所が変わったりしているわけでほぼ100% 役には立たない代物だ。しかし1989年の起業時以来、時系列で集まったこれらの膨大な名刺は約14年間のビジネスの一端を思い起こすスイッチであり、私の歩いて来た軌跡でもあるからしてなかなか捨てられないでいる。

無論ほとんどの方の名刺の名を見てもまったく思い出せないが、中には鮮明にそのお顔や姿、どこでどのようにお会いしてどんな仕事を一緒にしたか、ご一緒した食事のメニュー等々がビデオを再生するかのように思い出せる人もいる…。

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※1989年に会社を起業してからの数年間の名刺は2冊のバインダーに収めてある


ともかくこの2冊の名刺バインダーに納まっている約500枚ほどの名刺の中で特に多いのがアップルコンピュータ株式会社の名刺だ。しかし、いま思うと出来たての超マイクロ企業がよくもこれだけ日本を代表する大企業と出会えたものだと自分でも感心するほどの名刺も多々存在する。

ちょっと各ページをめくりながら企業名、それも大手だけを羅列しても…NEC、カシオ計算機、NHK、キヤノン、キヤノン販売、キヤノテック、サンリオ、コクヨ、シャープ、西武百貨店、ソニー、大日本印刷、大成建設、東京電気、ナムコ、日本ビクター、ニッポン放送、日本IBM、博報堂、パイオニア、日立造船、富士写真フイルム、ブリヂストン、富士電機、フジタ工業、松下電器産業、丸紅、理経、内田洋行、NTT、沖電気工業、オムロン、大塚商会、富士ゼロックス、鹿島建設、学研、クボタ、セイコーエプソン、リコー、セガ・エンタープライズ、TBS、フジテレビ、TDK、凸版印刷、東芝、ミノルタ、三菱重工、三菱電機、ヤマハ、横河ヒューレットパッカードなどなどだ。その他、メディア関連、同業者関連、金融関係あるいは個人の名刺が入り交じっている。そんな中でもアップルコンピュータジャパンの名刺はひときわ枚数が多いのである。

無論私はアップル、すなわち当時はMacintoshのソフトウェアを専門に開発することを目的にして起業したのだからアップルとの情報交換が多いのは当然としても、このアップルジャパンという会社は折に触れてご紹介してきたとおり、昔からどこか変な会社でつかみ所がなかった…。

いまだから申し上げるが、アップルのとある部署の担当者の名刺には「バカ者!」と殴り書きしたものまである(笑)。無論それは呼び出されたにもかかわらず理不尽な扱いを受けた帰り道に今後は彼と付き合わないようにという自壊を込めて私自身がメモしたものだが、いまだにその方の名前がネット等で眼に入ると胸くそが悪くなるし、彼の関連するプロダクトは使う気がしない…(爆)。

とはいってもアップルジャパンは米国Apple Computer社の100%子会社であり、そのオフィスも六本木やら千駄ヶ谷といった、いわばそれらしい立派なビルに入っていたし、我々のような超マイクロ企業からすれば雲の上の存在...会社に思えたが、実はなかなか泥臭く(笑)理不尽で役立たず…といった面もあり、頼りにしてよいものか、ほとほと迷った時期もあった。
今回久しぶりに棚の奥から出てきたそれらの名刺を眺めていたら面白いと言っては語弊があるものの、当時のアップルらしいというか…おかしな名刺が目についたのでご紹介してみようと考えた次第である。

さてバインダーは社名を基準に五十音別に収納してあるが、最初に納まっているのは武内重親氏…当時アップルコンピュータジャパン(株)の代表取締役社長だった方の名刺である。その同じページにはお世話になった懐かしい数人の方の名刺があるが、米国本社から来た方と名刺交換したものの中には今から思えばなかなか興味津々というかお宝というべきか…面白い名刺があるのだ。

例えば当時アップルのロゴは6色だったが、一部には単色のロゴが使われたのはスティーブ・ジョブズが復帰してからだというまことしやかな話も聞くものの、この当時から裏面には墨あるいはグレー1色のロゴが使われていたのが確認できる。

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※2枚の名刺の表(上)と裏(下)を比較してみた。これは同じ人物の名刺だが特に裏面(下)の上をご覧いただきたい。和文としての社名も役職も今では考えられないほどメチャクチャである(笑)


まずは3枚列んでホルダーに納まっている名刺が目に付いたが、1990年前後にいただいたもののようだ。それぞれ3人の方は米国本社の人間で、機会があり日本へ出張となった人たちのように思える。したがって6色のカラーロゴの名刺の裏面に急遽日本市場で使うためにと日本語表記を印刷した名刺を用意したということに違いない。
まあよくある話だが、その三者三様の名刺は当時のApple、あるいはアップルという会社がどのような企業だったのかの片鱗を感じさせてくれるおかしなものなのである。

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※これは裏面だけ縦書きの名刺になっている。しかし米国住所の仮名書きに日本の郵便マークがあるのも面白い


まず気がついたのは3枚とも同時期の名刺として日本語表記にまったく統一感がないということだ。2枚は横書きだが1枚は縦書き名刺となっているだけでなくフォントも明朝体の印刷とゴチック体の印刷がある。
2つ目には英語表記を和文にした場合の訳が現在の視点から見るとメチャクチャである。

例えば “”worldwide” を「ワールドワード」、”Evangelist” を「エバンジリスト」、”Developer”を「デベロパー」と記されているのはまだ良い方で、なんとAppleの社名和文表記が「アプル コンピューター、インク」となっているものまであるという始末(笑)。自動翻訳以下の話だ…。

まあご承知のように “Apple” をネイティブで発音するなら「アポー」と聞こえるほど我々が耳に馴染んでいる「アップル」とはほど遠いから、音からして「アプル」という表記を笑うことはできない。そして「コンピューター」と語尾が伸びるのはまだしも「、インク」という表記はいかがなものであろうか(笑)。

最高に面白いのは “Worldwide Market Access Evangelist” というタイトルを「全世界市場接近エヴァンジリスト」と訳した名刺だ…。どこか、格好いい響だ(爆)。
これらは彼ら彼女らが対外的に使うであろう名刺表記に本社および日本支社においてもチェック機能がなかったことを示すものだと考えて良いだろう。なにか各人が思いつくままに印刷したような気がしてならない。

それから、今ではこうした名刺の使用は許されないだろうが、一時期私の会社の製品がPerformaにバンドルされた折のこと、すなわちアップルジャパンのオフィスが千駄ヶ谷の時代だ…。そのとき面談した担当者から渡された名刺がユニークだった。

それは明らかにアップルの名刺では無かったが Apple Japan, Inc. の表記もあった。
そもそも担当者はマーケティング・コンサルタントが本職だったのがアップルジャパンに就職することになったらしい。名刺には前職の住所等のデータと共に “℅ Apple Japan, Inc.” のコンシューマ事業部という印刷がされているのである。

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※右下に℅ Apple Japan, Inc.と印刷されている


この名刺、繰り返すがアップルの担当者として渡されたものだが、当然これはアップルジャパンの正規な名刺ではない。しかしApple Japan, Inc. ともプリントされており、千駄ヶ谷の住所および電話番号も記されている…。
注目すべきは “℅” という見慣れない記述が社名の頭に付いていることか…。これは「care of」あるいは「in care of」の略だそうで、日本語でいうところの「~様方」「〜気付」といった意味合いの表記だという。

だとすれば本人がそうしたニュアンスを臭わしていたものの、名刺交換した時点ではアップルに完全に移籍したわけではなく前職とアップルジャパンのコンシューマー事業部の双方に関わっていたものと思われる。無論そうした人事が何を意味するのか…私などには知る由もなかったが、当時のアップルジャパンはそうした外部のノウハウを積極的に必要としていたのかも知れない。

アップルジャパンといえば、広くて綺麗なオフィスを構え、素晴らしい人材を揃えてユーザー目線はもとより、デベロッパーやディストリビュータたちとのビジネスに素晴らしい力を発揮していると思いがちだが、特に1990年代前半はいま振り返ってもあまり良い思い出がない(笑)。

担当者たちは皆、一生懸命に与えられた仕事をこなしていたが、米国Appleはいざ知らず、アップルジャパンは統一感も希薄でノウハウも戦略もどこか中途半端だった気がする。
今回ご紹介した名刺は当時のアップルジャパンの統一感の無さと混乱の姿が克明に現れているのではないだろうか。



キー型 Lightning-USBケーブル「Kii」とは?

トリニティ社で扱っているBlueLoungeの新製品「Kii」を手に入れた。これは鍵型のショート Lightning-USBケーブルでiPhone 5/5s/5cやLightningコネクタ仕様のiPad、iPodといったデバイスをUSBポートから充電・同期ができる製品である。勿論Apple社認証「Made for iPod/iPhone/iPad」を取得した製品だ。


これまでにもアナウンスされてきたが、iPhone 5s/5cおよびiOS 7から非純正のLightningケーブルを使うと充電・同期時に警告が出るだけでなく実際に使用できなくなるケースが増えた…。ただ一部の情報によれば安価な非純正Lightningケーブルの中にはチェック機能を回避し、現時点では使えるものもあるようだが、デバイスの安全性を考慮することを第一に考えても今後はそうした製品を使うことは止めるべきだろう…。

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※Apple非認可のLightningケーブル例(上)とiPhone 5sで使った場合の警告表示(下)


無論、例えばiPhone 5を購入すれば正規のLightningケーブルが一本同梱されている。とはいえ実際にデバイスを活用することを考えれば一本では足りないことを認識せざるを得ない。
この純正Lightningケーブルは別売りされているから別途購入することが可能なものの、ユーザ側の使い勝手を考慮するなら同じケーブルである必要はないし、活用の仕方でよりよい便利なケーブルがあればと常々考えてきた。

自宅で充電・同期するなら前記したLightningケーブルで良いが、外出先でモバイルバッテリーから充電したりMacBookと接続することを考えるとよりスマートで携帯性とデザイン性に優れたケーブルが欲しい…。私にとってそんな願いを叶えてくれるのがBlueLoungeの新製品「Kii」であった。

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※BlueLounge「Kii」のパッケージ(上)と同梱品(下)


「Kii」はキー(鍵)型をしたLightning-USBケーブルで、ヘッド部位とショートケーブル部位で構成され、通常はヘッド部位のロック機能により一体化にして例えばキーホルダーに付けて携帯できるよう設計されている。そして使うときにはヘッド部位のロックを外しながら引けば簡単に外れ、一方がLightningで他方がUSBの長さが5センチほどの短いケーブルとなるわけだ。

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※ヘッド部位にケーブル部分を差し込んだ例(上)とロックを外してケーブル部位を取り外した例(下)


取扱時の注意としてはケーブルを脱着する際には無理に押し込んだり引っ張ったりせず、必ずヘッド部位のロック(スライドスイッチ)を操作しながら脱着することが大切だという。
なおケーブル部位は一部樹脂皮膜で構成されているため、極僅かなしなり程度は許容できるが、そもそもデバイス同士のコネクタは平行で使うよう考えられているため、大きく曲げたりねじったりは厳禁である。

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※モバイルバッテリーとiPhone 5sを「Kii」で接続した例


ともあれLightningコネクタをカバーするヘッド部位は堅牢なアルミダイキャスト製だからして同梱のダブルリングなどでキーホルダーやバッグなどに常時取り付けて常に携帯できるのがメリットだ。これなら充電時や同期が必要な場合にケーブルを置き忘れて慌てることもなくなるに違いない。

私はといえば当初数本の鍵をまとめて持参しているキーホルダーに取り付けようとしたが、やはりキーホルダーはかなりヘビーに扱うため「Kii」に悪影響がでるのではないかと危惧し、結局iPhone 5sを収納しているバード電子製本革ベルトケース「ラジオケース」背面リングにぶら下げ、常にiPhone 5sと共に携帯することにした。

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※バード電子の「ラジオケース」にダブルリングで「Kii」を取り付けた


なお「Kii」は今回私が購入したホワイトの他、ブラックの2種がある。そして繰り返すが「Kii」はApple社認証「Made for iPod/iPhone/iPad」を取得した正規品であり安心して利用できる。


BlueLounge Kii


ラテ飼育格闘日記(357)

前回の続きのような話になるが、 ラテと巡り会ったのは2006年11月のことだった。横浜のとある動物病院で開催された里親会に行ったことが縁を結ぶこととなった。この度、引っ越しをすることになったことでもあり、身辺を片付け始めた際にその動物病院でのエピソードに関わるアイテムが出て来た…。



2006年の11月にワンコを飼うため、それまで26年間住んでいた埼玉から現在の地に引っ越しすることに決心したがおかしな事に肝心のワンコが決まっていなかった(笑)。
ペットショップで購入するのではなく捨てられたり放棄され、保護されたワンコを飼おうと決めたものの経験のないオトーサンはもっとすんなりと…”よりどりみどり” でワンコが見つかる物と早合点していた。

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※ラテはまずまず良い子に育ったとオトーサンは考えている...


ボランティアの方々が運営するウェブサイトなどで数回接触した結果、横浜の動物病院で開催される里親会に出てみることをお勧めいただき女房と一緒に出向いた…。7年前のことである。
そうした場に出向いたことのなかったオトーサンは勝手が違うその雰囲気に些か気後れしたが、そこには10匹ほどの大小のワンコが十数人の参加者の間を行き交っていた。

オトーサンは犬種などに拘ってはいなかった…というより、ワンコは皆そんなに変わらないだろうとも考えていた節もあり、キャバリエでもよいしテリア系でもいいかな…といった程度の気持ちしかなかった。しかしその場に集められたワンコたちは厳密にいって皆雑種だったが、ダックス、キャバリア、テリアといった犬種のビジュアルが著しく現れているワンコたちは里親希望が多く、オトーサンも最初に目を付けたキャバリエとかテリアはすでに3組ほどの希望者があった。

正直どうしたらよいかも分からずにいたところ、ボランティアの女性から「すみませんがこの子のリードを持っていてくれませんか」と黄色い大型犬向けと思われる太めのリードを渡された。それがラテだったのである。
無論そのとき、ラテという名前が付いていたわけではなく一時預かりをしていた方が仮の名前を付けていたが、ともかく良くも悪くも見るからに雑種で女房いわく「犬らしい」というだけの地味なワンコだった。
オトーサンたちはラテのリードを預かりながら周りに展開する人とワンコとの接触をひと事のように眺めていたが、その約2時間ほどのうち、手中にあった生後6ヶ月ほどだというワンコは吠えも唸りもせず、初対面のオトーサンの顔を舐め、オトーサンが被っていたキャップを唾液でベトベトにした。

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※2006年11月の里親会でラテの里親になることを決めた後、女房と撮った写真。ラテは6ヶ月の子犬だった


ともかく他のワンコが吠えたり走ったり、あるいは粗相したりと騒がしい中でオトーサンがリードを預かっていたなんとも特色のない子犬の存在が少しずつ大きくなっていったのだから不思議だ。
試しにとオトーサンは子犬の口を開け、歯を診ようと指を突っ込んでみたり尻尾を掴んでみたが嫌がることもなく、ましてや唸ったり噛みついたりもせず実に従順なワンコだった。

幸い子犬はオトーサンが願っていた雌ワンコだったこともあり、女房と相談してこの子をもらい受けることにした。
係の方に確認するとまだ里親が決まっていないし、オトーサンたちが引っ越しする1ヶ月後まで預かってくれるという。それではこの子にしようと決断し、その旨を申し出たときボランティアのKさんが手近にあったリーフレットに「確認と注意事項です」と言いながら手描きしてくれた…。それが今回引き出しの奥から出て来たものなのである。

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※2006年11月の里親会でいただいた準備メモ


そこにはKさんの連絡先と共に、里親になる際の準備として必要なものと費用が書かれていた。
ワンコは仮預かりの1ヶ月の中で避妊手術してから届けてくれるとのことでその手術費用及び2回分のワクチン接種代と保護費用を負担すると共に、最低限ドライフード、食器、リード・首輪・迷子札、トイレシートを用意しておくようにとのメモ書きがなされている。
そして実際に我が家に連れてきていただいた際に誓約書にサインをすることも求められた。

縁とはまさしく不思議なものだ。この特徴のない子犬がオトーサンたちのその後の人生において大きな…とてつもなく大きな存在となっていくのだから…。



オール・イン・ワンのオーディオMIDI インターフェース「IK Multimedia iRig PRO」発売

フォーカルポイント株式会社は10月4日、IK Multimedia Production srlのiPhone、iPad、Macでの録音、作曲、演奏ですぐに使える、Lightningケーブル、Dockケーブル、USBケーブル付属のユニバーサル・オーディオMIDIインターフェース「IK Multimedia iRig PRO」を全国の家電量販店およびオーディオ専門店などを通じて発売すると発表。


IK Multimedia iRig PROは、iPhone、iPad、iPod touchとMacの両方で使える、オーディオMIDIインターフェース。ポケットに収まる小さなボディに、ギター、ベースなどのHi-Z楽器、ライン・レベル機器とマイクを接続できるよう、入力端子にはXLR/標準コンボ・コネクターを採用。MIDI鍵盤、コントローラー接続用のMIDI入力端子も装備されている。

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IK Multimediaでは、純正のギター/ベース・エフェクト & アンプ・モデリング・アプリAmpliTube、ボーカル・エフェクト・アプリVocaLive、ボイス・メモ・アプリiRig Recorder、ワークステーション音源アプリSampleTank、ピアノ音源アプリiGrand Pianoと、各種iOSアプリのFREE版を用意(App Storeでダウンロード)。iRig PROを購入したその日から演奏やレコーディングを楽しむことが出来る。
エフェクト、アンプのモデルを増やしたい方は、アプリ内課金にてAmpliTube Fender、AmpliTube Jimi Hendrix、AmpliTube Slashなど50種類以上そろったモデルを追加することもできる。iRig PROは、IK純正アプリ以外にも、Apple GarageBandなどCore Audioデジタル入力に対応したアプリケーションで使用可能。楽器、マイク、MIDIのすべてに対応したiRig PROがあれば、ほとんどのレコーディングに対応できる。iRig PROユーザーには、ユーザー限定のAmpliTubeアンプとエフェクト・モデル4種類、SampleTankのボーナス音色48個も提供される。

【主な特徴】
・Hi-Z楽器、ライン・レベル機器、マイクのバランス入力に対応した、XLR/標準コンボ・コネクター
・入力レベルをマルチ・カラーで表示するLEDを見ながらゲインを調整可能
・高品位で低ノイズなマイク、楽器対応プリアンプ
・高品位な24-bit A/Dコンバート
・iPhone、iPad、iPod touch、Mac(USB)のバス・パワーで動作
・9V電池により+48Vファンタム電源も供給可能
・軽量、コンパクトながら、気軽に持ち運べる頑丈な筐体
・Lightning、30ピン、USBケーブル付き
・AmpliTube FREE、VocaLive FREE、iRig Recorder FREE、SampleTank FREE、
 iGrand Piano FREEと豊富な無償アプリを用意
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FMACCG:ソフトウェアの部屋【6】1995年2月7日~ 1995年7月27日

我々が運営していたFMACCGは僭越ながら当時のMac環境によるCGや3Dといった最新情報とノウハウにおいても宝庫だった。プロやパワーユーザーの素直な情報が飛び交っただけでなく時にメーカーにとっても有意義な情報源となっていた。

FMACCG:ソフトウェアの部屋【6】1995年2月7日~ 1995年7月27日

【断章】
今回ご紹介する半年近い期間の間に交わされたコンピュータグラフィックス、あるいは3Dに関わるハードおよびソフトの情報は現在でも貴重なものに違いない。
特にこの時期、Macの周辺機器の販売でもお馴染みのフォーカルポイント社(当時はフォーカルポイント・コンピュータ)の社長だった恩田さん自らが参加し、最新3Dアプリのamapiのデモバージョンの提供やユーザーからのクレームなどに直接対応していた。これらはまだインターネットが我々の前には登場していなかった時代にとってメーカーとユーザーの架け橋であり両者にとって大変有益な場だったのである。

FMACCG_SOFT6_01.jpg

※1994年1月、MACWORLD Expo/SF で談笑しながら会場に入るフォーカルポイント・コンピュータ社社長(当時)の恩田英樹氏と筆者 (中央背中が恩田さん)


その具体的なやりとりをお見せできないことは今更ながら残念だが、シスオペだった私がいま読み返してみてもワクワクしてくる内容なのだ。
そして自画自賛になるが、昨今はとかくメーカーとユーザーとの間で交わされる情報となれば辛辣さが増して炎上するといったケースも目立つものの、我がFMACCGに参加した方たちの協力のおかげでそうした険悪な雰囲気には縁遠い場であったことも特筆されるに違いない。


001/512 SDI00116 松田 純一    ソフトウェアの部屋 Part-6オープン
( 7) 95/02/07 23:14

ソフトウェアの部屋 Part-5がいっぱいになりましたので
新たにソフトウェアの部屋 Part-6をオープンいたしまし
た。どうぞご利用ください。

              FMACCG SYSOP 松田純一

016/512 SDI00116 松田 純一    新次元リアルタイムモデラーAMAPIデモ版登録
( 7) 95/02/15 21:03 コメント数:4

当フォーラムで話題になっているamapiですが、今般日本の総代理店
となったフォーカルコンピュータ株式会社のお申し出によりデータ
ライブラリ#3「Utility Box」にデモ版を登録いたしました。
当amapi2.0.1のデモ版はデータのセーブができない、Exportができな
い以外はすべて商品と同じものとのことです。
興味のある方は是非ダウンロードしてお試しください。

amapi20.jpg

※3D アプリケーション「amapi 2.0」ユーザーマニュアル


なお本製品は3月1日発売とのことですがマックワールドエキスポ特別
価格で38,000円(3月1日以降は98,000円)にて販売をするそうです。
総代理店のフォーカルポイント社に対してのご意見やご注文なども書
き込んでいただくと良いかもしれませんね(^_^)。

                  FMACCG SYSOP 松田純一

021/512 SDI00116 松田 純一    RE:新次元リアルタイムモデラーAMAPIデモ版登録
( 7) 95/02/16 07:14 019へのコメント

私なんかはどちらかと言うと冷やかしユーザー(笑)の口ですが
amapiが本当に使えるツールであればあるほど日本での展開は
仕事として使うユーザー諸氏にとって重要ですね。
夢姫さんの言うとおり、私にとってはこのamapi話題性を含めて
本当によいサンフランシスコ土産となっています(^_^;)。

               FMACCG SYSOP 松田純一

041/512 SDI00116 松田 純一    RE:AMAPIデモがインストールできない?
( 7) 95/02/18 19:49 040へのコメント コメント数:1

ご指摘のとおり、どうやらダウンロードしたファイルをインストーラ
でインストールしようとするとダメなようですね(^_^;)。
ただ68系用とPowerマック用それぞれを解凍したものをそのまま使う
ことはできます。ただしそういえば私はPowerマックには製品版が入っ
ているので起動はしていませんでした。
確認してみましょう。

                   FMACCG SYSOP 松田純一

043/512 SDI00116 松田 純一    RE:AMAPIデモがインストールできない?
( 7) 95/02/18 23:06 042へのコメント コメント数:1

正規の商品版がインストールされているPowerMacintoshにあれこれと
ちゃちゃいれるの恐いから(だってプロテクション有りなので)ここは
やはり恩田さんに確認してもらいまひょ(^_^;)。
商品版がインストールされているMacintoshにデモ版を入れると問題
なく動くみたいですけど(^_^;)。ヤメトコ(笑)。

                FMACCG SYSOP 松田純一

046/512 SDI00116 松田 純一    RE:AMAPIデモがインストールできない?
( 7) 95/02/19 10:29 044へのコメント

恩田さん*1、ありがとうございます。
ご指摘のようにデモ版はプロテクトを見にいかず問題なく使える
ことは確認できまたが、製品版をインストールしている場合とそ
うでない場合に違いが生じるのではないかと考えたためです(^_^;)。
で、だとしてもプロテクトをリムーブするのは"やだな!"と言う意
味です(笑)。
また何かありましたらお教えください。

*1 フォーカルポイント・コンピュータ社の社長(当時)

               FMACCG SYSOP 松田純一

047/512 SDI00116 松田 純一    クラリスインパクト使用記
( 7) 95/02/19 16:20

クラリスインパクト使用記

クラリス社の新製品「クラリスインパクト」を早速使ってみました
のでその感想を...。
ソフトの環境は「ドロー系グラフィックソフト」、「文書統合ソフ
ト」そして「プレゼンテーションソフト」の三つに大別される機能
を持っていて起動時にそれらを選択します。
製品のパッケージに「仕事がはかどる」とか「ビジネス文書統合ソ
フト」と明記してあるようにDTPのような大かがりでない一枚物の
ビジネス文書を作るアプリととらえるべきでしょう。そして文書を
作成する時に使うであろうツールにはじつに行き届いた用意がなさ
れています。
アウトラインツール、表計算ツール、グラフツール、組織図ツール、
フローチャートツール、スケジュール管理図ツール、カレンダーツー
ル、ドローツールそして図形ツールという特化した各ツール類が用意
されているのは圧巻です。
さらに地図記号や季節のクリップアートそして罫線などなどのライブ
ラリなどと併用すると一般的なビジネス文書作成のほとんどをデザイ
ンやその仕様に頭を悩ませることなく作ることができます。

文書を作成する時、本文はともかく素人が難しいと感じるのはその全
体的な構成やデザインです。クラリスインパクトはそうした一般のビ
ジネスの場で考えられる多くのモデルツールと呼ばれるグラフィック
機能をサポートした点で評価されると思います。
したがってクラリスインパクトは様式という意味において、文字どお
りのオリジナル文書を作るにはあまり適しておらず、仕様として備わ
っているテンプレート機能とでも呼ぶべき既製品を縦横無尽に使いこ
なしてビジネス文書を作成する一般のビジネスマン向きの製品と言え
ます。
なおプレゼン機能はアルダス社のPersuationでしたか...と比べれば簡
便な機能しか持っていませんがQuickTime Movie利用もサポートして
いますし一般的なスライドショー利用には十分なものでしょう。

私はどうしてもクラリスワークスと比較して見てしまいますが、データ
ベース機能を別にすればクラリスワークスの「ワークス」にこだわれば
このクラリスインパクトはクラリスワークスの強力なアップデート版と
も言えると思います。
ビジネス文書と呼ばれる印刷物を日々作成するユーザーには便利なソフ
トには間違いありません。

             FMACCG SYSOP 松田純一

089/512 SDI00116 松田 純一    Paint Alchemy 2が来た
( 7) 95/03/03 13:35 コメント数:1

この一月のサンフランシスコEXPOでのこと、XAOS ToolsでPhotoshop
のプラグインツール「Paint Alchemy」を買いましたがその時にPower
Macintoshバージョンが近々できるので今買うと無料で送るよ...と言わ
れていました。
今日そのPaint Alchemy 2が送られてきましたよん! (^_^)。
パッケージがごく普通の箱形に変わっていましたが相変わらずおしゃれ
なデザインです。
楽しみ、楽しみ.....。

                  FMACCG SYSOP 松田純一

202/512 SDI00116 松田 純一    RE:PPC/Pバテソロは未だベータ
( 7) 95/03/27 23:28 201へのコメント コメント数:1

#201で紹介されている作品をデータライブラリ#2に登録しました。
是非ご覧ください(^_^)。
==============================================================
作者は有田さんでーす!
(筒も化けるゾ.movie)
 RIBでアニメできるピクセルパティソロを使ったサンプルムーヴィーです.
 スプラインモデラなので、ポリポリカクカクしていません.
 
 シリンダ1っこから、どんどん変位させていくという内容ですが、
 カメラモーションのRIB出しが未だベータ版の悲しさでバグっているので
 固定位置からの視界となりました.(^^;)
 変位を見ることが目的なので、シンプルなシェーダしか張り付けておりません.
 勘の良い人なら、いろんな発展性を診ることができるかもしれませんね.
==============================================================
(空間の歪みとは?.movie)
 RIBでアニメできるピクセルパティソロを使ったサンプルムーヴィー
 第二弾です.
 中央部分に、空間の歪みを設定しています.(半透明ブツ内部)
 それを玉が通過すると、あら、まぁ不思議...
 これもいろいろ応用が効きよーですねぇ.(^^)
==============================================================
                          以上

                  FMACCG SYSOP 松田純一(SDI00116)


274/512 SDI00116 松田 純一    Online作家ライブラリスタック登場
( 7) 95/05/07 23:19

データライブラリ#3のUtility BoxにKUMA工房さん作のユーテイリティ
スタックが登録されました。
便利そうですねぇ(^_^)。

================作者補足説明より抜粋====================
【ソフト名】:Online作家ライブラリ
【バージョン】:Ver.1.0.0

Onlineソフトを時々ダウンロードされる方で、作者ごとにデータが分類され
ていたらいいなと思われる方、頻繁にアップロードをしているOnlineソフト
作者で自分の作品をもっと効率的に管理したいと思われる方、日常的にネッ
トをブラウズしている編集者や業界の方々、そんな皆様のご要望にお応えで
きるスタックではないかと思います。是非ネットライフの友にこの一品を!

◆このスタックの機能
1. ComNiftyのログのライブラリ一覧を読込み各登録者毎のデータ一覧カ
  ードファイルを作成します
2. 各フォーラムのデータライブラリ毎に管理できます
3. マークされた任意のカードのみを複写して別のスタックファイルを作成
  できます
4. 作品数、参照数、初登場月等の集計ができます
5. 様々な項目をキーにしてファイル単位、カード単位のソートができます
6. 各カードからその作者へのメール、各データオートダウンロード用ファ
  イルの作成ができます
7. フリーキーワードによる検索ができます
================抜粋終わり=============================

                  FMACCG SYSOP 松田純一

292/512 SDI00116 松田 純一    RE:アニメーション・マスターVER.3・?
( 7) 95/05/18 07:42 291へのコメント

牽牛さん、ご無沙汰しております。

>アニメーション用のセル板が、世界レベルで製造中止になったとか...

あら、そうなんですか。100%デジタルになっちゃうのかな(^_^;)。
買い占めておくとよいかも(そんなことはないでしょうね)。
アニメーションマスターの作品、期待してお待ちしておりますので宜し
くお願いします。

>個人的にも オウムを研究したりしていたので...

私は研究はしてませんが(^_^;)何で現代に生きている一般人があんなに
もたやすく? モーフィング(^_^;)し洗脳されてしまうのかは大変興味
があります。
人生最大の研究課題は「人間」だと思ってますので...

                  FMACCG SYSOP 松田純一

295/512 SDI00116 松田 純一    RE:アニメーション・マスターVER.3・?
( 7) 95/05/18 15:05 291へのコメント コメント数:1

データライブラリ#2に牽牛さん作の牽牛3D「女性像」を登録
しました。
どうぞご覧ください。

              FMACCG SYSOP 松田純一

322/512 SDI00116 松田 純一    「Utility Box」に登録ソフトのご案内
( 7) 95/05/27 09:44

データライブラリ#3「Utility Box」に以下二つのソフトが登録され
ましたのでお知らせいたします。
ご活用ください。

     ソフト名        作 者(敬称略)
1)RibFilterII Ver.0.96 (PPC)     Studio Ellipse 
  
2)Online作家ライブラリV1.1.0   KUMA工房

====================================================
                 FMACCG SYSOP 松田 純一

324/512 SDI00116 松田 純一    WordPerfect3.0のメンテナンスディスクやっと到着
( 7) 95/05/29 21:46 コメント数:1

帰宅したらWordPerfect3.0のメンテナンスディスクが届いていま
した。これは漢字Talk7.5によるインライン変換の不都合を修正
するメンテナンスプログラムだそうです。
ついでに(^_^;)新バージョン3.1Jの有料バージョンアップ案内も
同封されていましたが、こちらはDrag&Drop、QuickDrawGX、Apple
Guide、PowerTalkなど漢字Talk7.5の新機能をサポートしていると
のことです。
CD-ROM版が5150円、フロッピーディスク版が5665円となってました。

                  FMACCG SYSOP 松田 純一

326/512 SDI00116 松田 純一  RE:WordPerfect3.0のメンテナンスディスクやっと到着
( 7) 95/05/30 07:05 325へのコメント

おとなしくない私は(笑)、FAXで修正版希望を出しました(^_^;)。
私共などと違い(^_^;)ユーザーサポートの良さを第一にアピール
しているノベル社ですから...と思って電話を試みましたが全く
つながりませんでした(ヤブヘビカナ...笑)。
私も最初のMacintosh用日本語ワープロはEGWORDでしたし、当時は
それしかなかったですものね。
今のところ私はワードパーフェクトでATOK8を使うのをよしとして
いますが日本語ワープロソフトというのは利用者が多い分、難し
い製品ですね。
当社にも一時、超高速エディター開発の発案があったのですが.....
今ではビジネスになりませんねぇ(^_^;)。普通のワープロでは。

              FMACCG SYSOP 松田純一

335/512 SDI00116 松田 純一 RE:RE^2:WordPerfect3.0のメンテナンスディスクやっ
( 7) 95/06/05 11:24 333へのコメント コメント数:2

まあ、ソフトウェアの仕様・機能の肥大化の責任の一端は利用者側
にもあるのではないでしょうか。
雑誌などで機能比較と称してすぐ○×式のをやるでしょう(^_^;)。
ああいうのだと、やはり○が多いのが高機能だと思うようですし
同じ価格なら多機能の方がお得...と考えてしまうのかも。
メーカー側はそれに引っ張られて競争に競争を重ねると、重装備で
重いアプリになってしまい開発期間もかかるしコストもかかると言
う悪循環。
OpenDocがこの悪循環を断ち切れるといいですよね。

繰り返しますが、ソフトウェアという製品に対する認識が他の製品
と比較して不透明な部分もあるのかも知れませんがどうも甘いとい
うか貧弱な方たちも多いような気がします。
一つ実例を挙げますとね...
当社のとある製品ユーザー様から帰ってきた登録カードのご意見覧
に「フロッピーディスク一枚でこの価格では高い」という苦笑いを
せざるを得ないことをお書きになる方もおります(^_^;)。
ソフトウェアは「量」とか「かさ」で買う物ではないと思いますが
実際にそう思っている人が多いため、パッケージも大きくなるしい
わゆるおまけ合戦もし烈になっているようです。
とても難しい問題です!!

                 FMACCG SYSOP 松田純一

3347/512 SDI00116 松田 純一    RE:PPSの新IK仕様
( 7) 95/06/09 17:07 345へのコメント

》...「しわよせだな・・・」と...

?!?!?!?!? \(^.^)/...どっひゃぁ...(笑)。


         FMACCG SYSOP 松田純一(匿名希望)

431/512 SDI00116 松田 純一    一太郎の案内がどさっと届いた
( 7) 95/07/01 22:23 コメント数:2

グラフィックとは関係ありませんけど、一日に4通もMacintosh版
一太郎の案内が届きました(^_^;)。確かに現在ATOK8のユーザー
ですし、かつては98で一太郎のバージョン3までは使っていました。
他のフォーラムなどでの情報だとイマイチのようですが、内容を
見ない内に判断もできないので申し込んでみましたが(^_^;)...。
それより一緒にDMの中に入っていたDynaFont-TTM 17書体パックの
方に目がいき、一緒に申し込みましたがこのTrueTypeフォントの方
が楽しみです(笑)。
しかし17書体がCD-ROMで税込み9,991円というのですから...安い!

                 FMACCG SYSOP 松田 純一

433/512 SDI00116 松田 純一    RE:一太郎の案内がどさっと届いた
( 7) 95/07/02 11:20 432へのコメント

野村さん、貴重なポイントありがとうございます(^_^)。
へえー...すっぴんの7.1だとダメなんですか。

私のように適当なプリントアウトや、モニタ上のデザインなど
の範囲で済むものはTrueTypeフォントで十分ですから...。
最近は何かフォントコレクタになっています(笑)。

              FMACCG SYSOP 松田 純一

438/512 SDI00116 松田 純一    RE:一太郎の案内がどさっと届いた
( 7) 95/07/08 14:47 437へのコメント

はい...昨日秋葉原のラオックスMAC館でも9,600円で売ってました(^_^;)。
DMでCD-ROM3枚注文した私としては少々頭にきたが(笑)、フォントも随分
と安くなったことは嬉しいです。

                   FMACCG SYSOP 松田 純一

442/512 SDI00116 松田 純一    ウォークスルー・プロ2.0Jとは...
( 7) 95/07/14 08:45 コメント数:1

最近とみに3Dには縁のない私ですが、昨日家に帰ったらDMが届いて
まして「ウォークスルー・プロ2.0J」の特別販売案内でした。
ヴァータスVRのユーザーだということでラムズ(株)よりの案内
をいただいたようです。
価格は148,000円のところを88,800円とのことです。
3Dアプリとしての総合能力はこのチラシだけではよく分かりませんが
ヴァータスVRのオリジナルギャラリーを作るのが第一の目的として
ならとても面白そうです。
ウォークスルーの軌跡を再生しアニメーションとすることも出来る
し、ライブラリウィンドウにはあらかじめモデリングされた家具や
オフィス機器、人物などが500以上納められていることなどを考える
とチト心が騒ぎます(^_^;)。
カタログによればこの製品のカテゴリーはこれまでのものだけでは
なくCAV(Computer Aided Visualization)とし、コンピュータによる視覚
化支援システムと位置づけています。
またランタイムモジュール(Macintosh版とWindows版の両方)が同梱さ
れているため、クロスプラットフォームで同じデータを活用できる
ようです。

で、2.0と言うからには1.0があったのですかねぇ...知らなかった(^_^;)。

                FMACCG SYSOP 松田純一

447/512 SDI00116 松田 純一    RE:PixelCat 1.6.7をアップしました
( 7) 95/07/18 20:41 446へのコメント コメント数:1

PixelCat 1.6.7のアップロードありがとうございます。早速登録させ
ていただき旧バージョンはご指示のとおり削除させていただきました。
私自身もたまたま便利に使わせていただいてまーす(^_^)y

                     FMACCG SYSOP 松田 純一

459/512 SDI00116 松田 純一    RE:(続続)MacRenderMan開発打ち切り
( 7) 95/07/20 07:26 457へのコメント コメント数:1

レンダーマンですが、私はMacintoshの未来とかQD3Dの今後に大きな
影響を与えるとは考えていません(^_^)。Pixar自身、有田さんのご意見か
らも察することができるようにビジネスにならない、手間がかかる世界
に嫌気がさしたのだと思います。
で、大切なのはMacintoshは確かにパソコンとしてはハイエンドマシンか
も知れませんが依然としてワークステーションではないということです。
嬉しいことにここ数年、Macintoshをはじめとしてパソコンの能力とワー
クステーションの能力とは近づいてきましたが当然の事ながら開発のコン
セプトからして違うワークステーションとの特にグラフィック能力には
まだまだ大きな違いがあって当然でしょうね。
その顕著な分野が3Dだと言えます。
逆にこのワークステーションは私たちがMacintoshを日々使っているよう
に手軽にあれこれのアプリを使い回しているようなことはコストを考えて
も不得手ですし、その住み分けがまたまたはっきり出てくるのかも知れま
せん。
ただ、PixarがMacintosh、すなわちパソコンを見限ったとすればその判断
が企業として正解かどうか...しばらくすれば分かるでしょう。
私には近視眼的判断としか写りませんが、それだけPixar社もいろいろと
大変なのかも知れません。

ちなみに私もマック・レンダマンのv1.0ユーザーなんであります(笑)。

                   FMACCG SYSOP 松田純一

470/512 SDI00116 松田 純一    一太郎とWordPerfect3.1到着
( 7) 95/07/22 22:31 コメント数:2

エアコンは故障するは、なにかと忙しいやら...のところにやっとWordPer
fect3.1Jと、一太郎が届きました!(^_^;)。
ここのところグラフィックスとは関係ない、逆引き郵便番号辞書とかボキャ
ブラリ辞書だなんてものを買いあさり試しているので早速両者ワープロで
いろいろ使ってみましたがWordPerfect3.1Jはなかなかよくなったみたい。

私事ですが、単行本を一冊急いで書かなければならないのでまずは安定した
このWordPerfect3.1Jを使ってみようと思っています。
で、一太郎ですが...うーん...これを評価するのはとても難しい。
なぜならその昔、バージョン3まで一太郎を使っていた私にとって知らない
仲ではありませんが(笑)「一太郎は98に限る」という感じを強く持ちました(爆笑)。
このMacintosh版の一太郎、私にとってMacintoshのアプリとしてはとても
使いにくいのです。その操作性をWindows版などと統一したいと考えたこ
とは分からないでもありませんが、Macintoshバージョンとしてもっともっと
Macintoshに特化した一太郎であって欲しいと思います。
だってハードウェアのコンセプト、OSのコンセプトが違うのですから違って
も当然だと思うのですがねぇ。
さすがにescキーによるメニュー...という機能はありませんが、画面のモー
ド切替なども、Macintoshになぜ必要なのかというコンセプトが分かりませ
ん(^_^;)。その画面モードも高速にすればPowerMacintoshでは十分な速さ
ですが精細モードというイメージモードでは描き替えが起こりますし、表示
上も見にくくこれで長い文章はうてません。そして相変わらず横倍角や縦は
倍角そして4倍角などという、ポイント指定が出来ない時代の産物が残ってい
るなど釈然としないものがあります。

私自身は最初の単行本「図形処理名人 花子」を98と一太郎で書きましたの
で一太郎そのものには前記したとおり理解があるほうですが、コンセプトを
そのままMacintoshに持ってきたところに大きな無理があったように思いま
す。

FMACCG_SOFT6_02_20130929111008fc0.jpg

※1987年技術評論社刊「図形処理名人 花子」はベストセラーとなった


現在日本語ワープロの世界は熾烈な戦いをしています。これではMacintosh
の日本語ワープロとして戦いに勝ち抜くのはかなり難しいと感じました。
機能のひとつひとつの善し悪しではなく、何故Macintoshの日本語ワープロ
なのか...というポイントをもう一度考えて欲しいと思うのですが...。

                   FMACCG SYSOP 松田 純一


510/512 SDI00116 松田 純一    RE:RE^3:ShadeIII屈折率
( 7) 95/07/27 07:24 502へのコメント

試してみたい....で思い出しましたが私もひとつだけ3Dで確認して
みたいものがあります(^_^;)。
まず完全な球体を作り、その内側を全面鏡とし視点、つまり私自身
をその球体内側の中心に置きます。光源は適当で見えればいいので
すが、どんな世界なのでしょうかねぇ(笑)。
この世界、ご存じの方も多いと思いますが江戸川乱歩の小説にある
んですよ。鏡とかレンズマニアの主人公があれこれとけったいな物
を作ったあげく前記したような鏡を張り巡らせた球体の中で発狂して
いる!!というストーリーでした*2。
中学生時代に読んだこの世界が妙に頭にこびりついていて離れせん
ので一度試してみたいと思うのですが(笑)。発狂するかな(^_^;)。

*2 江戸川乱歩「鏡地獄」

                  FMACCG SYSOP 松田純一

512/512 SDI00116 松田 純一   ソフトウェアの部屋 Part-7オープン
( 7) 95/07/27 09:27

会議室が満杯になりましたのでクローズさせていただき
あらたにソフトウェアの部屋 Part-7をオープンいたしま
すのでご利用ください。

              FMACCG SYSOP 松田純一


ファイルメーカー、「 ひとつ買って、ふたりで使おう! 」スペシャルオファー開始

ファイルメーカー株式会社は 10月3日、FileMaker Pro 12(税別希望小売価格:38,000円)または FileMaker Pro 12 Advanced(税別希望小売価格:58,000円)を購入したお客様に、さらにもうひとつ追加のダウンロード版を提供するスペシャルオファー「FileMaker Pro 12 ひとつ買って、ふたりで使おう!」を開始したと発表。


このスペシャルオファーで提供される追加のダウンロード版ソフトウェアは、自分の組織や会社内で使うことも、家族や友人、同僚や顧客などに贈ることもできる。
FileMaker Pro 12やFileMaker Pro 12 Aavancedを使うことで、iPad、iPhone、Windows、Mac、Web上でカスタム業務ソリューションを簡単に作成することができ、両製品ともユーザーフレンドリーなテーマやスターターソリューションと呼ばれるテンプレートのほか、使い易いデザイン支援ツールを備えており、生産性を上げるためのソリューションを高速に構築することができる。

FileMaker12.jpg


また、このスペシャルオファーのキャンペーン製品を購入すると、追加コストなしで、公式トレーニング教材のFileMaker Training Series(FTS)も受け取ることができる。FTSを使えば、FileMaker 12製品ラインの必須知識を自分のペースで簡単に習得可能。

このオファーは、2週間の期間限定。本日より2013年10月17日までの間にFileMaker Storeで購入されるフルバージョンのFileMaker Pro 12およびFileMaker Pro 12 Advancedのダウンロード製品が対象で、個人や家庭もしくは会社などの組織ひとつにつき1回までに限られる。
提供する追加のダウンロード版ソフトウェア(再販不可)は、通常のフルバージョンと同様の全機能を使用することができ、WindowsでもMacでも動作する。

■FileMaker スペシャルオファー



iPhoneやiPadから明るさや色を自在に調節可能「Tabu Lumen スマートLED電球」発売

フォーカルポイント株式会社は10月2日、Tabuと日本国内における総代理店契約を締結し、同社のiPhoneやiPadからライトの明るさや色を自由自在に調節できるBluetooth SMARTを搭載したスマートLED電球「Tabu Lumen スマートLED電球」(タブ ルーメン スマートエルイーディー電球)を全国の家電量販店および雑貨店舗などを通じて発売すると発表。なお同社の運営するオンラインストアでも8,980円(税込)で予約受付中。


Tabu Lumen スマートLED電球は、電球本体にBluetooth SMART (Bluetooth 4.0)を搭載することで、iPhoneやiPadからライトの明るさや色を自由自在に調節できる画期的なスマートLED電球。Bluetooth 4.0に対応したiPhoneやiPadとペアリングして、専用のアプリケーションからLED電球の明るさや色をコントロールすることが可能。

TabuLumen.jpg


Lumen スマートLED電球は、通常の電球と同様、ソケットに電球を取り付けるだけで簡単にセットアップ完了。電球本体に内蔵されているBluetoothを使用してiPhoneやiPadと直接ペアリングするため、別途ベースステーションなどの機器やWi-Fi環境は不要。
Lumen スマートLED電球のライトの明るさや色を調節するためには、App Storeから無料でダウンロードできる純正アプリケーション「Tabu Lumen」を使用。光は1,600万色ものバリエーションから自由自在に変えられ、明るさも調節できるため、Lumen スマートLED電球を使用すると調光器を設置する必要もない。

[製品仕様]
    光色:電球色/RGB
   全光束:400lm(一般電球40W形相当)
定格消費電力:7W(電球色)、3W(RGB)
  設計寿命:30,000時間
    質量:164g
  外形寸法:外径59mm、全長122mm
    口金:E26

[同梱品]
Tabu Lumen スマートLED電球 本体
日本語マニュアル
製品保証書

[対応モデル]
iPhone 5s
iPhone 5c
iPhone 5
iPhone 4s
iPod touch(第5世代)
iPad (第3世代、第4世代)
iPad mini

[専用アプリケーション]
Tabu Lumen

価格はオープンプライスだが、オンライン直販価格:8,980円(税込)。発売時期は10月下旬。

Tabu Lumen スマートLED電球


「スティーブ・ジョブズ 1995 〜ロスト・インタビュー」の注目すべき点

スティーブ・ジョブズ 1995 ~ロスト・インタビュー(講談社刊)だが、その売り文句である「大半がこれまで一度も公開されていない映像」という点は間違い無いことだがその内容のほとんどは周知のことでもある。ただ貴重なのはそれをスティーブ・ジョブズ本人の口から聞けることだが、注視すべき発言も多い。


今回は本書の中でスティーブ・ジョブズが発言している内容の内、注目すべき点の第1回目をご紹介してみたい。初回のテーマは「スティーブ・ジョブズはApple初期の成功に対してほとんど貢献していない…」という話や「ジョブズはテクノロジーやコンピュータに関して素人」説への反論および考察である。

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※「スティーブ・ジョブズ 1995 ~ロスト・インタビュー(講談社刊)」表紙


Appleはご承知のようにスティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアックの2人で設立されたということになっている。実際にはもう1人ロン・ウェインという人物が関わっていたが2週間ほどで離脱したこともあってその後表には出なかったという経緯があった。
それはともかくウォズニアックが天才技術者としてApple I やApple II を独力で開発したのに対してスティーブ・ジョブズは技術のことなどろくに知らない人物であり、ウォズニアックの力に乗っただけの男だ…という話がまことしやかに流れた時期もあった。
相棒のウォズニアック自体、「私はコンピュータの技術者ですが、スティーブ(ジョブズ)は違います。彼はエンジニアの指向を理解していませんでした」とApple IIのスロットの是非について対立した時の様子を語っている(マッキントッシュ伝説)。

ではスティーブ・ジョブズは電子工学やコンピュータの基本をまったく知らなかったのか…といえばそんなことはない。
そもそもウォズニアックがジョブズと出会い、彼を気に入ったのはボブ・ディランが好きなこと、悪戯好きといった共通点はもとより、ウォズニアックが話すエレクトロニクスのあれこれを周りの誰よりも理解してくれるからだとウォズニアック自身が話している。事実ジョブズは子供の頃から養父が持ち帰ったレーザーの部品を使ってオモチャを作ったり、回数計を部品レベルから組み立てたりと自身ではエレクトロニクスに関してかなりの自信を持っていたようだ。しかしウォズニアックが自分より電子機器のことをよく知っていることを喜んだというからジョブズがまったくなにも知らなかったわけではないのだ。

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※1977年に開催の第1回ウエストコースト・コンピュータフェアの自社ブースにてジョブズとウォズニアックのツーショット。ウォズの格好は贔屓目に見てもビジネスモードではない(笑)


確かにウォズニアックはエンジニアだった父親の影響もあり、子供のときから天才的な閃きを持った人物だったが、カリフォルニア大学バークレー校で電子工学の学位を取得したのは1986年6月になってからだ。
ともあれスティーブ・ジョブズ自身は「スティーブ・ジョブズ 1995 ~ロスト・インタビュー」の中で12歳当時にタイムシェアリング端末を見てコンピュータに魅惑されたこと。BASICやAPLによる自身のプログラミング体験を語り、さらにコンピュータ科学を一般教養と捉え、皆がプログラミングを学ぶコースを必須科目にすべきだと発言している。また程度問題は不明ながらアタリ社でジョブズはウォズニアックと電子部品(チップとか配線)をハンダ不要のブレッドボード(試作用基板)に配置しワイヤラッピングしていたというから、自身で何かを設計という能力はなかったにせよエレクトロニクスの基礎は理解していたと考えて間違いないと思う。

話は少し遡るが、長距離電話もただでかけられるブルー・ボックスをウォズニアックが作った際に「ラッキーなことに、その少し前にスティーブ(ジョブズ)が周波数カウンターを組み立てていた。それと自作したトーン・ジェネレータを組み合わせ、発生するトーンを測定した…」とウォズニアック自身が自著「アップルを創った怪物」で語っている。
また結論めくがスティーブ・ジョブズがある意味、型にはまったエンジニアでなかったことが皮肉にも今日の成功をもたらしたことは間違いない。

確かにマシンをオープンにするかクローズにするか、あるいはスロットはいるのかいらないのか…という点でウォズニアックと争ったこともあったしApple IIの成功はウォズの主張どおりオープンなマシン、スロットを複数持った設計が成功の鍵だった。ただしそれも時代という背景を抜きにして評価しては片手落ちだろう。なぜなら現在のiPhoneやiPadなどは勿論 iMacも間違いなくユーザーが本体を開け製品の内部へアクセスすることを考慮していない設計だが、誰もそれに文句はいわない(笑)。

それから気になることは、どうもスティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアックを並べて論ずるとウォズニアックは善人だがジョブズは悪役といった感じを受けがちだ。事実ウォズニアックの行動には仲間を裏切らない温かい心根を感じられるが、だからといって彼の主張を100%鵜呑みにしてよいか…となれば話は別だ。
例えばAppleの歴史を語るとき、避けて通れないことのひとつはApple I の開発に関してのエピソードだ。
私自身がエンジニアとかプログラマではなく営業畑、経営側の役割を果たしてきたから余計に感じるのだろうが、例えばウォズニアックが「Apple I は私1人で開発したんだ」というその物言いが少々気になるのだ。

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※それぞれ自身のオフィススペースで撮られた写真だが、いかにも人の良さが滲み出ているスティーブ・ウォズニアック(上)と相変わらず気むずかしい表情のスティーブ・ジョブズ(下)


勿論それは正しいに違いない。設計から開発製造に至る一貫した物作りは間違いなくウォズニアックが1人でやったに違いないのだ。その功績を貶めるつもりはまったくないが、Apple I を作るに至るきっかけや環境作りを精査するとそこにスティーブ・ジョブズの姿がはっきりと見え隠れすることも間違いない。
例えばウォズニアックは高価で手に入らないと諦めていたDRAMをジョブズがインテルからただでもらってきたり、Apple I のボードをプリント基板化し量産して販売するというアイデアはジョブズが言い出した事だという。そのプリント基板を揃えるためにジョブズは車を、ウォズニアックは電卓を売り最初期の起業資金とした…。

さらにいえばAppleという会社を始めようと言い出したのもジョブズだ。こうした要素がなければAppleという会社は存在しなかったしApple IIは勿論Apple Iという存在もただ一個人が趣味で作っただけのものであり、歴史の闇の中に埋もれてしまったに違いない。なにしろそもそもウォズニアックの作りたかったのは自分や仲間のためのコンピュータであり会社ではなかった…。
繰り返すがこうした一連の考察はウォズニアックの業績を卑しめるためではなく、Appleや黎明期の製品開発に関してスティーブ・ジョブズがなにも貢献していないと考える風潮がある点を糺したいからだ。

そういえば1976年にApple Computer社を設立するとき、ウォズニアックの父はスティーブ・ジョブズが息子のウォズニアックと儲けを折半すると聞き「くそったれ!」と不快を隠そうとはしなかった。なぜなら彼は息子がジョブズに利用されるだけと考えたからだ。
さらに、リード大学の一年生のとき友人となり、一緒にインドまで旅してApple最初期の社員となったダニエル・コトキでさえ「彼はAppleの初期の成功に対してほとんど貢献していない…」という発言をしている。彼は在職中にジョブズに嫌われたというから、少々屈折した感情を持っているのかも知れないが…。
さらにコトキはいう…。「ウォズニアックはジョブズのことをマーケティングの天才だと言っていた。まさにその通りだ。マーケティングの力を生かすためには、良い製品が必要だ。その意味でジョブズは幸運だった。」と(「日経ビジネスONLINE~アップルの操業社員が語るジョブズ氏の素顔」参照)。

このコトキの物言いはまるでAppleがたまたま良い製品を生んだからジョブズの存在する意味が生まれ、活躍の場ができたというようにとれる。果たしてそうだろうか…。
Appleが誕生するにはウォズアックの天才的な閃きと技術力が不可欠だったことは確かだ。しかし繰り返しになるがApple I をバイトショップに販売し起業のきっかけを作ったのはジョブズだ。Appleという会社を作ろうとウォズニアックを説得したのもジョブズだった。そしてApple II を樹脂製のケースに収めカラフルな6色アップルロゴをと奔走したのもジョブズだった。
Apple II が存在したから、Macintoshが開発できたから、iPodが生まれたから、iPhoneがあったからスティーブ・ジョブズという人物が一躍脚光を浴びたというとらえ方があるとすればそれは逆だろう。ジョブズが欲のないウォズニアックの尻を叩きApple I やApple II を開発させ、宇宙を凹ませようとMacintosh開発チームを奮い立たせ、それまで隠れていたジョナサン・アイブの能力を引き出したからこそ良いプロダクトが生まれたのだ。
したがってマーケティングの天才というより、やはり天性のビジョナリーというべきだろう…。

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※1976年当時のジョブズとウォズニアック


とはいえ実際問題、ジョブズはAppleを売り込むために自身の役割を必要以上に大きくアピールしたことは間違いないし、彼が発想したと思われているものでも、実際には彼の発想ではなかったケースも多々あるに違いない。しかし語弊があるかも知れないが、企業のCEOであったり会長という職の立場で物を売るとき「私の会社が作った○○」といった意味合いはまったくの間違いではないし一般的には実際に汗を流した開発者らの名が表に出ることは少ない。なぜなら企業や組織にとって新しい物作りを実行するにはアイデアとか開発力、技術力以前に当該開発を予算面や人事面などと 鑑み、リスクを考慮しつつゴーサインを出すのは企業のトップであり経営側なのだ。
だから例えばMacintoshの生みの親はビル・アトキンソンでもなければアンディ・ハーツフェルドでもなくジェフ・ラスキンでもなく、それはスティーブ・ジョブズに帰せられることでありAppleという会社の功績なのだ。

そしてソニーのウォークマンの開発とくれば一般的にオーディオ事業部長であった大曾根幸三を思い浮かべる人はほとんどなく、当時会長だった盛田昭夫の功績と評価されるのが普通だろう。
またホンダのスーパーカブと聞けばやはり本田宗一郎の顔が浮かび、その右腕であり実際の功労者であった藤沢武夫を知る人はこれまたほとんどいないに違いない。
良くも悪くも企業とはそうしたものであり、さらに申し上げれば良い製品を作ったとしても広告や営業努力なくして簡単にヒットするわけではないのである。

今回私は少々スティーブ・ジョブズに寛容すぎるかも知れないが(笑)、Appleの強みはスティーブ・ジョブズ自身が広告塔でありショーマンだった点なのだ。そして考えてもみていただきたい。たとえばの話、1976年に起業したApple Computer社にもしスティーブ・ジョブズという男がいなかったら…ということを…(笑)。まあまあ最初から成り立たない話ではあるが、ウォズニアックとロン・ウェインで起業したと仮定しても現実問題今日の成功を思い浮かべられる要素はほとんどない…。
Appleの成功はスティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアック2人の存在が不可欠だったのだ。

ただし残念ながらジョブズとウォズニアックの役割分担に関してその後しばらく「ジョブズは口先だけで何もしていない」という評価が続く。しかしAppleの成功なくしてウォズニアックの成功もなかったことは間違い無いし、現在ではジョブズがAppleにとっていかに大きな存在であり必要不可欠な人材であったかを疑る人はいないだろう。
それにウォズニアックの最近の言動を見ていると、彼の人の良さは相変わらずだとしてもどこかもどかしいものを感じるのは私だけだろうか。
それは彼の言動はいまだに影響力が大きいからでもあるが、例えばAppleに対するアドバイスにしても、新製品に対するコメント、あるいは「Steve Jobs」の映画の出来に関しての評価や意見はメディアや一般ユーザーに発するのではあまり意味がない…。
自身が言うように現在でも…形だけだとしてもウォズニアックがAppleに席を置いているのなら、是非積極的に組織…核の中に入り動いて欲しい。
シャイだからとか対人関係が苦手…といった話は若い時ならいざ知らず、いまの彼の立場では通用しないと思う。ジョブズ不在を乗り越えてより良いAppleを、より良い製品をとウォズニアックが本当に願うのなら、彼自身Appleで相応の仕事をしてみて欲しいと思うのは私だけではないだろう。でなければただのノイズになってしまうし勿体ない…ではないか。


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appletechlab

Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員